ワインの仕事をそれなりの年月していますと「そこの産地なのに、その品種?」
「えっ、ラベル上はアレだけれど・・・・」ということがあります。
その代表がブルゴーニュの白です。
シャルドネがメインの品種で、稀にアリゴテやソーヴィニヨンブランのラベルもある、と理解している人が大半かと思います。
しかし、「そこはシャルドネでしょ?」というところで違うこともあるんですね。
例えばピノブラン。
コート.ド.ニュイにエリアで造られる白に「まあまあ」あります。
そしてピノブーロ=ピノグリの事です。
私の経験ではペルナンヴェルジュレス村辺りの白で出くわします。
100パーセントの事もあったりシャルドネと混ざっていたり、です。
つまりピノブランもピノブーロも「ピノノワールの亜種やからエエやん」てなもんです。
通常、シャルドネで作られたものより早い熟成をします。
またチリのワインの躍進も素晴らしいものがありますが
「じゃあ、熟成したチリのメルロを探してみよう」となった場合、1996年以前のものの場合はメルロでないことがあるのです。
それまでは「今では有名な」カルムネール種がメルロと混同して植えられていたのですね。
この場合もメルロと混じっていることもありますし、単独の事もあったようです。
今となってはキチンと区別されていますが・・・・
勉強を始める時点では、ややこしい話ですので「基本」から始めれば良いと思いますが
「あれ、なんか感じが違うなぁ」と思ったら調べてみてください。
或いは長い経験の先輩や上司がいたら「質問攻め」にして引き出してみてください。
そういう「イレギュラー」が見つかるはずです。
お客様にはあまり関係のないことかもしれませんが、それを知ると「使い方が変わる」んですね。
面白い世界です。
あ、今日28日、明日29日は連休を頂戴します。
どうぞご容赦くださいまし・・・
樋口誠
「えっ、ラベル上はアレだけれど・・・・」ということがあります。
その代表がブルゴーニュの白です。
シャルドネがメインの品種で、稀にアリゴテやソーヴィニヨンブランのラベルもある、と理解している人が大半かと思います。
しかし、「そこはシャルドネでしょ?」というところで違うこともあるんですね。
例えばピノブラン。
コート.ド.ニュイにエリアで造られる白に「まあまあ」あります。
そしてピノブーロ=ピノグリの事です。
私の経験ではペルナンヴェルジュレス村辺りの白で出くわします。
100パーセントの事もあったりシャルドネと混ざっていたり、です。
つまりピノブランもピノブーロも「ピノノワールの亜種やからエエやん」てなもんです。
通常、シャルドネで作られたものより早い熟成をします。
またチリのワインの躍進も素晴らしいものがありますが
「じゃあ、熟成したチリのメルロを探してみよう」となった場合、1996年以前のものの場合はメルロでないことがあるのです。
それまでは「今では有名な」カルムネール種がメルロと混同して植えられていたのですね。
この場合もメルロと混じっていることもありますし、単独の事もあったようです。
今となってはキチンと区別されていますが・・・・
勉強を始める時点では、ややこしい話ですので「基本」から始めれば良いと思いますが
「あれ、なんか感じが違うなぁ」と思ったら調べてみてください。
或いは長い経験の先輩や上司がいたら「質問攻め」にして引き出してみてください。
そういう「イレギュラー」が見つかるはずです。
お客様にはあまり関係のないことかもしれませんが、それを知ると「使い方が変わる」んですね。
面白い世界です。
あ、今日28日、明日29日は連休を頂戴します。
どうぞご容赦くださいまし・・・
樋口誠