豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

家の価値は住み心地とデザイン性を…函館~北斗市

2011-06-21 17:55:14 | ファース本部
単に売れる家とは、先ず外観が美しい事でありそうに思うのです。
住みたい家の代表は、見た目に情緒性があって斬新で見る人に感銘を与える外観です。
先般、我国を代表する建築家、安藤忠雄氏がBSフジのテレビ番組で語っておりました。

安藤氏が設計施工を行った有名デザイナーの建築物が、とにかく寒い寒いと云われ続け、そのデザイナーは、自分の営業妨害をしていると発言していました。
何故に寒いのかとの質問に彼は、建主のデザイナーが費用を渋って床暖房を取り付けなかったとの理由です。冗談っぽい口調でしたが、全国放送ですから多くの方々が観ていた事でしょう。

安藤氏は、更に「デザイン的に優れた建築は、建主も相応の覚悟が必要」とも述べています。
開放的で斬新な建築物のデザインを行うには温熱環境が完全に置き去りになります。
多くの方々から尊敬され、一流建築家と評される安藤氏でも寒い理由は、床暖房の有無に…

確かに暖かい家、暖房費の掛からない家、涼しくて冷房費の掛からない家を設計するには、デザイン性を後回しにする事になるのでしょう。しかし、デザイン性に優れた家は、住んでから寒い暑いの光熱費の他にも外装メンテナンスに相当な費用が伴います。

しかし住んでから快適だ、冷暖房費が安価だ、と云っても住まなければ判らないのです。
住んでから気付くのは、デザイン性より快適性、安全性、冷暖房効率でしたと…
ところがこのような家は「売れない」と云うより、ことごとく売り難いのも事実です。

一般の家づくりにおいては、やはり住む人の個性を醸し出すデザイン性も必要です。
しかしながら、それには温熱性能を充分に加味する事が前提になりそうです。
住み心地、冷暖房費は、家が出来てから一生涯にわたり付き纏うのですから…

写真は、北斗市本社で毎年3回開催されるファース検査員講習の様子です。
住み心地、暖かい、涼しい、そして光熱費が安価な家を徹底研修を受けている場面です。
見た目より、住んで快適、省エネ、長持ちで資産価値が上がります。
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