つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

図書館で働く

2020年04月17日 | 日記

緊急事態宣言を受けて東京都の図書館は閉館が決まった

ああ、楽しみにしていたのになあ…きっと仕事休みになるんだろうなあと思っていたら、

シルバー人材センターから連絡があり、

閉館は始まっているが、大きな組織なので完全に止まるまで時間がかかる

職員の出勤制限もあり、返本作業が…この場合、戻ってきた本を実際に棚に返す作業です

まだあるので、昼間のシフトについては稼働したいという説明で、いよいよ図書館の補助業務に通いだした

これでも通常の半分以下なんですよ…という本の山が図書館内部に積まれていて、私はうきうきした

私ねえ、背表紙みているだけで癒されちゃうみたいなんです

職員さんがコンピューターで返本チェックをした本、そのラベルを読み解き、その本の居場所に戻す

ただそれだけです…それだけですが、楽しい!!

今日、やってほしいと言われた本は団体貸し出しで戻ってきた本

学校や幼稚園など、まとめて貸し借りをしている相手からの返本

これは何冊も書架にあるものが多く、なるべくまとめてくださいと言われた

ぐちゃぐちゃと並んだ中から同じ背表紙を見つけたときの、あの快感たらない

やったね!!みたいな爽快感がある

児童書は大きくて重い、滑るから、なかなか大仕事

でも、面白い

閉館しているから職員さんたち以外誰もいないから、書架の中をぐるぐるといることができる

「ちょっと待っていてください」と、まだ慣れない私は仕事をもらわないとできないから、

その時にそっと棚の本を取り出す

たまらない瞬間だ

 

好きだなあ…

面倒くさいと感じる日がくるかな?

でも、体力があるうちはやり続けたい仕事だ…しかしコロナ、コロナがなければ、

私が戻した本が人の目に留まり、貸し出されて誰かが読む、夢のようなことだな、

どの本も目に留まるように棚に並べたいと思った

 

ゆっくりでもいい、そんなことが普通にできる日がくるのを楽しみにしている

 

コメント (2)
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