昨日はワインの温度調節について「ちょっと」触れました。
もう一点、失念していました。
「〇〇なタイプのワインは何度位が良い」
「△△の地方のはそれより2度高い方が良い」
などと言います。
しかし、実は幅が広いものも多いのです。
2例ほど・・・・
1:シャンパン等は好く冷やすことが多いのですが、その素性の中に隠れた成分を更に引き出すために大き目のグラスを使う事があります。
大き目で口がすぼまったタイプのグラスです。
この場合、少し温度が高い=12度~15度くらいが「丁度良く」感じます。
逆にその温度で通常のフルートグラスに入れると「温く」感じるのです。
2:最近はやりのオレンジワイン。
「白に分類される」と言いますが、実質は赤の作り方に近いのですから、高め=15度以上の方がしっくりきます。
またシェリーでもそうする人がいますが燗酒の様に温めても美味しいのです。(そむりえ亭では燗は道具がありませんので致しませんが・・・)
他にも多々あります。
お家で呑まれる場合は貴重な一本を実験するのは気が引けるかもしれません。
そむりえ亭で確認いただける場合も多いので、是非「グラスで温度感が変るのを体験したい」と最初に申し出てください。
さて、今日は2組のご予約になりました。
カウンターは残り一組、テーブルはフルで空いています。
お待ちしています。
樋口誠