漆原智良先生の「東京の赤い雪」と「つらかんべぇ」を読みました。
この2冊を読んでいれば、先生のお話がより深く理解できそうです。
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ついでに昔読んだ「東京大空襲」と「猫は生きている」(共に早乙女勝元・作)
も読み返し、東京大空襲の凄まじさを改めて知りました。
東京大空襲 1945.3.10 東日本大震災 2011.3.11
ここで話は変わりますが、
新年になって、私の負担が重すぎるということで、
昼過ぎのおむつ替えをヘルパーさんにお願いすることになりました。
また、先月28,29,30日とどうしても出かけなければならないこともあったので、
この3日間だけは朝もヘルパーさんに入ってもらいました。
そんなわけで何人かのヘルパーさんが交代で来てくれることになったのです。
「○○さん、また来ましたよ。あぁ~良かった。覚えててくれたのね~」
「○○さんはだれが来てもニコニコして迎えてくれるからいいわね~。
ヘルパーの方が癒されて帰りますよ」って。
そうなんです。義母は昔から誰にでも愛想が良いのです。
だから、たとえ微熱があっても
お医者さん、看護師さん、ヘルパーさんたちにはとびっきりの笑顔を見せます。
家族にはやっと聞こえるようなかすれ声で話をしても、
ヘルパーさんたちにはちゃんとはっきりと聞こえる声で
「ありがとうございます」などと頑張ってます。
今日7日は、入浴サービス(午前)と先生の往診(午後)がありました。
11月19日に熱が出たため、あれからずっと清拭だけだったので、
今日は久しぶりの入浴でした。
先生に「美人になったね~」と言われ、嬉しそうな照れくさそうな義母でした。
義母が事あるごとに口癖のように言っていた言葉があります。
「おわりなごやはしろでもつ。もつにもたれぬおおいがわ」???
実はこれ、
○尾張名古屋は城で持つ
○箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川
これがいつの間にか合体して、上記のような言葉になったのでしょう。
しかし、今更訂正しようとは思いません。
毎食後、
「はいこれでおわりね~。おわりなごやは?」と聞くと、
続けて義母が
「しろでもつ・・・もつに・・もたれぬ・・・・・・・おおいがわっ」
「は~い、できたね~~っ」と大きな拍手。
義母もホッとして満足そうな顔をしています。
隣の部屋にいた娘も寄ってきて
「あ~ら、おばぁできたの~?よかったね~」と頬を撫でまわします。
本当は舌がもつれて、「もたれぬ」がチーズの「モッツァレーヌ」みたいに聞こえますが、
大目に見てあげましょう。
実はこれも私たち家族にとっては、“笑いの種”でもあるのです。
とかく暗くなりがちな在宅介護ですが、こんなことで笑い飛ばしております。
先日読んだ「天使のいる教室」宮川ひろ・作 ましませつこ・画 童心社
に書いてあった
「ことばのシャワーが、生きる力になります」
これに関して書こうと思いましたが、長くなりそうなので、次回にしたいと思います。
<おまけ>
つらら(撮影:2014.2.7)
久しぶりに見たつらら。
物干しの屋根に出来てました。
明日は東北の太平洋側も大雪になる模様です。
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