つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

修学旅行

2010年10月06日 | 日記
娘の修学旅行が近い。
今月末四泊五日の日程で、京都東京を回る。
入学した時からわかっていたことだから、この出費は仕方がない。
今年度からは授業料も国で負担してくれているから、その分と思えばなんともないはずなのだが、
今月は上の二人の大学生の授業料も納めなければならない。
それもわかっていたことである。
だが、出るものはため息だけです。

ちなみに、京都でも東京でも自由研修ということで、
班単位で観光して歩くらしい。
しかも東京の宿は品川プリンス。
ま、仕方がないのだが、私は泊ったことがない。
ちょいとうらやましい…。

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16歳の命

2010年10月06日 | 日記
「逃げろ!」
16歳の少年が15歳の少女に叫んだ。その後、彼は何者かに刺されて命を落としてしまった。

これだけであれば美談である。
書かれていること。報道されていること。
この事件には、明らかに書かれていないこと、報道されていないことがある。
そして、“大人”であればそれが意識的にされているだろうことに気がつくように
実名入りで繰り返し繰り返し流されている。

殺人は明らかに罪で、許されるものではない。
許されるものではないが、襲われた二人には、そういう場面に出くわさないで済む知恵が
身についていなかった悲劇がある。

わが子たちにいいたい。
「気をつけて!」「夜遅く出歩かないで!」
「どんなことがあっても命だけは落とさないで!」
親はエゴイストである。わが子がよければ、それでいいのだ。
そのうえで、この事件を美談にするというのならそれでいいと考えてしまう。

それでも
16歳…まだ何もはじめていないじゃないか…。
15歳のあなたも、高校進学への階段を上る時期じゃないか…。
まだ親がかりの二人で、そんな時間に、そんな場所で、
会わなければならない大切な理由があったのだろうが…、
それが未来を持ったあなたの命を落としていいほどの理由だったのか、

命を落としてはならない。

だから、これを美談にしてはならない。
決して美談ではない。

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