江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

牛久沼の鰻

2012年07月24日 21時28分58秒 | 歳時記
ヒルオケ の世界



本日、暑気払いに、常磐線取手の先の藤代駅まで行って、牛久沼の鰻を食べに行きました。

つくば未来市は緑の豊かで、稲穂がすくすくと伸びていましたよ。昔、氾濫して有名になった小貝川をわたって、牛久沼の先端の、弘法大師の巡錫地のお堂があり、そこに土地で有名な鰻屋がありました。

今年は、鰻の価格高騰のうわさがあり、我輩、B級グルメで普段行っている中野の鰻屋に行っていないよなー。
私は節操無く食べましたよ。牛久沼の鰻はうまかったネ。

ホステスは、現地在住の俳人・書家のおばさま。
美人で知的な人とご一緒に楽しい時間を過ごしましたよ。

この前、私が「奥の細道」を筆写した練習書面を見てもらったところ、この書道の先生が、吾輩の下手な素人習字を批判もせず、牛久の地で、ご自分の作品、白楽天の詩、香炉峯の何とかいう、枕草子の原題に当たるものを書いたものを見せてくれました。奥ゆかしい。いやーうまいね。

俳句の話(俳句は同僚です)と書の話をしながら、楽しいひと時を過ごしましたよ。
牛久沼を一望するこの地で、牛ガエルの鳴き声が聞こえてくるので、これを俳句に詠むにはどうするがいいか、いろりおトライしましたが、先日の同僚の優秀な句には、どうも及ばないよねーと。
それは、「牛ガエル捨て身の声を放ちけり」だった。
うまいよなーとお互いに、絶句。

 こうして、そのあと、腹ごなしに近所の田舎のカラオケルームに行きました。

いやーたまげたネ。平日の昼間から、20畳ぐらいのカラオケルームで年輩の男女8名、うち女6名、男2名が、舞台に登って熱唱、歌っていましたよ。

楽しそうに、自己陶酔、結構結構。でも田舎のおばさんたちが、草むしりなんかせず、歌を歌って楽しむなんて、日本の文化の究極の姿だね。いやはや驚き。田舎の文化なんだろうね。すごい。

我輩たちも1曲づつ歌って解散ししました。

いやー、普段と違う世界を垣間見せてもらって、今日は本当happy。
ちなみに、この書道の先生は、明日、八丁堀で句会があるので、その投句予定の3句を我輩に添削をと。

そりゃ、ご無体な。と引き揚げました。帰りの常磐線で45分爆睡。


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