豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

調湿機能を持たせるために…北斗市・ファース本部

2022-05-23 17:34:00 | Weblog
調湿機能を持たせるために…北斗市・ファース本部
住宅に高断熱高気密の機能を持たせるのには、いわゆる熱伝導率の低い断熱材を厚くして、ポリフィルム等の気密シートでしっかりと目張りをすることで成し遂げられます。
現況では、それをもって高気密高断熱住宅と称しています。

住宅は、高気密高断熱の性能を持たせると僅かなエネルギーで室温を高く出来ます。
室温を高くすると湿度(相対湿度)が低くなるのです。
一般に湿度を%と表記しますが、これは割合を示しています。

気温が高くなると抱えられる水蒸気量が増えるため、必然的に割合が低くなるのです。
例えば気温20度、湿度50%の時の絶対湿度(湿気の水の重さ)は7.3gです。
同じ気温20度で湿度80%になると僅か30%増えただけで絶対湿度は16.4gになります。
同じく20度で湿度30%となると4.3gとなります。

私達は家屋内の温度の上下に左右されない湿度を保持するため、シリカゲルを吸放出するように、特別に処方したファースシリカを床下に平均約250㎏を敷設しています。
ファースシリカ250㎏では、水を約200リッター(ドラム缶一本)分の溜め込む量です。

画像はそれを検証するために行う実験ですが、同じ容積と気温21度の密閉ボックスに少しの水を入れます。
ファースシリカの入った容器は60%、入れない方が86%となります。
この実験を繰り返し行い、延床当たり1.5㎏のファースシリカを敷設するに至りました。



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