先日、このgooブログの編集画面のなかに のようなバナー広告が表示された。ヒト型セラミドを補うという小林製薬[ヒフミド] スキンケア・モニターへの勧誘らしい。
何と言うか、露骨に中高年ハラスメント混じりのコピー。
自分はオトコゆえ余計に思うのかもしれないが、日本社会の「他人に対して家族呼ばわり」する文化ってやつは、もう令和にもなれば止めたらどうか。親しみを込めてるつもりかもしれないが、年下の他人に「おじさん」、同世代以上の他人から「お兄さん」とか呼ばれると無性に腹が立つ。俺はおまえの叔父でも兄でもない。馴れ馴れしく呼ぶんじゃねえ❕ と。たぶん、女性が「おばさん」とか「お姉さん」とか呼ばれるのも一緒では❔
まあ強いて言えば、「お兄さん&お姉さん」は子供が見知らぬ成人に対して、成人が見知らぬ高齢者に対して(おじさん&おばさんの代替用語として)呼びかけるのに使うなら許される。これからの(超高齢化社会の)若い親や保育士は、「よその大人は"おにーさんorおねーさん"と呼びなさい」と幼児期の子どもに躾けはじめるべき❕ なのだ。
語感に既存イメージが植え付けられてない就学前のアタマに教え込まないと、子どもって生き物は見たままをストレートに表現する。2~3歳から言葉の定義を(意識的に従来の常識とは)変えて憶えさせるのが、一番手っ取り早い「日常語の近代化」になるだろう。
話が逸れたが、そんなワケで上掲の「ヒフミド」広告は個人的に気に入らない。そんな悩みを解消するなら、スキンケアに凝るより「おばさん」を死語にすれば良いのだ。そう呼ばれる文化こそが、呼ばれる人を苦悩させる。(ハラスメント被害者の)肌の潤いが問題なのではない。真の要因をすり替えるな
で今回は、そうではないキャッチコピー版の同製品バナーが本題。
というコトで、さっそく捜索にかかる。
上のバナー画像から顔部分を切り出し、下のようにサムネ化。それを例のごとくSearch by Image (by Google)に突っ込んでやる…。
…と、ヒットしてきた数箇所の候補サイトのなかに《Doctors Me(ドクターズミー)》ののような記事が。そこにはご丁寧にも、「出典:PIXTA」の但し書きが付いてたではないか。
おお🎵 こりゃ手間が省けた。
そこでピクスタさん内のサーチ窓で同サムネを画像検索すると……出てきたのは以下のページ。2016年9月の撮影という、『素材番号:25895657』だった。うん。たしかに、素材の配布元はここに相違ない。
> 同じモデルの他の画像 (外部リンク:同上)
ちなみに撮影者(版権クリエイター)は zak氏。このかたはビューティー&ヘルス関係のストックフォト制作をご専門にされてて、外部に委託した派遣モデルさん❔を次々に被写体に。ハイペースで同系の画像素材を生み出していらっしゃるようだ。
以前調べた「美肌博士」のケースのようにフォトグラファー主宰の事務所に籍を置く"専従"モデルではないので、氏名などのID情報は非公開。残念ながら、お名前は仮に「PIXTAのモデルNo.58339」番さん、と称しておく他なさそうだった。以上そんなところで…ではまた。
=了=
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