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豪SF映画……当ブログでも頻繁に話材にするテーマだ。
自分の洋画鑑賞歴における豪SF映画の原点は、やはり1981年の『マッドマックス2』だ。その世代だから、基本的に「オーストラリアは先住民族と白人の国」だと思っている。観光以外の目的で(かの大陸に)アジア人が暮らしていることは、(自分のなかでは)オーストラリアのイメージに合わず、興醒めする光景のひとつだ。
もっと厳密に言うと、自分のよーな「ケツの穴のちっせえ輩」にとって、周りが英語をしゃべる白人で、英語に疎い自分が「白人じゃないから(英語を)しゃべれないんだ」という理屈が通っている方が、自分の気分が楽になる。これが、周りに英語ぺラぺラのアジア人がフツーに溢れていたら、モロ❕わたし個人の資質が「アジア人としてもダメ、劣等」と陰で言われるような気がして、無性にイラつく。したがって、白人建国国家にアジア市民が増え(ている光景を目にす)るのは、イラっ
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白人国家は未来永劫、白人国家であり続けてほしい。人類は、むやみに肌の色を超えて交流しないでほしい
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…で。
そういう歪んだ性分の自分にとって、本年の豪SF大作『オキュペーション -侵略-』は観るに堪えないモノだった。白人が支配して以降、オーストリア大陸(つかオーストラリアという国家の本土は)は、まだ一度も占領(オキュペーション)されたことがない。そこへ突然、未知のヒト型エイリアンの船団が現れ奇襲&総攻撃。圧倒的な火力で、みるみる大陸の大半を制圧する。命からがら逃げ伸びた中国系ひと家族と白人の数家族、それに(コソ泥生活を送っていた)風来坊ら。祖国オーストラリアをエイリアンの手から奪い返すために、一致団結して闘いを挑むのであった……という
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エイリアンなんかの異様さに比べりゃ、中国人も同じ人類兄弟じゃないか。分け隔てなく迎え入れ、仲良く暮らし共に闘おう、てか。別にエイリアンでなくとも、巨大バッタの群れとか怪獣軍団でも良いよねえ❓ 早い話「オーストラリア人の、肌の色による(国内社会の)断絶を吹っ飛ばすためなら、大挙夜襲してくる残忍な敵キャラは何でも良かった感」がストーリー冒頭からイヤでも鼻を突く。
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80年代SFみたく安易でB級な「宇宙人による侵略」という状況設定からして、SFヲタクよりもフル世代のアクション映画好き、すなわち「よりフツーの大衆全般」に向けた作品であることは明らか。どうキレイごと並べたって(かの大陸から)白人主義者は居なくならんだろよ❕と毒づきつつ、こーゆう「SF(❔)の皮を被っただけの」新生オーストラリア礼賛プロパガンダ映画には、自己欺瞞の塊りがっ
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さあ。作品への恨み節はもう置いといて、本日の本題。来たる11月発売予定の「邦版DVDジャケ」について
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日本独自デザインなのだよね。インディペンデンス・デイもどきの巨大円盤。眼下に見えるのは……え❓ 桜橋ぃぃ??
そうなのだ。この(下半分に配された)ジャケ写は、東京スカイツリーから眺望した荒川区周辺。邦版DVDジャケでは、あろうことか元ネタのオーストラリア(もっと具体的には、シドニー)、という重要なファクターが(ごっそり
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てか、わざわざ(本国版ポスターやジャケのデザインと)変える必要、微塵にも無いのにな。ちなみに本国版、シドニー市街の眺望を拝したこれ
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