ワインは出荷までは造り手さんのもとで育てられます。
樽の中であったり、シャンパンなどはボトルの中であったり・・・
色々な方法で子供から大人に育てます。
出荷されてからは、ものによっては「熟成」というのがありますが、そうではない「育成」もあるんです。
ボトルの中に酵母を含む澱を残しているもの。
あまりお目にかかることは無いかもしれません。
出荷したばかりの時は「若くてフレッシュ」
暫く置いておくと澱の中の酵母の死骸が溶け込んで旨味へと変わります。
同時に円やかにも・・・
少なくても半年くらい待つと顕著になります。
シャンパンや、ロワールの白ミュスカデで、そういう手法を使った育て方をします。(他にもあります)
今、そむりえ亭に少量ですが、「良い感じに育ったなあ」というのがあります。
勿論、最初の頃を知らなければ育ち具合も判断できませんが(笑)
ま、一度お試しください。
丁度、今日からお出しするコースにも合わせられそうです。
お試しください。
樋口誠