木材の含水量…北斗市・ファース本部
山に茂っている樹木は、約60%の含水量があるそうです。
人体は、殆ど水で出来ており新生児75%、子供70%、成人65%、老人になると55%くらいになると云われます。
木材も生きている時は60%でもしだいに湿気が抜けて乾燥します。
私達が家づくりに用いる木材の含水量は15%くらいと云われます。
昔は30%弱の木材を使用し、建築後に乾燥収縮で継ぎ手を絡ませて剛性を高めました。
現在は新建材を用いるため、人工乾燥させて最初から15%くらいの木材を使用しています。
含水計(写真)で、フクチホームの木工場にあった木材を計測したら9%でした。
乾燥材は15%程度ですが、屋根の掛かった作業場に放置しておくと8%くらいになります。
つまり新築時の木材の含水量は15%でもしだい乾き、8%か9%くらいで定着します。
乾燥材を使用しての新築でも、木材の収縮は更に進捗するのです。
木材に塗布する塗料や私達ファース工法のエアクララは、15%以下が好ましい状態です。
ともあれ木造建築は、住む人が木材の生動を見ながら楽しめる感性も必要のようです。
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