靖国神社のみたま祭りは16日に終わった。きょうは多くの作業員が入り、跡かたづけで大わらわ。
宴会の大騒ぎのあとの「宴のあと」とは少し違うが、御霊を迎える中で現代人も一緒に食をともにするという意味は大きい。
でも、楽しい宴はいつかは終わる。「晴れの日」が終わり、「卦の日」が戻るのだ。
」
その後、所用で神保町へ足を伸ばし、平川門から皇居東御苑を散策した。
昔、大奥のお女中たちが忍びで神田のまちに抜けて行った橋だ。
今回は大奥の不浄門のいわれや悲喜劇は別に、平川門から御苑を散策。
つい先日、あじさいの綺麗どころを並べたが、その後着実に時間がたつ。そして栄枯盛衰。誰も汚いお老いる姿を愛でることはない。
出来れば、いつまでも現役・花の盛りでありたいが、江戸城の天守閣も振袖火事・明暦の大火(1657年)で焼失して以来、1時再建するも現在は土台の石垣のみ。
ここにまだ命永らえているあじさいがある。 人生いろいろ。
皇居の夏ミカン。だれも採る人がいないから、時とともに、土に帰るのみ。