




















8月2週間ほど札幌に滞在した
その間は、体も気持ちもゆったりとしたようで、
本がほしいと思わなかった
暑い東京に戻り、エアコンの利いた室内で本を読んでいる
思えば何と贅沢なことか…
8月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:2032
ナイス数:160ルリユールおじさん (講談社の創作絵本)の感想
ルリユールという名前かと思ったら、そういう職業があるのですね…日本人には理解が及ばないという説明に、異文化の歴史を感じました。手で生み出す…それが次の何かにつながる…時間が流れている感じがとてもいい
読了日:08月31日 著者:いせ ひでこクリムトと猫の感想
クリムトのそばにいた猫が語っている…絵がとても魅力的で、次々と頁を捲っていた
読了日:08月31日 著者:ベレニーチェ カパッティ京大芸人式日本史 (幻冬舎よしもと文庫)の感想
うううむ、どういったらよいのだろう? 私、この人の書く本面白いなあと思っていたが、これは、なんだかなあ…バラエティ番組のようじゃないか?この人はもっとかける人だと思うんだけれど…あまり売れる、とか売ることを考えずに文章を書いてほしいなあ、
読了日:08月30日 著者:菅広文ZOOM (fukkan.com)の感想
皆さんも書いているが、なるほど!そこまで行くか!! この頃こういう視点を持つ本を見かけることが多くなったのはドローン技術の進歩のせいなのかな?と感じている しかし、面白かった!
読了日:08月29日 著者:イシュトバン バンニャイあな (こどものとも傑作集)の感想
あな を掘って、埋めるだけの本。でも、面白かった。
読了日:08月29日 著者:谷川 俊太郎ミサコの被爆ピアノの感想
砂漠に水がしみこんでいくように…実話なんですよね、こういうことがあったのを忘れてはならないと思う
読了日:08月29日 著者:松谷 みよ子東京の仕事場の感想
小説家として立つ前の本があると知り図書館で探した。丹念に取材されたそれぞれの仕事場は、それぞれの主の魅力も大きいが、それを丁寧に構成している力にも強さを感じた。内なるものに導かれているというところが共通点かな?
読了日:08月27日 著者:木内 昇THIS IS JAPAN :英国保育士が見た日本 (新潮文庫 ふ 57-1)の感想
物事は立つ位置によって、価値観によって見え方が変わってくる…日本をイギリスというなりたちの違う国を知っている著者がわかりやすくこう見えるんだよと教えてくれている。それはそれぞれがその場所で培ったものだから、いいとも悪いとも言い切れないが、この頃のこの国の息の詰まったようなうっとうしさに、何かヒントをくれているように思う。いや、読み終わってさっぱりした!そうなんだよね!!て気分になった。他の本も読んでみようと思う。
読了日:08月27日 著者:ブレイディ みかこヴァイオリニストの感想
バンサンはどんな言葉を選んだのだろう?バンサンの選んだ言葉で、この絵本を味わいたい…出版社の方や、訳者の方の思いや、この本の持った事情はよくわかるが、この作品は、他の余計なものをさしはさまずにじっくりと味わいたいと思った。
読了日:08月26日 著者:ガブリエル・バンサンニャンコトリロジーの感想
「桃ちゃんちはどこ?」今の家主のもとに、前の主を連れていく…なんともすごい猫さんだ! レミさんもとても魅力的な人だ!そして何より一枚一枚の絵が、いつもとはちょっと違う、二ヤン達への気持ちのこもったものだった。手元に置きたい一冊だ。
読了日:08月26日 著者:和田 誠ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸の感想
第五福竜丸の本だと気が付かずに手に取った。どの頁も強くて、はっきりと物を言っていた。一度読み、もう一度見返した。涙が出るほど思いが伝わってくる本だと思った。
読了日:08月24日 著者:アーサー・ビナード字のないはがきの感想
向田邦子さんがこの話をしていたのを覚えています。集団疎開…先日読んだ本にも子どもの苦労が書かれていた。大人の勝手で子どもがこんな思いをしていいわけがない。それは世界中、どこの国の子どももだ!!
読了日:08月24日 著者:向田 邦子,角田 光代おじいさんは川へ おばあさんは山への感想
うるおぼえになってしまった昔話の数々、こんな風に脳内変化させても物語は育っていくのかな??森山京の名前にひかれて手に取った。なんだか不思議面白い本だった。
読了日:08月24日 著者:森山京たまご‐L’OEUF (ガブリエル・バンザンのえほん)の感想
私は今、バンサンに試されている…何を感じ取るのか、己の感性を最大限に柔らかくして、心に浮かぶものをつかもうとしている。
読了日:08月24日 著者:ガブリエル バンサンもうちょっと もうちょっと (日本傑作絵本シリーズ)の感想
もうちょっと感が最高に面白い!最後も結果オーライで、みんなで頑張った甲斐があってよかった!よかった!!
読了日:08月23日 著者:きむら ゆういちぼくは満員電車で原爆を浴びた: 11歳の少年が生きぬいたヒロシマの感想
物語ではない…見たこと、聞いたこと、感じたこと、考えたたこと、それがこの本にあった。私の父は学徒出陣をしている…私の子どもの頃、そこにはまだ戦後の切れ端があった。それさえも今は遠い…語らなければ、残さなければという思いを大切にしたい。
読了日:08月23日 著者:米澤 鐡志,由井 りょう子鳥よめ (ポプラ社の絵本)の感想
あまんきみこさんにこういうものがあるとは知らなかった。切ない…ああ、切ないなあ…皆さんがレビューに書いておられる通り、つるの恩返しのように始まるが、そこに戦争が背景に現れて切ない最後を迎える。実体験から生まれた物語という…戦争はやっぱりとんでもないものだ。
読了日:08月21日 著者:あまんきみこたくさんのドアの感想
木版画で作られたのかな?その版画の良さを十分に魅せてくれて、とても魅力的な絵だった。その絵にひかれてしまい、内容が……もう一回読んでみよう!
読了日:08月21日 著者:アリスン・マギー28文字の片づけの感想
28文字…すとんと響くものがあった。あれこれ説明されるのは、もう厄介なんだなあと己の心のありようを感じた。
読了日:08月18日 著者:yur.3ねぐせのしくみの感想
なるほど、寝ぐせってそういうことか…壮大な物語があるんだなあ!!!最高!!
読了日:08月17日 著者:ヨシタケシンスケせんそうがやってきた日の感想
3000chairs…欧米人にかなわないと感じるのは、こういう感性。日本のわびさびに通じているように思う。どの国の子どもも学ぶ椅子がありますように…心より祈っている。
読了日:08月17日 著者:ニコラ・デイビス読書で離婚を考えた。 (幻冬舎文庫)の感想
夫婦相互で課題図書を指定して2週間という期間の中で手に入れ読んでレビューを書く。このやり取りなのだが、その40回のやり取りの中でいろいろなことを考えさせられた。読みやすいものだけではないのに、読んで書く…作家の読書力に感心したし、当初は課題図書の感想よりも夫婦間のやり取りの方が目についてしまった。蔵書というのはその人の洗いざらいがでるもので、このご夫婦のやり取りも、なんだか夫婦のありようが見えてきて不思議に面白かった。自分が愛してやまない本を人に紹介する…なかなか大変なことと感じた。
読了日:08月15日 著者:円城 塔,田辺 青蛙三の隣は五号室の感想
50年という時間の中で、生活する場所を同じくした人たち。決して重なることがないが、共通の何かがある…これは面白い視点だった。細切れに話が進むので、そのリズムに乗るのに時間がいった。数字が組み込まれた名前がそのヒントになっていて助かった。
読了日:08月10日 著者:長嶋 有
読書メーター