正確にいうと「ヌーヴォーに対する雑感」ではなく「ヌーヴォーなどを通して感じたこと」といったほうが良いかもしれません。
79年からこの商売をしていてワインの位置や傾向の「自分の肌で感じていること」は目まぐるしく変わっていて
勿論ヌーヴォーも有り様が変化しているわけです。
80年代後半の「狂喜の解禁」
気が付けば100万ケースも売れていた2004年
ホテル時代の最盛期はホテルでも150ケースも売っていたり
フランス以外の国でも始まったり
ペットボトルにバッグインボックスのヌーヴォーが出てきたり・・・・・
さて昨日感じたことはスムーズに受け入れているお客様が増えたな、ということです。
あと例年のような「うたい文句」がマスコミで取り上げられていなかったけれども
「自然に楽しんで」おられたように見えたこと。
そむりえ亭での感想ですので他店や家飲みではどうだか判りません。
「好ましいなあ」・・・・が私の感想です。
チリワインの消費がフランスを抜きトップに立ったのも「お気楽なワインを普通に楽しむ」傾向の現れならうれしい限りです。
その土台が必ず様々な発展の基盤になるのです。
昔のマテウスロゼ、マドンナ、ピースポーター、いやいや赤玉ポートワインも今のワイン業界の礎なんだろうと思っています。
そむりえ亭では毎年6本のみのヌーヴォーですから今日明日にでも無くなってしまいますが、私にとっては記憶に残る年かもしれません。
樋口誠
79年からこの商売をしていてワインの位置や傾向の「自分の肌で感じていること」は目まぐるしく変わっていて
勿論ヌーヴォーも有り様が変化しているわけです。
80年代後半の「狂喜の解禁」
気が付けば100万ケースも売れていた2004年
ホテル時代の最盛期はホテルでも150ケースも売っていたり
フランス以外の国でも始まったり
ペットボトルにバッグインボックスのヌーヴォーが出てきたり・・・・・
さて昨日感じたことはスムーズに受け入れているお客様が増えたな、ということです。
あと例年のような「うたい文句」がマスコミで取り上げられていなかったけれども
「自然に楽しんで」おられたように見えたこと。
そむりえ亭での感想ですので他店や家飲みではどうだか判りません。
「好ましいなあ」・・・・が私の感想です。
チリワインの消費がフランスを抜きトップに立ったのも「お気楽なワインを普通に楽しむ」傾向の現れならうれしい限りです。
その土台が必ず様々な発展の基盤になるのです。
昔のマテウスロゼ、マドンナ、ピースポーター、いやいや赤玉ポートワインも今のワイン業界の礎なんだろうと思っています。
そむりえ亭では毎年6本のみのヌーヴォーですから今日明日にでも無くなってしまいますが、私にとっては記憶に残る年かもしれません。
樋口誠