サッカー一色。日本が負けても報道はいろいろある。日本中が狂っているみたい。でも、それが晴れの日なんだ。
鬱々とした隷従の日々を出来るだけ少なく、精いっぱい人生をエネルギーを発散するという、世界中の人間の根源の喜びを作る本能のなせる業だ。
そういう中、吾輩は先週も忙しかったから、今日月曜はお疲れ休み。で、朝寝しながら週刊新潮を読み、幸田真音の小説を読み、
そして、DVDで 「助六由縁江戸桜」 を見る。これは助六の男伊達と、花魁揚巻の意気地を表す、歌舞伎18番のなかでも、正月興行の重みのあるもの。
こういうのを、ゆっくり見るのも、乙なもの。蒸し暑い梅雨の晴れ間のお楽しみ。次は正装をして綺麗どころと歌舞伎座に行きたいものだ。