団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

91歳女性窓越しの面会から聞こえる心の叫び

2021年12月01日 | 老後の生き方

先日NHK東北版の番組「高齢者施設、入居者と家族の周辺」の

中で特養老人ホームに入居してる91歳の女性と60代の娘さ

が紹介された、コロナ禍で面会制限が続くなかで、10分

だけ窓越しでの会話だけが許され、久しぶりの対面だった。

 

車椅子の母親が開口一番娘さんに言った言葉が「生きててごめ

ね、迷惑ばかりかけて」だった、「何を言ってるの、お母さ

ん、今まで頑張ってきたのに、そんなこと言わないで」娘さん

の悲しそうな表情が印象的だった。

 

長い期間家族と会わないため、入居者の不安、さらに認知症の

配など家族にとってもつらい日々かと思う、なぜか「生きて

てごめんね」という言葉が頭から離れない、昨年3月に亡くな

った母高齢者施設に入居してた頃を思い出した、月に2回の

訪問、コナ禍の少し前だったが私が帰る時にいつも涙ぐんで

た認知症だた94歳の母、もしかしたら「生きててごめんね」

と言いたかたのでは?とやるせない思いになった。