京大法学部は本日も入試が行われていますが、東大や一橋大の筆記試験を終えて、残すところは面接のみとなった駿台生が、今日から再びお茶の水に集合します。各種論文の出来を確認し合い、その上であらためて面接に備えるためです。どこにも負けないだけの論文指導と面接指導の成果が間もなく表れることでしょう。
それにしても、これまで受験勉強に励んできた学生たちを見ていると、「受験というものはいいものだなぁ。」と思うのです。大学に入るのに、受験という試練は避けたい、競合することなく出来たら楽に入りたい、と思っている人は少なくないでしょう。しかしながら、受験という機会を通して、海外で学んだことを再認識し、その価値を高めていくことや、自分に欠けた領域に気づき、その穴埋めをしていくことによって、海外で学んだだけの状態とは、はるかに次元の異なる力を備えていくのがはっきりとわかるのです。
駿台国際の学生たちは、高校を卒業してからこれまでを無駄にすることなく、たくさんの本を読み、議論を重ねて、英語でも日本語でも意見を述べる知識と表現力を、身につけています。
(Nas)