三ッ山地区のおばちゃんから戴いたミニひまわりの苗
「ほんとに来ちゃったのね~」
「信じられないね~」
翌日目覚めてすぐに交わした言葉である。
朝風呂に入り、ある程度の身支度を済ませてから、朝食の調達のため外へ出た。
ここにはキッチンもあり、何でも揃っているので、朝ごはんの用意ぐらいできないわけではないのだが、
何分にもここへ来てまでなんて思えるわけで、歩いて一番近い所のコンビニで、
おむすびとサンドウィッチ等を買い求めて、またステラへ。
早朝の散歩は実に気持ちが良いもので、昨日の疲れは、とうにどこかへ飛んで行った。
フロントの受付嬢に
「○○○号の親戚のものですが、明日までお世話になります」と挨拶し、
再び十日町へといざ出発!
湯沢ICから関越道へ→新潟方面へ一区間のみ走り、塩沢石打ICへ
出口で353号へ行く道を聞くのを忘れて失敗した。
しばらく走ったのち、コンビニの店員さんに聞くことにした。
すると、傍にいたトラックのオジサンが、懇切丁寧に教えてくれて・・・
「大地の芸術祭に行くなら、二つ目の信号の76号の方がいいよ」と。
353号沿いのアートを目指しているので、どうしてもそっちへ行きたいという娘に
「せっかくオジサンおススメの道なんだから行ってみようよ」と説得し、強引にもそっちへ走り出す。
*結局、353号は最後の日に寄ることとした。
国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった。
トンネルに入るたびに「雪国」のこのくだりが出てくる。
湯沢から十日町にたどり着くには必ずトンネルを通らなければならない。
今日の長いトンネルは、大沢山トンネルだ。
この日最初のアートは・・・
旧東川小学校のMHCP(メディカル ハーブマンカフェ プロジェクト)
* 作品番号229
この大の字の所には数多くのハーブが植えられていて、
冷たいハーブティーを飲むことが出来た。因みに、一杯300円也。
最後の教室では、真っ暗闇の中で愉快なおばちゃん達と出会うことになり・・・ふふ。
ここを出て、次は作品番号229の「黎の家」へ。
ここでまた、さっきの愉快なおばちゃん達に会い、
「また会えたわね~」と右手を出して思いっきりタッチした。
そして、「またどこかで会えるかもね~」と言いながら別れた。
お隣の津南町からお出でになったとのこと。
今日の昼食は、黎の家のイタリアン。
今日は見たいところがいっぱいあるのだが、道に迷って行ったり来たり、
山奥で冷や汗かいたりととっても忙しい。
農舞台とキョロロとその他、あ、それから「家の記憶」も。
作者は、この毛糸を550個、制作に6日(6人)かかったそうだ。
<おまけ> 星峠の棚田
*もう一枚(640×480) 角度を変えて
「日本の原風景」のsatoさんから 星峠の棚田が人気スポットであることを聞いていたので、それなら是非行ってみなくちゃ・・・と思っていたところ、旨い具合に、娘が選んでいた日芸彫刻コースの人たちの作品「脱皮する家」や「コロッケハウス」の近くだったので、すぐ見つけることが出来た。
<まつだい棚田バンクについて>
まつだい棚田バンクは
松代の担い手のいなくなった棚田を
維持していくため
里親を募り休耕田の耕作を行っております。
日常の棚田管理は地元の農家で組織される
「たっぽ耕社」が運営。
運営資金や農繁期の農作業を地域外の
里親がサポートします。
耕作することで棚田を保全し、
収穫したお米は里親に配当されるしくみです。
Ⅲへつづく
*みなさまへ
最後まで書き終えてからコメントを受け付けたいと思います。
どうぞ悪しからず・・・
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加登屋酒店ホームページ
旧「酒酒楽楽」も覗いてね。