越後の八色スイカ
団塊世代・アラ還の私メが、なんとマイカーで越後妻有(えちごつまり)大地の芸術祭に行くことになった。
越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭2009はこちら
選んだ車は、平成3年式のクラウンではなく、R子ちゃんからタダでもらったカリーナである。
情報によると、大地の芸術祭は、里山の狭い道を入って行くので、
つまりくねくねした山道だったり狭い道だったり、そんなところを走って行くらしいので、
少しでも小さい車の方がいいだろうということで、カリーナにした。
この日のために「簡単点検」を済ませ、ガソリンも満タンである。
9月2日の午前8時過ぎに自宅を出発し、
磐越自動車道・郡山東ICを入ったのは午前8時半だった。
新津中央JCから北陸自動車道へ、さらに長岡JCから関越自動車道へ入り、
越後川口ICを降りたのは、午前11時半頃だったろうか。
途中二回休憩しただけ、
正に手に汗握り、身も細る思いの高速運転からようやく解放された。
大地の芸術祭は、十日町、川西、松代、松乃山、津南、中里の六つのエリアに
約300の作品が点在。
そのほとんは廃校空き家が美術館となっている。
この日の昼食は、『うぶすなの家』の「山地ごっつぉ」と「夏野菜ぎょうざ定食」である。
「ご馳走様でした。美味しかったです。」
「おかるしたのぅ」
陶芸家の素敵な器に魚沼産のコシヒカリと採れたて野菜。
それに、地元の女性たちの温かみのある方言のおもてなしに感動した。
赤倉小学校に入る前には、天使の梯子が・・・
また、ジャングルになったジャングルジム。
ここ赤倉小学校には、先日の日曜美術館で紹介された待ち針の作品『enishi』がある。
作者とお手伝いの赤倉人(あかくらん)のおばあちゃんたちの笑顔が目に浮かんだ。
次の飛渡小学校に展示されてた作品。(写真なし)
衝撃的ではあったが、アートに疎い私には、なんのコメントもできない。
「これが三ッ山地区の私たちのおもてなしです」
残暑にもかかわらず、野菜の販売と花苗のサービスを楽しんでいたお年寄りたちの優しさに心を奪われた。
閉館の5時半ぎりぎりまで走り回り、あたりはもううす暗くなっていく。
253号からトンネルを超えて関越道六日町ICへ、そして湯沢ICへ。
今日の宿は越後湯沢のステラタワー神立だ。
東京の義妹の旦那様が湯沢ICまで迎えに来てくれ、湯沢温泉駅前で夕食を共にし、
彼は夜のうちに東京の自宅へ帰って行った。
娘と二人、100パーセント源泉かけ流しの岩風呂に入り、今日一日の反省と明日の予定と・・・
興奮のあまり寝付けない夜を過ごすことになった。
Ⅱへつづく
トップの画像は、夕食時に戴いた越後の八色スイカです。
雪国のブログ友「穹」のルレクチェさんのテンプレートにもあります。
真っ赤ではないのですが、甘くてサクサクして美味しいスイカでした。
この日、ルレクチェさんも二人の息子さんたちと大地の芸術祭へ。
十日町周辺を走っていた私たちと超がつくほどのニアミスだったようです。
「もしかしたら会えるかも・・・」なんていう願いはとうとう叶わず・・・
山の中や谷の底の方を走り回っていたので、ずっと携帯が「圏外」になっていて、
連絡がとれませんでした。
*みなさまへ
最後まで書き終えてからコメントを受け付けたいと思います。
どうぞ悪しからず・・・
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