現在女性の労働者3056万人、そのうち約6割がパートや派遣
社員などとして働く非正規労働者である、主婦層が主だが子供の
いない未婚女性も増えつつあるという、低収入で不安定な暮らし
の中、将来に希望を持てず、孤立する人も多い。
非正規で働く理由としては「正社員として働ける会社がなかった」
が一番多い、また若い非正規女性は以前からいたが、いずれ結婚
すると問題にされてこなかったが非婚化、晩婚を背景に35歳以
上が増えている。
非正規のため十分な経験を積めず、低収入のままで病気をしたり
親が要介護となったりした途端、生活が立ち行かなくなるリスク
も高いといわれてる、当然老後のリスクを考えると不安である。
実際単身女性高齢者の相対的貧困率(税金や社会保険料を除いた
可処分所得が年収122万円)が約5割と非常に高いのも問題で
ある、大企業では正社員化を推進してるが中小企業ではまだまだ
かと思う、老後のことを考えると未婚女性の非正規は深刻な問題
である。