今日19日新宿の病院に定期検診に行った。帰りに新宿歌舞伎町を歩いているとカラオケ店があった。そこで前々から行こうと思っていた 1人カラオケを実践した。
普通 カラオケは数人で行くと人前で歌えない、恥ずかしい、マイクを独占する人もいる等々いろいろ問題がある。
しかし1人カラオケでは狭いながらも俺の天下だ。
これが樋口一葉の家の唯一の名残り。周辺はみんな建て変わっている。明治は遠くなりにけりだ。
下手でも音程違いでも、何でもかんでも自分で楽しめる。それに時節柄カラオケルームの利用料が非常に安い。30分単位で平日昼間で120円位である。そのかわり飲み物
一品750円をつけられる。いずれにせよ安いもんだ。
見てると若いサラリーマンか学生かわからないのが昼間から30分だけ歌ってさっぱりした顔で出ていきよった。これが現代風俗か。
先日の文京区の本郷菊坂の樋口一葉の旧家を探訪したのとずいぶん世界が違う。明治28年頃、20代前半の樋口一葉が 赤貧洗うがごとし と言う生活をこの場所で送っていた その名残が唯一 井戸として残っている。ただし一葉の頃明治では、おそらく井戸から直接水を汲んでいたはずで、写真のような手押しポンプができたのは大正以降であろう と司馬遼太郎は言っている。
これが樋口一葉の家の唯一の名残り。周辺はみんな建て変わっている。明治は遠くなりにけりだ。
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