文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています

2020年08月05日 15時23分00秒 | 全般

自らラス・カサスに

大高 堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる。

髙山 池田悠の『一次史料が明かす南京事件の真実』(展転社)では、南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

大高 日本に対してはラス・カサスの告発書にあたるものがないから、南京事件を捏造したわけですね。

髙山 そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。ティンパリーはもともとデイリー・テレグラフの記者だったけど、この新聞社は米国政府のバックアップを受けて、中国で反日工作をしていた。米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

大高 本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。広岡氏は日中国交回復の時期も中国に数週間滞在しているので、おそらくそこで骨抜きにされたのではないでしょうか。ともかく、本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています。

髙山 そういうことです。さらに鳩山由紀夫のように自ら「ラス・カサスになります」と言い出す輩も出てきた。今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている。

大高 終わりは迎えていないでしょうか。

髙山 今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっていると思う。

大高 文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。


本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。

2020年08月05日 15時20分58秒 | 全般

自らラス・カサスに

大高 堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる。

髙山 池田悠の『一次史料が明かす南京事件の真実』(展転社)では、南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

大高 日本に対してはラス・カサスの告発書にあたるものがないから、南京事件を捏造したわけですね。

髙山 そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。ティンパリーはもともとデイリー・テレグラフの記者だったけど、この新聞社は米国政府のバックアップを受けて、中国で反日工作をしていた。米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

大高 本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。広岡氏は日中国交回復の時期も中国に数週間滞在しているので、おそらくそこで骨抜きにされたのではないでしょうか。ともかく、本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています。

髙山 そういうことです。さらに鳩山由紀夫のように自ら「ラス・カサスになります」と言い出す輩も出てきた。今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている。

大高 終わりは迎えていないでしょうか。

髙山 今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっていると思う。

大高 文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。


米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

2020年08月05日 15時18分29秒 | 全般

自らラス・カサスに

大高 堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる。

髙山 池田悠の『一次史料が明かす南京事件の真実』(展転社)では、南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

大高 日本に対してはラス・カサスの告発書にあたるものがないから、南京事件を捏造したわけですね。

髙山 そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。ティンパリーはもともとデイリー・テレグラフの記者だったけど、この新聞社は米国政府のバックアップを受けて、中国で反日工作をしていた。米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

大高 本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。広岡氏は日中国交回復の時期も中国に数週間滞在しているので、おそらくそこで骨抜きにされたのではないでしょうか。ともかく、本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています。

髙山 そういうことです。さらに鳩山由紀夫のように自ら「ラス・カサスになります」と言い出す輩も出てきた。今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている。

大高 終わりは迎えていないでしょうか。

髙山 今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっていると思う。

大高 文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。


そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。

2020年08月05日 15時16分47秒 | 全般

自らラス・カサスに

大高 堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる。

髙山 池田悠の『一次史料が明かす南京事件の真実』(展転社)では、南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

大高 日本に対してはラス・カサスの告発書にあたるものがないから、南京事件を捏造したわけですね。

髙山 そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。ティンパリーはもともとデイリー・テレグラフの記者だったけど、この新聞社は米国政府のバックアップを受けて、中国で反日工作をしていた。米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

大高 本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。広岡氏は日中国交回復の時期も中国に数週間滞在しているので、おそらくそこで骨抜きにされたのではないでしょうか。ともかく、本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています。

髙山 そういうことです。さらに鳩山由紀夫のように自ら「ラス・カサスになります」と言い出す輩も出てきた。今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている。

大高 終わりは迎えていないでしょうか。

髙山 今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっていると思う。

大高 文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。


南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

2020年08月05日 15時15分29秒 | 全般

自らラス・カサスに

大高 堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる。

髙山 池田悠の『一次史料が明かす南京事件の真実』(展転社)では、南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

大高 日本に対してはラス・カサスの告発書にあたるものがないから、南京事件を捏造したわけですね。

髙山 そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。ティンパリーはもともとデイリー・テレグラフの記者だったけど、この新聞社は米国政府のバックアップを受けて、中国で反日工作をしていた。米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

大高 本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。広岡氏は日中国交回復の時期も中国に数週間滞在しているので、おそらくそこで骨抜きにされたのではないでしょうか。ともかく、本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています。

髙山 そういうことです。さらに鳩山由紀夫のように自ら「ラス・カサスになります」と言い出す輩も出てきた。今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている。

大高 終わりは迎えていないでしょうか。

髙山 今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっていると思う。

大高 文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。


堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる

2020年08月05日 15時14分11秒 | 全般

自らラス・カサスに

大高 堤岩里教会事件だけでなく、南京問題や慰安婦問題を焚きつけたのは、ラス・カサスと同じく、みな宣教師のプロパガンダが絡んでいる。

髙山 池田悠の『一次史料が明かす南京事件の真実』(展転社)では、南京にいた外国人の名簿が紹介されている。ジャーナリストや宣教師の名が並ぶけれど、シーメンスの武器商人ラーベを除けば全員反日米国人で、クリールマンの真似をやっていた。

大高 日本に対してはラス・カサスの告発書にあたるものがないから、南京事件を捏造したわけですね。

髙山 そう。国民政府の宣伝工作みたいに言われるけれど丸ごと米国製だった。ニューヨーク・タイムズの記者やマンチェスター・ガーディアンのティンパリーが手を貸している。ティンパリーはもともとデイリー・テレグラフの記者だったけど、この新聞社は米国政府のバックアップを受けて、中国で反日工作をしていた。米国政府とジャーナリズム、そして日本のラス・カサスが一体となって、反日工作を続けていった。さらに、そうやって捏造された南京事件を喜々として受け入れたのが、朝日の本多勝一だ。

大高 本多氏もスター級の〝反日謝罪男〟でしょう。広岡社長(当時)が、校正担当だった本多氏をスター記者に育て上げたのです。意のままに操りたいがための措置だったのではないでしょうか。広岡氏は日中国交回復の時期も中国に数週間滞在しているので、おそらくそこで骨抜きにされたのではないでしょうか。ともかく、本多氏を当時のアイリス・チャンに仕立て上げたのが、広岡氏だった。広岡氏については、長谷川𤋮氏が『崩壊 朝日新聞』(ワック)の中で広岡氏のルーツが中国であることを指摘しています。

髙山 そういうことです。さらに鳩山由紀夫のように自ら「ラス・カサスになります」と言い出す輩も出てきた。今はGHQ時代につくられたシステムを、朝日が中心となって後生大事に守り続けている。

大高 終わりは迎えていないでしょうか。

髙山 今回の歴史教科書検定で「従軍慰安婦」の表記が復活したことを考えると、まだまだ根深い問題として横たわっていると思う。

大高 文科省官僚や教科用図書検定調査審議会委員の中には自虐史観を脱するどころか、子供たちを再び自虐史観で洗脳しようとする怨霊のようなラス・カサスが棲息しています。

その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ…やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

2020年08月05日 15時10分51秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

2020年08月05日 15時09分20秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。

2020年08月05日 15時08分04秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ

2020年08月05日 15時07分03秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね

2020年08月05日 15時05分51秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された

2020年08月05日 14時58分04秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

2020年08月05日 14時53分12秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。


世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている

2020年08月05日 14時50分16秒 | 全般

骨抜きにされた日本民族

大高 恐ろしい結末です。過去の自己批判書を、うまく利用した。

髙山 日本だって同じことだ。新興国として日本が世界に躍り出たとき、欧米諸国から嫉妬を買った。それで先のクリールマンのような報じられ方につながる。こういった宣伝戦を彼らはいつも心掛けている。

大高 敗戦後の日本では、GHQのWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)によって洗脳活動が行われたことが明らかになっています。しかも7年も続きました。

髙山 それで、あれだけ強かった日本民族が骨抜きにされてしまった。欧米諸国が2千年間守ってきた海戦の方法があった。接近して副砲を撃って、船腹に舳先をぶち込む。だから舳先には衝角がついていた。ところが、日本は日清・日露戦争でまったく違うやり方を示した。相手の船に一度も接することなく、破壊力のある主砲を利用して次から次へと撃沈していった。しかも日露戦争では特殊火薬によって、1万8千トン級の鉄鋼艦が燃えて沈没していった。あり得ない現象だった。

大高 そういう日本に世界は脅威を感じたんですね。

髙山 ギリシャ時代から連綿と続いていた衝角戦法から、日本は主砲による戦艦につくりかえていった。それに倣って英国が最初につくったのが「ドレッドノート」。いわゆる弩級戦艦。それよりも威力があって大型なのが超弩級戦艦。第2次大戦の頃、「プリンス・オブ・ウェールズ」は3万トンクラスで、超超弩級戦艦と呼ばれた。もはや敵はいないはずだったが、日本が英米と決戦したとき、この超超弩級戦艦を日本は航空機によって撃沈してしまった。日本は常に欧米の一歩も二歩も前にあった。「戦争の1年は平時の10年」と言われるけど、日本の航空技術に英米が追いつくのに3年もかかった。つまり、日本は30年先を行っていたわけだ。

大高 それほど革新的な戦法だった。

髙山 だから、かつてのスペイン帝国と同じく、この強い、日本をどうにか降伏させた後、この国の再興を防ぐには何がいいか。それはラス・カサス方式で、日本を残虐な民に仕立てて士気を打ち砕くことにした。それでGHQの「WGIP」が実行された。日本は非民主的で、遅れた国家であり、これからは個人主義的で、残酷野蛮な民族から脱する必要があると。その際に日本人の中で誰かラス・カサスの役割を担ってくれないかと探した。家永三郎や東史郎がその役割を担ったと言える(笑)。

大高 家永氏はかの吉田清治氏の証言を評価した歴史家です。東氏は南京事件の証言のとき、上官の元陸軍第16師団歩兵第20連隊伍長が「中国人を郵便袋の中に入れ、ガソリンをかけて火をつけ、手榴弾を袋のひもに結びつけて沼の中にほうり込んだ」と。郵便袋に人1人入ることなんてできないのに(笑)。私は東氏が所属していた中帰連(中国帰還者連絡会)の集会に参加したことがあります。
印象的だったのは途中から私が参加すると一斉にメンバーの人たちがマスクをし始めた。ウイルスのご時世でもないのにマスクを常時携帯しているだなんて、よほどやましい活動をしているという自覚があったからではないでしょうか(笑)。もう1人、名前をあげるとしたら吉田清治ですね。

髙山 平凡で取り柄もない人間が自虐の波に乗れば、朝日新聞が取り上げてくれる。それで「我こそは日本のラス・カサス」という輩が雲霞のごとく出現してきた。その中の1人が「日本は中国に迷惑をかけた」と唱え続けた日銀マン、岡崎嘉平太だ。岡崎は朝日社長の美土路昌一(みどろますいち)に引き立てられて全日空社長になるが、その見返りに自虐に徹して親中反日になることを求められた。
岡崎は生涯、日中友好を謳った。日中国交正常化の際に、田中角栄が中国を訪問する二日前、周恩来は岡崎を呼んで食事会を開いた。周恩来は岡崎に「中国には『水を飲むときには、その井戸を掘ってくれた人を忘れない』という言葉があります」「まもなく田中総理は中国に来られ、国交は正常化します。しかしその井戸を掘ったのは岡崎さん、あなたです」と言った。こういう人誑しに周恩来は長けていた。
岡崎は「ヒトラーはユダヤ人に対して虐殺行為をした。それと同じく日本軍は中国大陸でやった。だから、我々は贖罪をしなければならない」と言って歩いた。

大高 中国政府に量産される〝反日謝罪男〟のメカニズムの一端が解明できて興味深いです!

髙山 その岡崎の背後にいたのが美土路だった。そして、美土路の子分が広岡知男だ。

大高 やっぱり朝日(笑)。広岡氏も「反日謝罪男」の1人です。

髙山
 こういった前提で大高さんの本を読むと「そういうことか」と、より深く理解ができる。

ヨーロッパ諸国のプロパガンダ戦略だった…残酷な処刑方法を描いた銅版画までつくって、挿し絵にしている…それを真似たのが、『ザ・レイプ・オブ・南京』(アイリス・チャン)だ(笑)

2020年08月05日 14時46分08秒 | 全般

ラス・カサス本による宣伝戦略

大高 黒を白と、白を黒と言い換えて宣伝戦を繰り広げていく。

髙山 スペインは新大陸に来ると男は奴隷として酷使して最終的に殺した。妊娠している女性と赤ん坊も殺し、処女は慰み者にした。たとえば、今のメキシコでは人口の1割が白人で、六割がその処女に産ませた混血児で、残りが森に逃げたマヤ族ら原住民になっている。

大高 その混血が「メスティーソ」と言われる人たちですね。まさに中国がウイグルに対して同様のことをしてきました。

髙山 そう。いわば民族淘汰だ。ユダヤ人もカナンの地に入ったとき、ミディアンびとに対し同じことをしている。男をすべて殺し、女は神ヤハウェから兵士に下された贈り物だ、好きにしていいとモーゼが言っている。

大高 スペイン人もそのやり方に倣った。

髙山 ラス・カサスはこのスペイン人の民族淘汰を誇大・誇張して報告した。手足を縛った人間を藁にくくりつけて、火をつけ燃やした、とか。インディオの女が抱いていた赤ん坊を取り上げ、手足をナイフで切って腹をすかせた猟犬に投げ与えたとか。似たような話が肥前島原藩2代藩主、松倉勝家(まつくらかついえ)が年貢を納めなかった百姓の蓑に火をつけた話として伝わる。

大高 松倉は圧政のカドにより斬首されています。

髙山 悪政に間違いないだろうけど、こういう残虐さはラス・カサス本でオランダに伝わっていた。キリスト教を追い出した日本の悪口話に、ラス・カサスの話を混ぜ込んだのだと思う。むしろ極東にまでラス・カサスの話が伝わっていた事実の方がすごい。それはレコンキスタでイベリア半島を取り返したスペイン人が、イスラムと協力して金持ちになっていたユダヤ人に目を付けたことから始まった。スペイン人は金持ちユダヤ人を片端から異端審問にかけて火あぶりにし、その財産を奪った。ドミニコ修道会の審問官トルケマーダは8000人を火あぶりにしている。
 で、多くのユダヤ人が、オランダ・アムステルダムに逃げてきた。当時のアムステルダムは活版印刷のメッカ。彼らはそこでラス・カサスの本を各国語に翻訳し、ベストセラーになった。「スペイン人は唾棄すべき残忍な国民だ」と世界中から詰(なじ)られた。

大高 ヨーロッパ諸国のプロパガンダ戦略だったわけですね。

髙山 残酷な処刑方法を描いた銅版画までつくって、挿し絵にしている。

大高 それを真似たのが、『ザ・レイプ・オブ・南京』(アイリス・チャン)だ(笑)。

髙山 その通り。自国民の悪辣非道ぶりを喧伝されたら、落ち込むのが当たり前だ。欧米はこういった大々的なプロパガンダ戦略を300年、400年と続けて、スペインを衰退させた。だから、今でも無気力で、かつての栄光なんて見る影もない。目下もコロナウイルスで疲弊し、行けばスリしかいないと言われる国に堕してしまった。

大高 コロナウイルスで、マリア・テレサ王女まで亡くなってしまいました。

髙山 輝かしい大帝国がここまで落ちぶれてしまったのは、ラス・カサスの報告書を利用した宣伝戦に敗れたからだ。

大高 アメリカだってネイティブアメリカンを虐殺しているのに。

髙山 ホントだ。当時、約1300万人いたが、結局、30万人しか残らなかった。ヒトラー以上の大虐殺だよ。でも、原住民に対する残虐行為と言えば、「スペイン」「コルテス」「ピサロ」となるくらい印象づけられている。

大高 その大元がラス・カサス!

髙山 アメリカでも19世紀末に英訳、色刷りされ、銅版画まで挿入されたものが売れた。スペインはひどい国だとなって、キューバでも同様のことをしていると新聞が書き立て米西戦争の宣戦布告につながった。政治、ジャーナリズム、出版界がスクラムを組んで、スペインをやっつけて結果的にキューバ、プエルトリコ、グアム、フィリピンをアメリカは領有することになった。