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入試でよく出題される数。

2021年11月23日 | 【海外校 東南アジア地区】

こんにちは、駿台ジャカルタ校です。
今回は、入試でよく出題される数を2つ紹介します。知っているだけで、問題が早くなり、不安を解消できます。

①西暦の素因数分解 「2022年度=2×3×337
「2022」は、今回の入試年度です。「西暦」を使った問題は、毎年どこかの学校で出題されますので、チェックしておきましょう。
(昨年度の西暦は、「2021=43×47」で、素数の積の上、因数分解を利用しても求められるので、出題しやすかったでしょう。)
「2022=2×3×337」ですが、2と3を約数に持つので、解きやすいと思います。
「337は素因数分解できるのでは?」と迷うかもしれませんが、337は素数です。
知っているだけで不安は解消できますので、
覚えておきましょう。
※337が素数になることについて、詳しくは省略しますが、17までの素数で割ることができないので、337は素数です。
(17は2乗したときに、337を超えない最大の素数です。)

②巡回数 「142857
こちらは、今年度に限らず中学受験、高校受験ともによく出る数です。
「巡回数」と呼ばれ、この数に1~6のどの整数をかけても、同じ並び順になります。
例えば、「142857×2=285714」 のように、「142857」の並び順は同じで、書き出しが変わるだけです。
また、「1÷7=0.142857142857・・・、2÷7=0.28571428・・・」のように、7で割った数も、「142857」の繰り返しになります。
周期算として、「1/7の小数第○○位は?」など出題されますので、この並びを覚えておくと便利です。
ちなみに、「142857×7=999999」と、きれいになります。

次の「2023」年度も、出題者が使いたくなる素因数分解になります。来年度受験する人は、覚えておきましょう。
駿台ジャカルタ校 K・T


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