酒酒楽楽

酒店のオバちゃんが、商工会活動や家族のことなどをマイペースで綴っていきます。

あれから10ヶ月…の贅沢なひと時

2012-01-12 20:04:15 | がんばっぺ福島!!


市内さくら通り、国道49号線に面している開成山公園(49号線側から)
雪が降ったりやんだりのせいか、いつにも増して閑散としている。
いや、ここは市内に数あるホットスポット故かもしれない。
中心部、遠方に見えるのは開成山球場の夜間照明灯。


Nさんから戴いたお寿司のチケットは今月末までなので、
予約していた11日に鮨店へ。

お昼時を避けて午後1時に予約したので、カウンターの客は私たち二人だけ。
先ずは、親方から江戸前寿司の本当の食べ方を教わり、
大震災や本マグロの初せりなどの話を交わしながら、
あっという間の贅沢な時間だった。

 

  
写真撮影については、初めに親方の了解済み。

話をしたり写真をとりながら、なのでUP出来るのはこれだけ。
ほんのり温かいにぎりに冷たいネタ。
軽く握ってあるので箸は使わず手で食べる。
皿に貰ったら、油が融けだす頃すぐに醤油をつけて口に運ぶ。

ネタは毎日築地から仕入れているのだとか。
中でも珍しかったのは2枚目のインドマグロ。
3枚目のバフンウニ。
ツボ貝や数の子も美味しかった。
5枚目のたまごやきの表面には焼き印が見える。

最初に出されたサラダはボリュームがあったし、蕎麦の実が載っている茶わん蒸しも美味しくて、
これではお寿司が食べられないかもと思ったが、難なく全部ぺろりと食べることが出来た。

親方の話では、夜だとワンドリンクサービスで大体8,500円のコースなのだとか。
次回は夜に行って、一番人気があるという仁井田本家のお酒をチビチビとかな?

鮨家「だるま」はこちら


満腹になったところで、開成山大神宮(東北のお伊勢様)へお参り。

  

三が日は多くの人出があったであろうこの神社も、
流石11日ともなれば人影もまばらだった。
家族の無病息災とその他諸々を祈念し、手を合わせた。


帰りがけに、
安積永盛(あさかながもり)駅前の「ニジョウヒピン」という可愛らしいカフェに寄り
静かでゆったりした時間を。
オバサンには場違いかもしれないが、この日ばかりは若返ったつもりで…
 

何故かカフェに入ると「カプチーノ」が飲みたくなる。
今日もカプチーノとふわふわのシフォンケーキを注文した。


そんなわけで、あれから10ヶ月のこの日、
申し訳ないほどの贅沢なひと時を過ごすことが出来た。



この日、駐車場から鮨店へ向かっている途中、バッグの中の携帯がブルブルとなり、
それは震災後のことが気になっていたhちゃんからでした。
元気な声が聞こえて来てとても興奮しました。

修学旅行で観光バスが転落したこと、
お産では3回も帝王切開をしたこと、
今回の大震災では津波で家が損壊し、仮設住宅で暮らしていることなどなど
それでもくじけないで頑張って生きて行きたいと言ってます。
暖かくなったら暇を見て会いに行く約束をしました。


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