団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

大切な人と話してください(東日本大震災から11年)

2022年03月11日 | 災害

「まあよかったな」「うんおいしい」「おう」「いってらっしゃ

い」「また来週ね」これらは震災で亡くなった方の日常の言葉、

そして最後の言葉、私たちは明日何が起こるかを知ることができ

ない、だから今日3月11日、大切な人と話してください、「あ

りがとう」や「ごめんね」を伝えてください。

 

あの日、あなたが知ったように明日が来るのは当たり前ではない

あの日の後悔と悲しみを繰り返さないために3月11日を大切な

人を思い大切な人と話す日に。

 

これは岩手県盛岡市にある岩手日報社が一昨年3月11日に「大

な人と今日、話そう」というタイトルで掲載した言葉でる、

面に大きい文字、そして心に響く言葉、ホームページに賛同の

がかなり寄せられてるというのも納得できる。

 

確かに明日の保証を手にしている人など一人もいないし今日は元

気で定していても明日のことは誰にもわからない、だから人の

生は最後までわからないと思って生きるしかない、そして当た

り前のことに感謝し、大切な人に感謝の言葉を伝えることこそ大

切、今からでも遅くはない。


人生は考え方ひとつで変わるもの

2022年03月10日 | 生き方

もし健康で満ち足りていれば生活のほうばかりに気をとられ生

ることの意味や人生について考えないものだ、だから病気に

なったり、苦しみやつらさを抱えたときにどうやって乗り越え

るのか試される。

 

その時は肯定する、いわゆるマイナスの状況を受け入れる、こ

ういう病気や苦しみやつらさがあるから自分の生きる意味や人

生を考えるのだと私はプラスに考えるようにしてる。

 

人生は考え方ひとつで大きく変わってくるものだ、あとは人生

るようになると腹をすえて自分に与えらえた条件のなかで最

善を尽くす、人生を楽しくするのもつまらなくするのもすべて

自分の責任と思って生きるしかない。


死にゆく人の涙は未練それとも感謝?

2022年03月09日 | 

死ぬのがこわくて仕方がないのは生きる意欲が人一倍ある証拠

だと言われてる、それでも人間いつかは死ぬ、誰かに看取られ

て亡くなる人、誰もいないところで亡くなる人さまざまかと思

う、私は両親の臨終に立ち会うことができなかった、だから立

ち会った人の気持ちが知りたくて探してところ、ある一冊の本

巡り合うことができた。

 

それは結婚して45年のご夫婦、闘病中の奥様が臨終前、ご主

人が様の耳元で思い出を語りだした時、酸素マスクの中から

ご主の目を見つめ、ウンウンとうなずき手を握り返してくれ

た、ニターの波長が弱まり50を切ったとき、眼尻から涙が

ほとしり、頬を伝って流れ、そして息を引取った、ご主人も

娘さも号泣した、伴侶を見送っての事例のなかの一例である。

 

死にゆく人が臨終にあたっての涙は、淋しさ、この世にまだ未

練があるから、それともこの世に別れをつげる感謝の涙か、こ

の奥様の場合、感謝かもしれない、でもそれ以上にまだ死にた

くないという気持ちが強かったのではないかと思えてならない。


悩みと向き合い学んできたこと

2022年03月08日 | 生き方

悩みというものが人生からなくなってくれたら、どんなにいい

だろう、多くの人がそう思ってるはずである、人間は傲慢な生

き物で何事もなく過ごしていれば何にも気づかず何にも学ぶこ

ともなく成長しないままやり過ごすだろう。

 

しかし悩みがふりかかってくれば、そうはいかない、多くの人

は色々な悩みに直面して初めてそこから何かを学ぶ、そしてそ

の悩みとどう向き合い、どうかかわっていくかが大切な気がす

る。

 

私は悩みに直面したときは心掛けてることがある、それはどん

な痛い目にあっても、あの時の苦しさ、つらさに比べればどう

ということはない、どんな悲しみやつらさも転化しようとする

意欲があれば必ずなんらかの形で自分の糧になるはずだ、そん

な気持ちで生きてきたし、それは振り返ってみると間違い

なかったと思っている。


ありのままの自分を生きたほうがいい

2022年03月07日 | 生き方

はたからみて幸せそうにみえても悩みや苦しみのない人なんて

いないはず、満ち足りているように見えても人は必ず心の片隅

に苦しみを抱えているものだ。

 

人はなぜ苦しむのかというと自分で思いどうりにならないこと

が多いからだ、例えば身近にいる他人と比べる、相手が自分よ

り裕福で子供も優秀で幸せそう、それに比べ自分は不幸だと思

いこんでしまう、しかし本当のところはわからない、幸せそう

に見えても人に言えない悩みや苦しみを抱えてるかもしれない。

 

そういう時は他人と比べるのをやめることだ、やめると人生ら

くになる、実際自分だけに都合のいい人生などありえない、だ

から苦しくて当然、悪くて当たり前と思ったほうがいい、そし

て人は人、自分は自分、ありのままの自分を生きた方がいいと

思っている。


ある女性ブロガーの死から7年家族の思いは

2022年03月06日 | ブログ

45歳女性初めてのブログ、冒頭「祝、緊張の初ブログ」とい

タイトルで書かれてる「健康そのもと思っていた自分の体がま

かそんな病に侵されているなんて、そんな時に同じ病気の方た

のたくさんのブログを見つけました、読んでいっぱい励まさせれ、

同じ思いに共感し、皆さんとお友達になりたい一心でブログ

めました」

 



それから8ヵ月の闘病生活、家族への思い、仕事に復帰したいと

いう思同室の闘病仲間とのかけがえのない交流、亡くなる

日前にはコンビニに行き、カップラーメンを食べたり、病室か

見る青空の景色を眺め早く退院したいという思いを描いていたの

に、苦しい状況のなかで気力をふり絞ってのブログ、そして20

15年7月2日最期のブログから12日後に46歳という若さで

帰らぬ人となった。

 


女性の8ヵ月余りのブログ(悪性リンパ腫寛解めざして)を読ん

でみると病気になった戸惑い、無念さ、不安と恐れ、病生活の

日常、そしてご主人、二人の息子さん、そして両親への深い思

が書かれている。

 

私が知ったのは「娘の闘病ブログ支えに」というタイトルで新聞

に寄稿したお母さまの記事だった、娘さんが亡くなった悲しさ、

悔しさから立ち上がろうとしてる決意とブログ仲間への感謝の念

が込められており心打たれるものだった。ブログを読むとリアル

悲しみを誘う内容、読むたびに健康であることの大切さを痛感

する、今だに残されてるブログにアクセスする人が後を絶たない

、ブログなんて縁のないものと思っていたご両親、かけがえのな

い記録となった娘さんのブログから力をもらったという言葉が心

に残っている




楽しかった記憶を抱きしめて

2022年03月05日 | 老後の生き方

明日の保証を手にしている人などひとりもいない、今日は元気

でも明日のことは誰もわからない、いくつになっても不安はな

くならない、たぶんすべての悩みから解放されることはないだ

ろうと思う。

 

それでも好きなことをした体験や楽しかった体験が今の私を大

きく助けてくれたことは確かである、そして死は公平にやって

くる、どんな人にも公平にやってくる、それは間違いないこと

だ。

 

だからこそ楽しかったをよく記憶しておいて、やるべきことは

やったし、なかなかいい人生だった、もう思い残すことはない

、いつ死んでもいいという覚悟と楽しかった記憶を抱きしめて

残りの人生を生きていきたいものだ。


お祖母さんの最高の贈り物

2022年03月04日 | 老後の生き方

今から24年前その年のベストエッセイに選ばれた宮城県仙台市

の小学校4年生の女の子の作品「最高の贈り物」大好きなお祖母

さんが、がんを患って余命幾ばくもない、それでもひとつも不満

を言わずいつも「今が一番幸せだよ」といってるお祖母さん。

 

そんなお祖母さんが人生の最期に自分の家族に何を残せばいいの

だろうかと考えた末、少女の母親に「まな板」を贈った、お祖母

さんがいうには人間はお金を残すと喧嘩の種を残すから私は何も

残さない。

 

「まな板」はもしも私が亡くなった時に台所でまな板をトントン

と叩くたびに、きっと私の事を思い出してくれるでしょうという

思いで送った「まな板」、ささやかな物かもしれないが家族にと

っては最高の贈り物だという内容のエッセイ、大好きなお祖母さ

んが亡くなるという悲しさをこらえながらもピュアな少女の気持

ち、今では30代半ばになった思われる少女、大人になっても瑞

々しい感性を失わないでいて欲しいものだ。


人間関係における言葉は大切

2022年03月03日 | 人間関係

人間同士が親しくなるには学校、職場、サークル、近所、色ん

な場面がある、そこで好感の持てる人、好感の持てない人がい

るものだが、第一印象が悪いと当然好感はもてない、逆に第一

印象がよければ相手とすぐに打ち解ける、この感覚は容貌、雰

囲気もあるだろうが、やはり言葉だと思う。

 

はじめは全く知らない同士、それがつきあいが深くなると一身

同体のようになる、これは言葉を使ってお互い理解を深めた結

果だろう、人間は唯一言葉を使う動物である、そこが犬や猫等

他の動物と違うところである。

 

人間関係は言葉を通しての関係、親しくなるには言葉が大切、

ちょっとしたひと言で人間関係が深まりひとりの人生を変える

ことがある一方ちょっとしたひと言で友情が一瞬で壊れること

だってある、それだけ人間関係は難しいだけに言葉を大切にし

たいものである。


不満があっても生きていく

2022年03月02日 | 生き方

日常というのは平凡で閉塞感だらけのつまらないもの、特に今

はコロナ禍でマスクをしての感染対策、いつまで続くのだろう

か?そんな思いで2年間、それでもある意味慣れたのかもしれ

い。

 

人間は生きてくうえで現状には満足しないものと言われてる、

他人には満ち足りているように見えても、本人はいつも自分の

中で不満を見つけている、それが私たち人間の悲しい現実で

る。

 

その証拠にコロナ禍前のことを思い出してみるといい、その時

はハッピーだったろうか?そんなことはなかったはずで、それ

なりに不満があったはずだ、ただ当時当たり前だったことが、

今は出来なくなっただけのことだ。

 

だから今はコロナ禍の現実を受け入れるしかない、受け入れた

えで、どんなふうに生きていけば楽しく過ごせるかを考える

かない、不満があっても、いつかきっとという希望を持っ

生きることこそ大切な気がする。