ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

グラスのこと・・・・

2015年05月17日 02時19分04秒 | ワインの事
多くの方は「ワインにはそれぞれ合うグラスがある」ということは聞いています。

また実際に「合うと思われるグラス」で楽しんでおられるはずです。


しかし、実は「そのグラスは価格の半分も楽しめない」という組み合わせもあるんです。


と、いうようなことはそむりえ亭で時折体験して頂いていますが、まだまだ浸透というには遠い感じ・・・・



いや、ご家庭やお気軽な居酒屋的な所で飲む「お気軽価格のワイン」は仮にグラスを間違っても「悔しさはない」という事になるかも知れません。

お気軽でいいのです。


が、そんな方でも年に一度や二度は数千円から数万円のワインを飲む機会があるやもしれません。

そういう時にこそ、グラスの知恵があることで美味しく頂けるのです


意外なのが「ワイン通」と言われる人達に初心者が混じった時に「高そうなワインやったけど焼酎の方がええわ」と言われるのですね。
聞いてみれば、凄いワインを持ち寄っているのにグラスや温度は適当、マリアージュも適当、だったりするのです。


ちなみに今月はオレゴンのピノノワールが開いていますが、そむりえ亭ではオレゴン用のグラスを使っています。

合うように開発されているのですから当然香りも広がり、味わいも芳醇です。
で、このグラスに「同じピノノワールだから」とブルゴーニュの高級なピノノワールを入れても香りも味わいもマイナスなんですね。
なかなか信じられない人も多いのです。

今月、来月はこのグラスで「グラスの大切さ」を感じていただくことが可能です。

よろしければ「ピノのグラス違いを試させて!!!」とお声掛けください。

面白いですよ!!



                    樋口誠