JRが吉永小百合ちゃんで広告している「大人の休日パス」で秋田県・温泉旅行に行ってきました。
日常、俯いて毎日同じような仕事の繰り返し=卦の日 というが、昔の人も、時には日常からワープして踊り狂う=晴れの日 が必要だと、考えていた。祭りには、踊りと酒ばかりでなく、歌垣という男女恋愛の機会も設けられていた。退屈御家人は 現代にも晴れの日が必要と勝手に思っている。 普段は周辺の目やしがらみからイジイジしている。それは本人が意識・無意識のうちにして、社会のおきてに取り込まれているからだろう。
多くの人は、慣性の法則が働き、毎日同じように、前日と同じことを繰り返す。これが当然、仕事で生きる世界であると。これが堅気の世界だ。それが善。それをはみ出すものは、やくざ者・つまはじき者となる。だから日常の繰り返しの現実から、飛べない、そこで鬱々となりますな。飲み屋でウダを上げるのだ。
退屈御家人は、江戸城でのお勤めから、追い出され、息子に家督を譲ったような、毎日が日曜日と「晴れの日」みたいなことばかり考えている。おもえば、18の昔から働くのが好きでなかったな―。恥ずかしながら「あそび人」的タイプだったのかもと、今反省しているが、意味のない老いの繰り言だが。
そこで、今回、吉永小百合ちゃんの旅行。温泉だ。時間も日程も意識して作らないと、余暇はできないぞと言い聞かせて。
まず秋田新幹線で田沢湖駅まで。ここでレンタカーを借りて、田沢湖経由、乳頭温泉郷へ。
田沢湖は深いカルデラ湖で美しい。たつ子像が青い湖に映える。
田沢湖周辺は秋の実りの真っ最中。稲の黄金色がこんなに美しいとは。ここで写真を撮っていると仙台ナンバーの台湾人らしい大学の先生らしい夫婦が、吾輩のまねして写真を撮りに停車して映していたよ。日本の秋の美しさ。
田沢湖を1周ドライブして、乳頭温泉郷へ。今日は大釜温泉で泊まる。その前に、一番人気の「鶴の湯」で日帰り入浴。ここは秋田の佐竹の殿さまが湯治に通ったとか、昔のお付きの護衛武士が泊まる部屋が、「陣屋」という形で7部屋残してそこで現在も泊まれるようになっている。 「秘湯の湯」で有名になり、いまは「ひと人の湯」と揶揄されるほど俗化している。
乳白色の露天混浴だが、ここにおばあさんが入っていたが、撮影禁止だ。残念だが当然といえば当然。
あとは、続編で
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