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料理の科学

2021年10月02日 | 【海外校 東アジア地区】

皆さんこんにちは、駿台台北校です。

秋といえば食欲の秋ですね。今回はナポリタンについて書きます。

ナポリタンは、イタリアにはなく戦後日本で生まれた料理です。基本的な材料はスパゲッティー太麺・サラダ油・トマトケチャップ・ソーセージ・マッシュルーム・たまねぎ・ピーマンになります。

この中でうま味成分がたくさん含まれている食材はトマトケチャップ、ソーセージ、マッシュルームです。トマトケチャップにはグルタミン酸、ソーセージにはイノシン酸、マッシュルームにはグルタミン酸とグアニル酸といううま味成分が含まれます。これらの成分は同時に摂取することで相乗効果があり、より美味しくなるといわれています。ちなみにうま味調味料の主成分はグルタミン酸ナトリウムです。

また、たまねぎには硫化アリル、ピーマンにはピラジンという匂い成分が入っており、香りも良くなるそうです。

最初にこのメニューを考えた人は科学的にアプローチをせずにこの材料たちを選んだかと思うと天才ですね。

このようにおいしいなと思うのには理由があります。他にもさまざまなところに科学が存在します。学校の勉強なんて将来何の役にも立たないとか必要ないなと思っていてもひょんなことから必要になることもあります。今できることをしっかりやっていきましょう。それが将来の自分にとって一番の財産になるはずです。

駿台台北校 N.U


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