つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

末っ子の事

2014年03月04日 | 子育て

長男と末っ子は9歳離れている。

末っ子は生まれたときから兄や姉、その友達に囲まれてワイワイガヤガヤ過ごした。

兄や姉の受験が始まったのは、彼が幼稚園の年長の時。

卒園式と長男の公立高校の発表の日が重なった。

気もそぞろの両親のもとに届いた知らせは「不合格」

初めての子どもの試練に親は血の気が失せて、卒園の余韻に浸ることもなく家に飛んで帰った。

その日の夕飯は忘れもしない「野菜炒め」だった。

次の年が長女の高校受験。

そして1年あいて長男の大学受験。これも見事に空ぶって、次の年は華やかだった。

なんと兄と姉二人が受験生だった。

その次の年は、長女が一人大学受験に挑み。

末っ子が中学に入って次女の大学受験があって、これで兄姉の進学のための受験を終了した。

大学受験のたびに、一人ずつ家を離れていき、

自分が3年生になった時には一人っ子状態。その上母親が長期不在になり、父子家庭も経験。

人が絶えない家だったのが、二人に・・・びっくりだ。

10年前、こんな事態を思いもしなかった。

 

飄々とした末っ子。

人生がずいぶんと先に進んだときに、末っ子はこの15年をどういう風に思うのだろう?

今朝、末っ子を学校に送り出して思った。

 

母も父も一生懸命、育てたよ。

そして今も変わらず、一生懸命あなたもお兄ちゃんたちとも向き合おうとしているよ。

それだけが親として胸を張って言える事だから。

だから、辛いこと 悔しいこと たまらないことがあったら、全部親のせいにして構わない。

あなたより先に死ぬだろう父と母が、全部ひっくるめて担いであの世とやらに持っていく!

だから安心してチャレンジしてほしい。

 

頑張れ!

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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