つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

ガマの油

2014年03月07日 | 映画

末っ子の受験がめでたく終わったので、TSUTAYAのDVDの棚を眺めに行った。

マンガは遠慮なく、堂々と借りてきたり買ってきたり、

いやいや小説本もお互いに貸し借りをしていたが、

やっぱりDVDは遠慮してしまった。

 

で、久しぶりに舐めるように棚をみて選んだのが役所広司初監督の「ガマの油」

役所さんて、根っからの芝居屋なんだなあと思った。

こういう映画を作りたいという気持ち、なんとなくわかる。

きっと彼のところに「役者」としてオファーの来るものは、この手のものはないのではないかな?

それなら自分で作っちゃえ!てふんぎったのかなあと、想像して楽しかった。

益岡徹のガマの油売りの口上も、彼独特の面構えが秀逸で、あのおどろどろしさをよく出していた。

古く語り継がれている民話 ・・・違っていたらごめんなさいだわ。

派手で大きなぶち上げるようなものはないが、あれ、これって面白いかな?と感じるものだった。

いまどきの映画館には、荷が克ちすぎるだろう。

 

暫く離れていてDVDの扱いもあやふやになって、末っ子に教えてもらったら

「これ返しに行ったら○○借りてきて」と言われた。

ちょっとうれしかった。

 

コメント (2)
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