団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

高齢者が働く本当の理由は

2018年10月05日 | 仕事

今年の高齢社会白書によると高齢者3400万人の内670万人、

実に20%の人が働いている、毎年増えておりこの4年間で18

0万人も増えている、特に65歳~69歳の人たちの半数近くが

働いている。

 

定年後働かないでいると社会に居場所のなさを感じ疎外感に襲わ

れる人、一方生きがいのため、社会参加と働く意欲の高い人、生

活のため働かざるを得ない人、人それぞれかもしれない。

 

老後は食費や子供の教育費は減るが医療費や介護費など想定しな

い出費がともなう、現役のころより収入は激減するが支出はそれ

ほど変わらないものである、そこで思い切った生活のダウンサイ

ズを試みなければ年金だけで生活することは難しい、当然蓄えを

取り崩すか働くしかない。

 

 

現実問題として高齢者の6割が10万未満の年金しか受給してな

い、また貯蓄にしても一部の富裕層がいるものの約4割の世帯の

貯蓄が500万円以下という実態を考えると、生きがい、社会参

加よりも生活のため、将来の不安のため働く人が多いのではと思

う。