あれから8ヶ月が経ち、
4月10日に投票されるはずだった福島県議選がようやく去る10日に告示され、
只今選挙戦真っ只中だ。
第17回県議選がきょう告示される。新たな区割りとなる19選挙区のうち、14選挙区で実戦に入る見込みだ。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で延期を余儀なくされていた。投票日は20日。再生を目指す本県にとって、県民の意思を示す機会となる。従来にも増して重要な選挙といえる。候補者がどんな政見を持ち、活動をしてきたのか-。しっかり見極め、1票を投じたい。
本県は地震と津波の被害に加えて、原発事故の影響が重くのしかかる。収束の見通しは立たず、放射性物質の除染は進まない。むしろ、農林水産業を中心に被害は拡散している。人口流出も依然続く。
会津や県南・県中地方は今夏、豪雨や水害に見舞われた。ともすれば震災の被害に目が奪われがちだが、傷痕は深く、いまだ癒えていない。
復興復旧に向けた施策が相次いで打ち出され、多額の予算が配分される。ただ、政府の動きは遅れ気味で、実情を無視した内容や一方的な指示・基準も目立つ。同時に県当局に対しても、対応の歯がゆさや市町村への方針に疑問を感じる場面がある。
候補者はまず、県土再生への道筋や地域の振興策、将来像を示すべきだ。もちろん地域によって、取り組みや優先順位は異なる。住民の代表である県議は課題や要望を受け止め、県の政策立案に反映させる責務を持つ。行政執行や予算配分に目を光らせ、知恵を出す役割も担う。
一方で「頼りたい時に県議の姿が見えない。一体何をしているのか…」との声も聞こえてくる。議員の存在や活動に「疑問符」が突き付けられているともいえないか。
震災と事故で選挙そのものが「異例ずくめ」を強いられる。避難区域を中心に県民多数が全国各地に分散している。連絡先を把握できない有権者も残る。候補者に接する機会も限られる。投票率が心配だ。前回県議選は56・99%と過去最低を記録した。政治不信が低下に拍車を掛けないよう願う。
県内の各選管委は、期日前投票や不在者投票を呼び掛けているが、慣れない事態に混乱も生じているという。有権者の権利を保障する努力をぎりぎりまで続けてほしい。
県議選に合わせて大熊、浪江両町長選と相馬市など8市町村議選が行われ、20日に投開票を迎える。不満や悩みを政治や行政にぶつけられない被災者ほど、手助けを最も必要としている。棄権からは何も生まれない。一票一票の積み重ねが本県を変え、再生につながる。(鈴木 久)
福島民報新聞 2011.11.10付け 「あぶくま抄」より
毎度毎度引用ばかりでは申し訳ないのでついでに…
我が家の夫の顔写真、昨日の朝刊の郡山版(福島民報・福島民友新聞)に載ってた。
各種功労者知事表彰だって。
そのうち、夫のは、自然保護功労ということらしい。
1988(昭和63)年以来、県自然保護指導員として、
宇津峰山自然環境の保全活動、美化清掃を行うなど自然保護推進に寄与。
(福島民友新聞より)
本人は昨日から秋田の方へ行って留守していた。
これは夫一人の力ではなく、
地域の人たちの絶大な協力や温かい支えがあってこその受賞と思うのだが、
新聞を見たよと言う人達からお祝いの電話をいただいたり、
選挙事務所やガソリンスタンド、ホームセンターなど、
行く先々で「おめでとう!」と言われたり、そうそう店のお客さまからも温かいお言葉を。
昨日今日と嬉し恥ずかし、穴があったら…の心境であった。
皆さんありがとうございます!
帰宅後に漏らさずお伝えします。
我が家の夫の顔写真、昨日の朝刊の郡山版(福島民報・福島民友新聞)に載ってた。
各種功労者知事表彰だって。
そのうち、夫のは、自然保護功労ということらしい。
1988(昭和63)年以来、県自然保護指導員として、
宇津峰山自然環境の保全活動、美化清掃を行うなど自然保護推進に寄与。
(福島民友新聞より)
本人は昨日から秋田の方へ行って留守していた。
これは夫一人の力ではなく、
地域の人たちの絶大な協力や温かい支えがあってこその受賞と思うのだが、
新聞を見たよと言う人達からお祝いの電話をいただいたり、
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