ウォーキング時に見つけた白モクレンと枝垂れ桜(撮影:2011.4.17)
早朝から元気をもらえた。
3.11から一ヶ月以上たった今でも
専門家の話では、マグニチュード8クラスの余震があるかもしれないとか、
しかしそれがいつどのような形でやって来るのかも分からず、
グラッとひと揺れする度に「もしかしてこれ?」と身構えする毎日。
余震とのお付き合いもそろそろ疲れ気味で、
もういい加減にしてっ!と叫びたい。
20日の水曜日、あいにくの曇り空ではあったけれど、
樹齢1000年の滝桜からパワーを分けてもらおうと思い立ち・・・
予想通り、駐車場も売店もカラカラで、いつもの賑わいがない。
それに未だ7分咲き?といったところ。
が、しっかりと根っこを張って、マグニチュード9.0にもびくともしない
どっしりとした樹から大きな力をもらうことが出来た。
「滝桜…千年の恋」(玄 哲也)
「滝桜…千年の恋」(美桜かな子)
帰りがけに売店に立ち寄り、応援の気持ちを込めて
しその実の塩漬け、聖護院大根の甘酢漬け、赤唐辛子を買い求めた。
その後、三春町内をぐるっと廻って、
郡山市西田町の“雪村庵”(せっそんあん)へ。
『室町時代の画僧「雪村」が晩年、活動の処とした庵。聞こえるのは風の音だけという静寂に、自然石の墓、樹齢数百年のしだれ桜、老梅も息をひそめているかのようです』
郡山市観光協会ウェブサイトより
続いて、三春町の真照寺境内の水芭蕉を見たり、
有名な“おたり饅頭”のお店へ行ったり、
三春の里田園生活館の直売所では、新鮮なきゅうり、スナップエンドウとジャガイモを買って、
〆は、郡山市中田町上石の「不動桜」へ。
未だ二分咲き? 見ごろになったらまた・・・
総行程3時間余りの短いドライブだったが、充分ストレス解消になったし、
元気百倍の至福の時間となった。
昨夜、南相馬市のブログ友で「相馬弁研究所」の影武者所長より電話があった。
福島第一原発事故のために避難を余儀なくされているのだが、
家族全員無事で、所長は早々に仕事に復帰されたとのこと。これで一安心。ホッ!!
そして今日(21日)の午後、
大学のゼミの同期生、山形のIさんご夫妻がご来店。
滝桜を見た後、我が家まで足を伸ばしてくれたのである。
巨大地震のこと、野球のことなど話しあった。
Iさん、ありがとう!!
東北関東大震災県内被害状況(4月20日午後4時現在)
福島県内の死者 1349人 行方不明者 1410人 重軽症者 224人
避難者 85598人 住宅全壊 1959棟 停電 35456戸
福島民友新聞より
<追記>
【福島県飯舘村・現地レポート】
持続可能な村づくりを奪われた村――原子力災害の理不尽な実態
(ダイヤモンドオンラインより)
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