まあ色々なクロージャーが出回っています。
コルク系でも様々ですし、材料がコルクでない「代用」のもの、樹脂で覆うもの、スクリューキャップ、ガラス栓etc
シャンパーニュ用のものも色々出ていますし、留め金が針金の場合もあれば「紐止め」や硬いホッチキス様の留め金もあります。
それらの理由は主にTCA汚染等によるブショネ対策もありますし、ファッション性もあるのだろうと思います。
どんなクロージャーであっても「いとも簡単そうに」開けるのみ、というのがソムリエの仕事。
私的にはガラス栓=ヴィノロックはお気に入りの一つです。
TCAの心配もなく、抜いた後のガラス栓は多くのボトルの替え栓として再利用も出来ますし。
しかし、残念なこともあり・・・・
ヨーロッパのヴィノロック使用国のいくつかでは「回収システム」が出来上がっていると聞きますが、日本では捨てるしかありません。
何個かは取り置いて替え栓として使ったりしますが、ずっと貯めている訳にもいきません。
ガラス栓ですからコルクより重くゴミ箱に投げ入れると「ゴです。
ボトル形状や過剰包装に文句ばかり言っている私ですが、これに関しても輸入元さんやその周囲の方には解決策を練ってほしいものです。
さて今日はご予約一組。
お待ちしています。
樋口誠