硬質ウレタンも色々…北斗市・ファース本部
スポンジは軟質(なんしつ)ウレタンと云います。
ウレタン断熱材の多くは硬質(こうしつ)ウレタンを使用しています。
この硬質ウレタンも、発泡倍率や独立気泡率で大きな違いがあります。
写真は見学会で使用するサンプリングですが、いずれも硬質ウレタンです。
それでも触れば向かって左側は柔らかく、指で押せば孔があきます。
右側は、指で押しても孔をあける事など出来ず、発泡倍率と独立気泡率を換えてあります。
発泡倍率をあげると原液を少なくすることが出来るため、予算を削る場合に行います。
逆に独立気泡率を高くすると硬くなり、密着強度も向上します。
私達のファース工法は、独立気泡率96%、発泡倍率30%のエアクララを使用しています。
独立気泡率0%が「スポンジ」ですが強度が伴いません。
エアクララ96%残りの4%は、木材の呼吸を促すためのものです。
水を弾いて木材を呼吸させる際どい倍率に処方しています。