関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

オーシャンズ13、そんなに予算が足りないないなら、最初から作るなっ!(苦笑)

2007年12月26日 | 日記
さて、わたし映画はよく観ます。

が、たいていレンタルDVDで済ます小市民^^;で、いちいち鑑賞した作品にマイナスの評論カマすのは好きではありません。ですが『オーシャンズ13』アレだけはひどすぎた。そのアレについてひとこと書き留めておきます。

それは…劇中に出てきた“1枚のドア”について、です。特にネタばれ、って内容でもないですから(まだ本作をご覧でない人にも)、ズケズケ言わせてもらいます。

この作品では、カモ役のボスとしてアル・パチーノが登場。舞台は、彼が新規OPENさせた“ラスベガスで一番高級なカジノ付きホテル”です。

繰り返します…『ラスベガス一豪華なホテル』、です。

そんなホテル実在しないので、外観は合成CG、中身はセットを造って撮影しています。今回問題となるのは、そのセットの一部における“あまりの”安っぽさ!について、なのです。

それは“プロジェクト”の前半にいきなり登場します。このホテルのサービス品質を採点するために(お忍びで)やってくる《格付け機関》の調査員を泊まらせる部屋に、前もってオーシャン一味が“細工”をするために潜入する場面、です。

その(豪華?)客室の扉ぁぁっ!!!!  あ、ありゃいったいナンなんですかっ!?

ぺらぺらの、厚さ3センチほどの木板で、そこいらのホームセンターで買ってきたよーな蝶番(チョウツガイ)で上下2カ所をネジ留めしただけ。開け閉めすんのに、ほんと軽いパタンパタンってな音までマイクに拾わせてる。ありえねーです。安っぽすぎ!

あれじゃ高校生くらいの悪ガキにでも、足で蹴破られてしまいますよ^^; 田舎の物置じゃないんだから。一泊3800円のビジネスホテルだって、わざわざあんなにチープなドア付けないでしょうよフツー。

そんなに予算なかったのかなー。全部、役者のギャラにいっちゃって。

あのシーンでいっきに興醒めしたわたしは、物語の世界に移入するタイミングを完全に逸してしまいました。

たかが一枚のドアですが、そんな基本的なアイテムすら丹念に創り込めないなら、その“薄っぺら”さはおのずと(ドア一枚だけの話に留まらず)、作品全体の出来に波及してしまうんじゃないかなあ。わたしはそう思います。はい~。



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