お騒がせしました。
5日に渡った犬も食わない“夫婦喧嘩”が無事終了した。
「和解」 が、成りました。
私が怒り出すと、
「そんなつもりはなかったけれど、俺が悪いんだから、申し訳ない」という謝り方をこれまでし続けてきた旦那。
これは、自分が悪いとは決して思っていないが、謝らないと終わらないからこういう言い方でけりをつけようとしていたのだろう。
私のほうも、今まではここから先が面倒くさくて手を打ってきたが、このたびはそうではないんだと言いつのった。
わかってくれたかどうか定かではない。だが、いつもの流れの先に進んだ。
要するに土下座せんばかりの先・・・
身に染みてくれたかどうかはこれからの時間が教えてくれて、
また繰り返すのかもしれない。
犬も食わない夫婦喧嘩をそんな壮大なものと比べてはいけないのかもしれないが、
私はこの頃、人間というのは争いをやめられない生き物なのではないかと思っている。
ガンジーさんや、マザーテレサさん、マンデラさん・・・というのは、本当に奇跡の人なのではないかと思うのです。
惚れた晴れたでくっついた夫婦でさえ、こうやっていさかいが絶えない。
いや、一度も争ったことのないご夫婦もいらっしゃるだろうが、どちらも一度や二度は派手な喧嘩をしているのでなかろうか?
我が家はそれが実に頻繁に起こる。
その派手な喧嘩を何度もしてきた経験から、和解するのを前提に喧嘩をしないと修復は難しいと感じている。
他人様とならなおさらだろう。だから、近所付き合いで噂話はいろいろ飛ぶが、直接本人に喧嘩を売るなんてことはなかなかない。
それが大人の知恵だからなんだろう。他人様と和解するなんて、時間が経つ以外方法があるのだろうかと思う。
では、国同士はどうなんだろう・・・?
この頃の戦争は、勝ち負けがつかない。 多様な価値観を認めるということが地球人のマナーだから、
どちらの言い分にも正義があるからだし、そのほかに付随する理由も複雑になってきているからだろう。
夫婦が和解を目標にしないのなら別れればいい話だが、国同士となるとこれや非常にややこしい話だ。
今日本は戦えることに流れが出来そうになっている。
「和解」 を前提に戦う知恵が、日本の指導者たちにあるのだろうか?
相手を傷つけたうえで手に入れた平和は、悔いをもたらさないのだろうか?
無事に和解をした私は今、旦那をあれだけ追いつめてしまい、申し訳ないことをしたと猛省している。
あんなに言わなくて伝える方法がなかったのか?と。
お互いに敬意を表することが難しくなった国同士の関係は、どこを目指すというのだろう?
答えは一つではないのだろう・・・知恵を絞っていきたいものだ。
さあ、私たちは手打ちで、明日“オータムフェスト” に行って来る!!