おおかたの家庭のトイレが和式便器で、ゆえにトイレットペーパーも「洋画のなかでしか見ない眩しい"日用品"」でしかなかった時分、当時の尻ふき紙=ちりがみなるモノは、めったに店で買わずとも古紙ゴミと交換してもらえた。少し時代が進みバブル期に向かいはじめると、日本じゅうの町々や村々には、軽トラにチリ紙を積んだ古紙回収業者の軽トラが住民の玄関先まで(古新聞や古雑誌を)引き取りに巡回して来るようにさえなった。
そんな、ありふれた日常から幾年月か……今や ちりがみに代わるトイレットペーパーも、とうてい無料では入手できないばかりか、カネで買いに店に出向いたって棚は空っぽだ。どんだけ世のなか、徹頭徹尾ひっくり返ってしまったのであろうかw たぶん自分はずっと同じ国に生きてるのだろうが、同じ地球上に住み続けてるとは思えん。
近くのスーパー2軒とドラッグストア2軒、いまだに開店時点からトイレットペーパーが並んでない。今のパックを使い切る前に、次のが購入できないんじゃ💧 ないかと、半分本気で心配になってきた。チョイ以前には、このブログ中でも不織布マスクを自作してみた。こうなったら、(トイレットペーパーは技術的に無理でも)昔のチリ紙くらいは自作してみるか❔ という想いが擡(もた)げだす。
マスクのときと同様、スーパー店頭で有り余ってるモノを材料にして"模造ちりがみ"を作る。
家から出る紙ゴミ類とキッチンタオルなどを切れぎれにガサっと混ぜこみ、水に漬けて肉団子くらいの塊りに丸め、水切りしてパックして冷凍庫へ。凍ったらフードプロセッサで粉砕し、練り物の素みたいにする。それを紙漉きの要領で百均の角ザルにでも掬い、冷蔵庫で乾燥させれば"応急の"ちりがみ程度にゃなるんじゃないか❔ …と(先ずはアタマのなかで)目論んでみた。
出来る気になりゃ試作だ。さあ、材料を仕入れよう🎵と勇んでスーパーに出向いたら……あれ❔❔
たしかにトイレットペーパーは品切れだが、…ちりがみパックは…まだ棚に売れ残ってるww 小分け仕様の「水に流せるティッシュ」に至っては、何の逼迫感もなくフツーに山積みだったww
そうか。 今までトイレットペーパーの棚にばかり目が行ってて、ちりがみまでが無くなってるかどうか? なんて気に留めてなかったからな。別に、ちりがみが買える状態なら(最悪、トイレットペーパーの手持ちが切れても)トイレで尻を拭くのに困るこたないんだ。いや拍子抜けェ。ちりがみを自作、なんて鼻息荒げて気負いこむ以前の話だった。
内心、周りよりゃ冷静に構えてるつもりで(実は少し)パ二くってたらしい自分の思考回路に気づかされ、ひとりで赤面したな。つワケで、ひとまず「流せるティッシュ」を2パック購入すると、"自作の材料"は買わずにスゴスゴ引き返した。もしこの先、「ちりがみも買えぬほどの」トイレタリー大飢饉が勃発したなら^^; あらためて『自作ちりがみ作戦』の一部始終をレポらせていただこう。でわでわ
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