ワインの消費量は伸びています。
おそらく2015年の統計が出れば3.5リットル位になっているのかな、とも思います。
思い返せば私がソムリエを始めたころ=1987年の数値は成人一人当たり一年で0.7リットル程。
その前の成人した頃に至っては0.3リットル台。
1995年に「ポリフェノール」のキーワードと「田崎眞也さんが世界一」で1.2リットル。
そこからぐんぐん伸びだして1998年には2.5リットルまで高まります。
凄い勢いに感じました。
そこから階段の踊り場状態で2011年までは増えていませんでした。
それが3リットルを超えて・・・・・・
とは言えまだ大人が一年でボトル(750㏄)を4本と少し。
「ワインも認知された」とは言い難い数字です。
フランスやイタリアは減ってきたとはいえ日本の15倍くらいありますしね!!
いえいえ、ここは日本です。
ワインだけが伸びればいいとは思っていません。
でも「自分の生活を支える仕事」ですから頑張らねばならないんですね。
自分のしてきたことを振り返ると
1:グラスワインを当たり前のものにする
2:グラスワインで料理に合わせる
3:フランス一辺倒をやめる
4:大阪らしいサービスでテーブルに笑いを
位でしょうか?
いいえ、それも髪の毛の太さも貢献していないかもしれませんが・・・・
これからも「どうすれば良いのか?」を考えなければいけません。
しかし、若い人に言っておきたいのは「基礎技術」や「スピード」です。
「あそこのテーブルとこちらのカウンター」を同時に進行できる技術、スピード。
オーダーを受けてお出しするまで「待たせない」スピード。
だってビールや日本酒のほうが早く出せるんですから「ワインは遅いし面倒くさい」と思わせてはなりませんよね。
また家でワインを飲むのを嫌がった私の両親の理由は「コルクを開けるのが面倒」だったりします。
スクリューキャップが増えたとはいえ、まだまだです。
そういうところと「美味しい温度設定の方法」をお客様に伝授できればもう少し伸びるんだろうと思っています。
この30数年、飲食に携わって「長足の進歩」はないと肌で感じていますから、気長にやっていきたいですね!!
樋口誠
おそらく2015年の統計が出れば3.5リットル位になっているのかな、とも思います。
思い返せば私がソムリエを始めたころ=1987年の数値は成人一人当たり一年で0.7リットル程。
その前の成人した頃に至っては0.3リットル台。
1995年に「ポリフェノール」のキーワードと「田崎眞也さんが世界一」で1.2リットル。
そこからぐんぐん伸びだして1998年には2.5リットルまで高まります。
凄い勢いに感じました。
そこから階段の踊り場状態で2011年までは増えていませんでした。
それが3リットルを超えて・・・・・・
とは言えまだ大人が一年でボトル(750㏄)を4本と少し。
「ワインも認知された」とは言い難い数字です。
フランスやイタリアは減ってきたとはいえ日本の15倍くらいありますしね!!
いえいえ、ここは日本です。
ワインだけが伸びればいいとは思っていません。
でも「自分の生活を支える仕事」ですから頑張らねばならないんですね。
自分のしてきたことを振り返ると
1:グラスワインを当たり前のものにする
2:グラスワインで料理に合わせる
3:フランス一辺倒をやめる
4:大阪らしいサービスでテーブルに笑いを
位でしょうか?
いいえ、それも髪の毛の太さも貢献していないかもしれませんが・・・・
これからも「どうすれば良いのか?」を考えなければいけません。
しかし、若い人に言っておきたいのは「基礎技術」や「スピード」です。
「あそこのテーブルとこちらのカウンター」を同時に進行できる技術、スピード。
オーダーを受けてお出しするまで「待たせない」スピード。
だってビールや日本酒のほうが早く出せるんですから「ワインは遅いし面倒くさい」と思わせてはなりませんよね。
また家でワインを飲むのを嫌がった私の両親の理由は「コルクを開けるのが面倒」だったりします。
スクリューキャップが増えたとはいえ、まだまだです。
そういうところと「美味しい温度設定の方法」をお客様に伝授できればもう少し伸びるんだろうと思っています。
この30数年、飲食に携わって「長足の進歩」はないと肌で感じていますから、気長にやっていきたいですね!!
樋口誠