団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

自分が楽しむことに価値がある

2022年05月11日 | 生き方

自分で自分を楽しませる、特に齢を重ねると日々の生活で大切だ

と痛感する、一瞬でも一日でも、ああ楽しかったと思えることが

あったらそれでいい、そのためには自分で工夫するしかない。

 

人生をふりかえってみると他人との競争の勝ち負けなど一瞬のこ

とほとんどの時間はひとりで走っている、人間誰でもひとりなの

だ、だから自分の評価を信じ、自分が満足すること、こんな素敵

なことはないし自己満足こそ生きる力になるといっても過言では

ない。

 

それは音楽、美術、映画、写真、旅行、スポーツ、野菜を作るこ

と、そしてブログ、なんでもいいはずだ、なければこれから見つ

ければいい、社会の価値観でなく自分の価値観を信じ、自分が楽

しみ、そして満足する、これこそ価値があると思って生きていき

たい。


積極的にひきこもる生活から2年

2022年05月10日 | 孤独

「当たり前だった日常が失われてしまった、友人にも会えず多

くの人が今の状態に苦痛を感じている、ただこれを一人で過ご

す貴重な時間ととらえ積極的にひきこもることを意識して欲し

い」

 

これは精神科医の斎藤環氏が2年前コロナ禍のなか、若者に向

けたコラムのなかの一節である、私はこの積極的にひきこもる

という言葉は若者に限らず、私たち高齢者にもいえることだと

思ったものだ。

 

それから2年コロナは終息していないが、自分の人生の流れに

コロナは不思議なほど影響していない、なんとなく毎日、ぼん

やりと家にいることが多くなった、誰かに会いたいとも思わな

い、心は静かで落ち着いていい状態だ、だから人間関係でのス

トレスはない、快適ではないものの、それなりに充実している。

 

自分で自分を楽しませる、特に齢を重ねるとひとりでいる時間

楽しみかた、孤独とのつきあいかたを身につけておいたほう

がいい、閉塞感のある今の状況を受け入れ積極的にひきこもる、

そんな生活の中で一瞬でも一日でも、ああ楽しかったと思える

ことがあったら、それでいいと思っている。

 


大切な人こそ全力で庇いたい

2022年05月09日 | 人間関係

3年前に亡くなった漫画家の小池一夫氏が「人生の結論」のなか

で経験にもとづいた含蓄のある言葉を遺している「自分の噂を立

てられたとき、そんな人じゃないよと庇ってくれる人はもちろん

ありがたいが、その噂が本当だったとしてもそれでもいいよ、と

いってくれる人、そんな人を生涯大切に思いたいと常に思ってま

す」

 

 

私たちは日常のなかで「みんなが言ってますよ」という言葉に

遇することは誰にでもあることだ、学生時代、会社員時代、友人

関係で噂話、悪口、それぞれの場面で「〇〇さんのことみんな言

ってますよ」それで座が盛り上がる場面があるかもしれない

 

しかし「みんなが言ってますよ」の正体を探ってみると言った本

人ひとりだけで単純に相手に悪意を抱いてるだけということはよ

くあることだ、問題は、その人の悪い噂を聞いたとき、毅然と反

論できるかである、信頼関係のある人であれば、悪いうわさが本

当であっても「それでもいいよ」と言いたい、大切な人はそうい

ときこそ全力で庇いたいものだ。

 

 

 


年金生活15万円で暮らせる!?

2022年05月08日 | 年金生活

あるマネー雑誌で月15万円の年金生活という記事が掲載されて

た、67歳の夫66歳の妻と二人暮らし、夫の厚生年金13

円、妻の国民年金5万円合計18万円の年金収入、現在働い

てない、1ヵ月の支出を見ると確かに15万円を切ってる。 

 

一般的に夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦だけの無職世帯の

支出は月約27万円、衣食住や光熱費のほか税金、社会保

険料、医療費や交際費なども含む、一方収入は公的年金を中心

に計22万円弱、約5万円を貯金を取り崩す等で補ってる。

 

今回の月15万円の支出の事例をよく見ると支出のなかでウエ

トとして高い社会保険料(市県民税、固定資産税、国保、介

護保険)が欠落している、それと支出のなかで食費が4万円、

光熱費が1万円とかなり節約されてる、又持ち家で住宅ローン

は完済してる、自動車は所有してないことも影響してると思わ

れる。

 

ただ単月だけの収支しか見てないが現実問題として耐久消費財

(家電製品、家具)の交換やリフォーム等の出費もかかるし、

婚葬祭費用や交際費、孫への小遣い等も考えると社会保険料

も含め月15万円で生活するのは難しいような気がする。

 


死生観が変わったのかもしれない

2022年05月07日 | 

人の死についてあまり心を痛めなくなった、なぜか若い時より他

人の死について哀しみを覚えない、以前は喪失感が大きかったの

にいつから鈍感になったのだろうか?と時々思ったりする。

 

11年前に父が亡くなってから実家の近所の人達が毎年のように

ひとりふたりと亡くなっていった、そして2年前に母が亡くなっ

た、みんな長生きして闘病生活を送り苦しんで亡くなっていった、

父も母もそうだった、亡くなったときは哀しみもあったけど苦し

みから開放された父と母の穏やかな表情に安堵したものだ。

 

人間はずっと大人になる過程でやさしさや傲慢さや他人への無関

心など色んなものを身につけると思うが死生観もこの11年で私

自身変わったような気がする、苦しんでの長生きは本人も家族も

つらいものである、私自身薄情になったとは思わないけど、哀し

みに鈍感になったことは確かである。


毎日おなじことの繰り返しだけれど

2022年05月06日 | 老後の生き方

毎日同じような日、毎日同じというのはすべての基本である、

新聞を読んで、軽い筋トレ、それからブログの更新、気になる

記事は後で熟読、これが私の一日の始まりである。

 

朝食後、妻と掃除してから朝ドラを見る、買い物、時々病院、

たまには外食、その後は本を読んだり、音楽を聴いたり、TVを

見たり、夕食の当番(妻と隔週の交替制)のときはちょっと忙

しくなるものの平穏な毎日である。

 

齢を重ねるごとに大事になってくるのは習慣、この時間にこの

ことをすると決めてることは心が安定するものである、昨日と

同じ今日、今日とおなじ明日がくることのありがたさ、平凡な

日々だけれど感謝の念を持って生きていきたい。


子どもが親に言われた嫌いな言葉とは

2022年05月05日 | 親子

今日は「子供の日」以前新聞で読んだ記事を紹介したい、それは

親に言われた言葉で一番嫌いな言葉を3つあげて下さいという小

学生を対象にしたアンケートをとり同時にお母さんたちを集め

供がいう3つは何だと思いますか?と問いただす、これが母親

と子ではみごとに違う回答結果が出た

 

 

母親サイドの3つは「静かにしなさい」「勉強しなさい」「お手

いしなさい」、子供サイドの3つは「どうせ、あんたはそんな

子よ」「あんたなんか、うちの子じゃない」「あの子と付き合う

のはやめて」→これがワーストワン

 

 

実際親が考えていることと子供が考えていることは全く違う、子

の回答ワーストワンの「あの子と付き合うのはやめて」は親の

気持ちとしては理解できないわけではない。

 

逆に「あの子は評判が悪い、だからこそあなたがついてあげれば、

何とかなる、あの子と付き合ってあげなさい」とば親から信

用されているという実感があり本人も嬉しいし言われた友人も何

かを感じとるという専門家からのアドバイスは的確かもしれない、

ただ親子の問題は難しい、結局日頃の意思の疎通がいかに大切で

あるかを感じさせる内容である。

 


孤独がネガティブという声を気にすることはない

2022年05月04日 | 孤独

タバコや肥満よりも健康に悪影響を及ぼすのが孤独だという声

がある、孤独に陥る大きな要因といえるのが単身世帯の増加で

全世帯に占める単身世帯の比率は2020年38%、2040

年には5割以上に上昇すると言われてる。

 

孤独死の7割以上を占めるのがセルフネグレクト(自己放任)

といって生活や健康状態が悪化してるのに改善する意欲や周

を頼る気力がなくなってしまう状態は深刻な問題である、そ

はコミュニティの弱さが生れる要因という指摘は否定できない。

 

しかし本来人は誰かと一緒にいてもある意味孤独である、ど

な時でもどんな所でも孤独感がついてまわる、孤独でつらいと

いう人はもしかしたら、その人のなかに孤独であってはならな

いという思い込みがあるような気がする、群れることがポジテ

ィブ、ひとりでいることがネガティブという声を気にしないこ

とだ、それよりも自分の心の声を聞き、自分が何をしたいのか、

いわゆる孤独を通してエネルギーを充電することこそ大切なこ

とである。


老年期に大切なことは

2022年05月03日 | 老後の生き方

高齢になると身心に様々な変化が起きる、記憶力、注意力、集

中力が衰え体力が低下する、老いる変化が心の不安やストレス

を感じるのが老年期の特徴でもある。

 

過去がいいという気持ちと今がいいという気持ち、自信がある

部分とない部分、誰かに頼りたいという思いと自分でできると

いう思い、話したい気持ちと話しても無駄だという気持ち、今

日はイエスでも明日はノー、人間は矛盾に満ちた存在、特に高

齢期になると矛盾する心を合わせ持つというのは齢を重ねたか

らこそ理解できることである。

 

ときおり厭世的になり気分が塞ぐことがあるものだ、そこから

抜け出すために何を心の支えにするか、人生をふりかえり懐か

しい記憶を思い出すことも生きる力になるだろう、そして自分

で自分を励まして生きることこそ老年期には大切なことだと思

っている。


先立つものがないというシニア女性の声

2022年05月02日 | シニア女性の悩み

お金は必要なもの、お金があればもっと楽なのにという場面は

結構あるし、お金があれば人生の大体の問題は解決することは

間違いない、実際生活レベルをダウンサイズしても予期せぬ出

費は必ずでてくる、そんなとき、もっとお金があったらと思う

のは当然な気がする、そこでシニア女性の悩みのなかでお金の

悩みの声を集めてみた。

 

■夫が退職金と解約した企業年金を酒と女性に使ってしまった

ため80歳まで住宅ローンがある、息をする限り払い続けなけ

ればならない(74歳)

 

■自営業だったので年金は夫婦合わせて15万円、家のローン

もまだあり夫の介護に月4万円はかかる、青息吐息です

(79歳)

 

■38歳で出産したので、あと10年は教育資金がかかる、夫

の会社はコロナの煽りを受けて不景気だし私たちの老後のこと

で娘の負担になりたくないと思っている(51歳)

 

■50代の時夫婦で田舎暮らしを楽しもうと決意、年金生活だ

けでは心許ないので民泊や農業収入で生活している、今はコロ

ナ禍で民泊を運営できず暮らしは厳しい(69歳)