駿台シンガポール校です。
日本人中学校での総合考査が近づき、本校でもその考査前対策授業を行なっています。学習の計画・見通しをもち有意義な期間となるよう、生徒たちを励ましてまいります。その際に心掛けたい点について、2つお知らせいたします。
①出題範囲の基礎・基本の把握
数学や英語の学習では特に、基本事項の学習順序が系統立てられており、その分野ごとのまとまりを知っておくことは理解度の向上にも有効です。算数の「掛け算→割り算→分数」や英文法の「be動詞→一般動詞→進行形や受動態」などは簡単な例ですが、考査の出題範囲内でなかなか理解できない部分がある場合には、その基礎となっている既習分野を確認することが役立ちます。
②現実的な学習計画
考査までの残り日数とその中で学習に充てられる時間数を割り出し、課題にかかる時間を割り当てておくことで、現実的な計画を立てることができます。
学習習慣が確立するまでは、その計画をカレンダーやスケジュール帳(見開き1週間のものが最適)に書き込み、あわせて実際にしたことを記録することを奨めています。このような行動の記録を継続するだけでも、自然と時間の使い方が意識され、有意義に過ごそうとする意欲が湧くようです。
重要なのはやはり「継続」。継続しやすい小さな習慣から始めることで、自分の行動の成果を積み上げ、成長し、達成感を得られるように応援しています。
生徒たちにとっては負担のかかる時期。保護者の皆さまにもぜひ、引き続き温かいご支援をいただければと思います。
駿台シンガポール校N.W.