「幸せのメカニズム」の著者前野隆司氏は健康は幸福に強く影
響するもので最も強く影響するのは「自分は健康だと思ってい
る」ことだという。
例えば健康診断結果の中で「中世脂肪は標準値をこえている、
でもこのぐらいだったら大丈夫」と思っていれば幸せで「標
準値を超えているから大変だ」と思っている人は不幸せ、こ
れは一理あるかもしれない、ただ物事を楽観的にとらえるか
悲観的にとらえるかで、必ずしも健康に限ったことではなく
その人の生き方ともいえることである。
同じように「人生論ノート」の著者三木清はこんな言葉を遺し
ている「健全な胃を持っているものが胃の存在を感じないよう
に幸せである者は幸せについて考えない」なぜかこの言葉は私
には腑に落ちるところがある言葉である。