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中国のニート男女が編み出した "サバイバル"節約レシピ『ナス🍆で代用する鰻丼』が食えたもんぢゃ💧ない件

2021年10月03日 | 日記

本来、土用の丑の日に「ウナギを食べて精力つけよう🎵」てなァ、日本国内に固有な食風習……だった。

けど、今や中国人(特に❕ 都市部の中国人)も食するようになってる。かの国に進出した日本のコンビニ店網が「うな膳弁当」や「鰻おにぎり」を再三に渡り、企画するせいだ。


もともとが日本の消費者向けの「養殖うなぎ"破格"輸出国」になってる国だから、地産地消。原材料にゃコト欠かない。

ただし。これらは全部「高付加価値(高級イメージ)でボロ儲けしよう」という意図のもとに販売されてて、現地消費者にとっても安くは買えない。中国産うなぎなのに、ホンの二切れほど載せた鰻膳が千円相当ぐらいで並ぶ。低賃金にあえぐ若いニート市民らには、滅多に食せない高級メニューだ。

となると、そこは中国。カニカマみたく、人工的な「鰻もどき」すなわち「人工うなぎ肉」の冷凍パックを製造販売する業者がドドっと💧 現れた。


現在、中国の一般家庭で「今夜はうなぎの蒲焼🎵」というと8割強、この人工うなぎのレトルト解凍品である。

しかし、平均的なニート若年労働者には「人工うなぎすら、お高い」というキビしい現実がある。そこで数年前からSNSで拡散し、急速な人気を博した「代用レシピ」が……この ↓「ナンちゃって鰻魚飯」。鰻肉の代わりに供されてるのは、何と💧 茄子(なす)。あの野菜の、ナスビなんだな。


全素食谱 Vegan 2021 蒲燒鰻魚飯 (茄子變鰻魚)


カロリーも(本物より)低く抑えられてダイエットに最適❔ とか喧伝されてるんだが……でも、それって「スタミナは付きません」と言ってるのと同じこと💧  続かぬ腹持ちを「蒲焼ダレの糖分」で無理くり補ってるだけで、貧困ピープルが昼食にアンパンで飢えをしのいでるのと現実、変わらん。うな丼にしてる意味 ねーじゃんね❔

などと内心、ツッコミ入れつつ自分でも試作してみた。上の動画では茄子🍆を蒸すのに炊飯器使ってる(❕)が、自分はクッキングホイル敷いたフライパンに切り開いた茄子を投入。落としぶたで重しをしてシンナリするまで加熱した。そのあと、鍋に移し替えて(蒲焼の)タレと煮合わせ、からめる。


白ごま?のよーに写ってるのは、ゴマじゃなく(加熱の過程で)茄子の芯から分離した種子である。

このテカりや「しなしな加減」とかは いかにも炙(あぶ)った鰻の身のよーであり、思わず口の中に生唾がジュワジュワあふれてきたのだが…。


いやダマされた(泣)

イザ食べてみると全然、美味しくない。食感は「どこまでも茄子」であり、それが「てりやき漬」になっただけ。ただただ濃厚に甘ったるく、とてもとても 食えたもんぢゃない💧

そりゃそーだわ。ナスやキュウリは漬物ご用達の野菜で、味噌に漬けりゃ味噌味に、塩に漬けりゃ柴漬になるだけ。常に「漬ける薬味に負ける具野菜」の定番なんだから。

今回の場合、甘ったるい「タレに沁み切った茄子」を食べさせられるだけの結果になり、丸っきり白飯のおかずに成ってなかった。どんぶりメニューとして300%💧成立してないのだ。タレに負けない「うなぎ味」が薫る「本当の鰻膳」との、天地ほどのギャップに無惨にも敗退する実食チャレンジとなってしまった。残念無念。

付け加えておくと、中国の若者が「こんなもんでも白米のおかずに出来る」秘訣はズバリ、上の動画でも添えられる「刻みネギ」にある。できるなら、深緑のネギの先っちょ辺りでなく、もっと黄緑がかった、白ネギ部分に近い方の「辛みのある刻みネギ」を添えてやる。そうするとアラ不思議、その辛みが(蒲焼ダレの)しつこい甘ったるさを相殺して、ほど良い「どんぶりの具」へと味わいと整えてくれるのだ。

とは言っても、それはもう「うな丼とは全く関係のない茄子丼」レシピだ。まったくの本末転倒。うな丼が食べたいときの代用には成り得ない別物メニュー💧…でしかないのは、言うまでもない。



後日談(2022年4月 追記)

先般、初めて日本製のうなぎ蒲焼もどき」を食べた。


これが💧また、中国のナス🍆版ほど「食えなくはない」んだが、フェイク鰻としちゃダメダメの出来。本物と味(み)間違える…なんてレベルとは(味も食感も)ホド遠く。のっぺりパサパサしたウナギ風味(?)のはんぺんに過ぎなかった。

期待してなかった前提でも、さらに「その期待以下」。がっかりである。
=了=

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