前回記事からつづく
さあ。というコトで『モスキート・コースター』の制作に着手。先ずは、前段の実験コンセプトを"おさらい"って意味で「概念メモ✎」を再掲しとこう。
で以下、断片的ではあるが各パーツ毎の組立てについて── 。
最初に、乾燥ボックスと冷風扇をつなぐ「ホース」の両端部分から具現化にかかった。まず冷風扇側。
これは、冷風扇の吸気口にホースからの「乾気」を吹き込むパーツに当たる。白羽の矢を立てたのは、百均の「キッチン用じょうご(漏斗)」。ちょうど、上下に2本のゴムバンドだけで難なく固定できた。
次に最低、この漏斗に挿す樹脂ホースが(何せヘビみたくグニャつく代物ゆえ)グラグラしないように支える"土台代わり"の何かが要る。
現時点、作るのは実証用のプロトタイプに過ぎぬゆえ、余計な手間暇は無用だ。近くの食品スーパーのレジ脇から、(持帰り用資材として)よく山積みされてるPETボトル飲料用の段ボール箱を頂戴し、カッターナイフ1本で即席に🎵加工することにした。
段ボールなら釘もネジも不要。接合したきゃ、木工用ボンドで貼り付け(乾いて圧着するまで)洗濯バサミで留めとくだけだ。一定の強度は期待できる上に、何より造作が早い。
手前味噌ながら"ひと手間、ひと工夫"を自慢したいのは、この水色の丸で示した「折り畳み式の(冷風扇本体の台座への)固定機構」だ。パタパタと折り込むだけで冷風扇を固定でき、逆にパタパタとほぐし開くだけで、すぐさま容易に冷風扇を取り外せる。
さあ、これでホースの「冷風扇側」は完成❕❕
残るは"反対"、つまり乾燥ボックス側のホース接続口だ。
ゴムホースを通気管として利用する場合、何より困るのは「クネっと折れて」そこで通気が遮断されてしまうこと。中折れを避けるには、乾燥ボックスの「天井部分」すなわち真上からホースが「すっくと垂直に立って」つながる形が理想だ。
それじゃあ…と辺りを見回したら、空いてるDVD-Rのスピンドルケースに目が行った。
おお🎵 こいつは格好の廃材利用になる。さっそく、シリンダー軸の上部をスカっと輪切りに取り除いた。
そこへホースを挿せば、はいOK
あとは、チョイ大きめの段ボール箱でこしらえた乾燥ボックスに除湿器を設置。そのボックスてっぺん、中央部分に、この「乾気吸出し口」を乗っけてさえやれば……一応の完成 であ~る。
ここまでの工作にかかった所要時間、締めて丸4時間ほど。とりあえずの外観「全容」はこんな出来栄えに相成った。
お次の投稿=連載記事の最終回は、果たしてこの『モスキート・コースター』でニッポンの蒸しあがった酷暑の中、温度的にも冷たい風は「吹かせられたか否か❔❔」の検証報告となる。
委細は天命に任せ、果たして結果は❔ 乞うご期待であるぞ。ではで
=了=
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