先日、洋画ネタで雑談してるとき……今も精力的に俳優活動してるニコール・キッドマン女史の演歴をさかのぼってたら、ある段階から「それ(キッドマンじゃなく)キム・ベイシンガーだろ」とツッコまれてしまった。
やあ失敬失敬。ふたりの間には13.5歳も世代の開きがあるのに、ナンでまた"混同"しちまったのか💧
よくよく調べ直して、混同するワケが判った。キム・ベイシンガーは、30歳越えて『ナインハーフ』の体当たり演技でやっと女優の才を認められた「遅咲き女優」。対してニコール・キッドマンは、二十歳そこそこの若さで(オーストラリア映画で見かけた演技を)一方的にトム・クルーズに見初められ、無理くりハリウッド大作で彼の恋人役を演らされた「超❕早咲きの女優」。結果、ふたりの"旬な活動"時期が10年以上に渡って重複する。
で、そこへ持ってきて両名とも『バットマン』のヒロインに抜擢された過去があり、奇しくも同じ時期、それぞれが『ミッション・インポッシブル』な大物男優と結婚~その後、離婚していた❕❔
そんな紛らわしい類似点を持ちながら互いのキャリアが交錯するんで、キッドマンの過去がベイシンガーに絡まって誤記憶され、ベイシンガーの近年がキッドマンに絡まって再生されてしまう💧 んだろう。同じような混同を繰り返すかたがおられたら、この記事で「脳内整理」していただきたい。
そもそもニコール・キッドマンが「トム・クルーズの長年の嫁だった」コトさえ念頭にあれば(ベイシンガーとは)混同の余地など無いハズなんだが、彼女は年長者トムによる支配的な結婚生活に終止符を打ってから「俄然❕ のびのびと大女優へ急成長」。今じゃすっかり「元ダンナ」の影をも薄めちまったせいで、両者をキッパリ切り分けていたイメージの「楔(くさび)」が失われてしまったようだ。
=了=
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