狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

笑わせるな!沖縄タイムス社説「教育委改革、中立性が前提」

2013-04-17 07:05:00 | 八重山教科書採択問題

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 ■欲呆け町長の自滅

 自衛隊の与那国配備を自分で誘致しておきながら10億円の「迷惑料」を要求した外間町長のことをこう書いた。
 
欲をかくとは、辞書によれば「一定の成果があるのにさらに欲を出す」とある。 通常欲をかいていい結果が出ることはなく、例文にも「欲をかいた あまりすべてを失う」とある。

「欲をかく」の用例にあまりにもピッタリなのが、外間与那国町長。

自衛隊を自ら誘致し、防衛省の提示額の3倍の借地料を要求しておきながら、さらに上乗せの10億円の「迷惑料」を要求し野党のみならず味方のはずの与党からも「(迷惑料など)聞いていないよ。お前のほうが迷惑だ」などと批判の集中攻撃を受けていると言う。

与那国町議にも笑いのセンスのある人物がいるようで「迷惑料なんて、お前のほうが迷惑だ」にも笑えるが、「聞いていないよ」などとダチョウクラブの古いギャグを持ち出すあたたりは只者ではない。(笑)

(注:実際の発言は「我々も迷惑だ」)

与野党の反発を喰らった「欲ボケ町長」、これで政治生命も失ったようだ。

「欲をかいたあまり全てを失なった

そう、筆者の指摘通り、外間町長は全てを失った。

■八重山日報 2013年4月16日

外間町長 出馬断念へ 陸自配備行き詰まる 与那国町長選

 

 与那国町への陸上自衛隊沿岸監視隊配備計画をめぐり「迷惑料」として10億円を国に要求している外間守吉町長が、8月の町長選出馬を断念する見通しになったことが15日分かった。国との交渉が行き詰まった上、陸自配備を推進してきた地元支持者も強く反発しており、出馬は困難と判断したとみられる。ただ与党内には外間氏を慰留する声もある。

 

  町の10億円要求後、防衛省は、町内の連絡事務所に常駐させていた人員を撤収した。自衛隊関係者も配備計画に協力している町防衛協会に「国が譲歩することはない」と伝えてきたという。配備計画は膠着状態に陥っており、同協会の会員からは「外間氏の要求は自衛隊配備計画をつぶすもので、町民への裏切り」などと反発の声が相次いでいる。


 町議会与党は今月に入り、外間氏と支持者の間に入る形で、用地交渉を早期に妥結させるよう外間氏を説得してきたが、外間氏は現時点で応じていない。ただ関係者によると、国が10億円を支払わない場合は責任を取る意向を示している。


 外間氏は15日、八重山日報の取材に対し「10億円ということを防衛省に申し上げ、住民にもそういう話をしてきた。防衛省が出さないというのなら(町長選に)出る環境にはない」と述べた。明確な不出馬の表明は避けた。


 自衛隊配備推進派には現時点で外間氏以外に有力な候補がおらず、与党内には「ほかに適任者がいない」と、なおも外間氏の出馬を求める声がある。
 町長選では自衛隊配備計画の是非が最大の争点になる見通し。外間氏の出馬いかんにかかわらず、配備反対派が勝利した場合、配備計画の頓挫は避けられず、推進派の住民には危機感が広がっている。


 防衛省は自衛隊配備予定地として町有地などを選定し、2012年度中に取得する予定で作業を進めていたが、外間氏は「迷惑料」として10億円、年間貸地料として2千万円を要求。防衛省側の提示額と隔たりが大きく、用地交渉は物別れに終わった。内外の反発を受け外間氏は「迷惑料」という言葉を撤回し「市町村協力費」と言い換えている。

             ☆

■八重山日報 2013年4月16日

陸自配備計画暗礁に 外間氏、事実上の引責か

 

 【解説】8月の与那国町長選で、外間守吉町長が出馬を断念する見通しになった。「10億円要求」で陸上自衛隊沿岸監視隊の配備計画が暗礁に乗り上げる中、事実上の引責という意味合いが強い。8月の任期満了までに外間氏が防衛省との用地交渉に応じるかどうかが今後の焦点になる。


 外間氏はすでに昨年から周囲に不出馬を示唆。また、沿岸監視隊基地建設予定地の町有地「南牧場」の測量許可を、権利関係の未整理などを理由に保留にした。支持者からは「自衛隊誘致への積極姿勢が見えない」と懸念の声が上がっていた。


 町議会3月定例会では、町長選に出馬する条件として与党と町内保守層の支持を挙げたが、出馬への強い意欲は感じられなかった。「10億円要求」が受け入れられない場合、続投しない方針をすでに固めていた可能性がある。


 10億円要求を受け、外間氏の支持母体の一つである町防衛協会はホームページで「ごまかしとゆすり、たかりを行っているのが外間町長」と激しく非難。
 与党内にはなお、外間氏の出馬を求める声があるものの、出馬の条件とした保守層の支持はすでに一角が崩れている。


 町長選の結果が自衛隊配備計画を大きく左右するのは必至。配備反対派が勝利し、計画が白紙に戻った場合、地域振興策の要望など、町が防衛省との共同作業で積み上げてきた成果が瓦解しかねない。


 関係者の1人は「最悪の事態は、外間氏が用地交渉を妥結させないまま退任し、町長選を迎えることだ」と指摘する。早期の配備実現に向け、外間氏の「決断」を求める声が強まりそうだ。

 

県教育長は一見上司に当たる県教育委員長の事務方を「装っているが沖教組の沖教組による沖教組のための教科書採択であり、教育行政であった。
 
               ☆
 
■「中立性が前提」?笑わせるな!
 
今朝の沖縄タイムスは社説を除いて、「教育委員会改革」についてに記事は、スルーである。
 
八重山教科書問題で熱弁をふるった沖縄の識者たちが「反対」の論を展開するかと思いきや、揃いも揃って沈黙なのは何故か。
 
やぶ蛇になるのが怖いのだろう。(爆)
 
現行の教育委員会制度が内包する欠陥がモロに噴出したのが八重山教科書問題であり、大津市や大阪市で起きた虐め問題であるからだ。
 
沖縄タイムスが社説で「中立性の維持が前提だ」などともっともらしい御託を並べているが、それでは現行制度は「中立性を保っている」と言い切れるか。
 
特に八重山教科書問題で示した県教委、竹富町教委の示した態度は、中立どころか「沖教組の沖教組による沖教組のための教育行政」でではなかったか。
 
沖教組のための教科書採択ではなかったか。
 
社説では「首長が教育行政に関与しにくい仕組みになっているのは、教育の政治的中立確保するためだ。」などと寝言を言っているが、コメント欄でも御指摘の通り、日教組のドンと言われる輿石前民主党幹事長は「教育に中立などありえない」と公言しているではないか。
 
首長が「政治介入」を躊躇している間沖教祖の意向を受け強引に教科書採択に介入したのが今回の八重山教科書騒動の本質だったはず。
 
教育行政への政治介入の他に、教育委員会制度が持つもう一つの欠陥はその隠蔽体質だ。 
 
これについては大津市や大阪市の教育委員会の例を待つまでもなく、皮肉にも本日の沖縄タイムス社会面トップに躍る次の大見出しを見れば説明は不要だろう。
 
浦添市教育長再任せず
 
市議会 不明金対応を批判
 
当事者意識欠く市教委
 
公表遅れに「隠蔽」の指摘も
 
 

「政治に振り回される」県内に懸念の声  

 沖縄タイムス 2013年4月16日 10時06分

 教育再生実行会議が15日、首相宛てに提出した教育委員会改革に向けた提言は、教育行政トップの「教育長」の任命権などを、現在の教育委員会から県や市町村の首長に大きくシフトさせる内容が盛り込まれた。県内の教育関係者から「政治に振り回される」「教育の中立が保たれない」など懸念する声が上がっている。

 教育長の任命については現在、教育委員会のあり方を示す「地方教育行政の組織および運営に関する法律」で規定。「当該教育委員会の委員である者のうちから、教育委員会が任命する」とある。今回の提言では、教育長人事について首長の意向が反映しやすい内容となっている。

 県PTA連合会の大城宗高会長は「教育長は教育現場のトップ。もし、現場をよく知らない人が任命された場合、学校や子どもたちに影響が及ぶ可能性がある」と心配。教育委員会は首長から独立した行政委員会として位置づけられており、「適切な人材を選ぶためにも、教育委員会の意見を大事にすべきだ」と強調した。

 県高等学校障害児学校教職員組合の玉那覇哲委員長は「その時の政治権力によって教育現場が混乱する可能性がある」と述べ、首長が教育行政に深く関与することに疑問を呈する。「教育委員会は広く民間から学識経験者が参加することに意義がある。中立な立場の委員会をないがしろにしてはいけない」と話した。

 一方、元県教育委員会委員長の比嘉梨香さんは、首長が教育長を任命することについて「実質、明確化されただけ」と冷静に見る。教育と政治が中立の立場を保つ必要性を強調しながら、「教育委員会がどんな権限と機能を持つことが、子どもたちの育成にとって大事なのかを問い直すことが必要ではないか」と指摘した。

               ☆

他府県の教育委員会がどうであるかはさておいても、少なくとも沖縄県の教育委員会が、「平和教育」の美名のもとに教育行政に激しく介入していたことは紛れもない事実である。

一例を挙げると、プロ市民団体が主催する2007年の「9・2911万人集会」に県教委は各学校に参加を指示し、当時の県教育長は校長会の席上で、集会への生徒動員を指示した。

 その時の動員用のチラシがこれ。

イメージ 1

 
【おまけ】
 
八重山教科書問題で発狂新聞が連日大発狂していた二年前の夏、橋下大阪市長は現行教育委員改正殿欠陥を俎上に上げ、教育委員会解体論をぶち上げていた。
 
教育改革に熱意を燃やす安倍政権は憲法改正とともに強力な賛同者を得たことになる。
 
 
 
【「いま」がわかる政治解説】

教育委員会制度改革 自民・維新の接着剤に

2013.4.16 08:21 (1/2ページ)
教育委員会に関する橋下発言

教育委員会に関する橋下発言

 政府の「教育再生実行会議」が15日、教育委員会制度の抜本改革を提言した。教委制度改革は、安倍晋三政権が掲げる教育再生の重要課題。実は、日本維新の会にとっても、橋下徹共同代表(大阪市長)が大阪府知事時代から主張してきた“党是”ともいえるテーマなのだ。教委改革は憲法改正とともに、安倍政権と維新の接着剤となるかもしれない。

 ◆形骸化指摘の声も

 「教育委員会制度をいったん廃止して新しい教育行政の仕組みを作る。これは重要な国会の論戦のテーマになる」

 3月30日、大阪市内で開かれた維新の党大会。橋下氏は、ネット中継での石原慎太郎共同代表との対談で熱っぽく語った。

 教育委員会は、地方教育行政法に基づき各自治体に設置されている合議制機関で、首長からは独立した組織と位置づけられている。原則5人の非常勤の「教育委員」で構成され、互選で決まった「教育委員長」が代表者になる。委員会の下には「教育長」をトップとする事務局が置かれる。

 首長からの独立をうたったのは教育の政治的中立性を保つためだった。現行憲法と同様、日本の「民主化」を推進しようとした連合国軍総司令部(GHQ)の影響を受けている。

 知事や市町村長が代わっても教育施策にぶれが生じにくいというメリットがある半面、首長主導の教育改革が難しくなることは否めない。教育委員は月数回の定例会議に出席するだけという自治体が多いため、制度の形骸化がかねて指摘されてきた。

◆権限と責任を集中

 橋下氏は、府知事時代から権限と責任の首長への一元化を訴えてきた。大阪府・市は昨年春に教育行政への首長の関与を強める教育基本条例を施行、維新は同年末の衆院選公約に教委制度廃止を盛り込んだ。

 維新の改正案によると、教育委員会が担っている教育行政を首長の下の行政部局が行うようにし、そのトップは特別職の「教育事務局長」が務める。教育行政の責任者が首長であることを明確に打ち出し、首長による教育委員の任期途中での解職も可能としている。

 今月10日の衆院予算委員会では、安倍政権と維新の認識の近さがにじんだ。

 下村博文文部科学相「教育委員会は権限と責任の所在が不明確だ。われわれも抜本的な改革は必要であると考えている」

 維新・坂本祐之輔衆院議員「私も市町村長にこそ地方の教育行政を任せるべきだと考えてきた」

 教育再生実行会議の提言には、教委の廃止にまでは踏み込まないものの、「地域の民意を代表する首長が教育行政に責任を果たせる体制にすることが必要」と明記し、首長が任命・罷免する「教育長」を教育行政の責任者と定めた。このポストは維新案の「教育事務局長」に近い。

 安倍政権は夏の参院選後に教委改革に本格着手する方針だ。そのときは維新がパートナーとなるのか。(松本学)

                             

 

上原正稔を支援する三善会からの御知らせです。

パンドラの箱掲載拒否訴訟控訴審

第1回口頭弁論のお知らせ

上原正稔氏の戦いをご支援下さる皆様、いよいよパンドラ訴訟の控訴審が開始されて参ります。

一審では途中から裁判長の交代という不運もあり、皆様のご期待にそう事が出来ませんでした事を衷心よりお詫び申し上げます。

二審に於いては、複雑に歪曲された沖縄戦史や戦後の県民救済の為に軍命を捏造した援護法について詳しく知り得ない判事にも容易に理解し易い準備書面の作成と琉球新報社の悪意のある違法行為を浮き彫りにする法廷戦略を準備して参りました。

高裁は短期決戦になるものと予想致しております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

第1回の口頭弁論並びに報告会を下記の如くに開催致しますので、ご出席賜りますようにご案内申し上げます。

■口頭弁論

 日時:4月18日(木) 午前10時開廷

 場所:福岡高等裁判所那覇支部(那覇地裁に同じ)

 

■報告会

 日時:4月18日(木) 午前10時半より(口頭弁論終了後)

 会場:奥武山護国神社二階会議室

 参加費:無料

 

 お問合せ: 090-9780-7272 ニシコリまで

   

琉球大学学生の主催による「沖縄紙批判」の講演会の御知らせです。

『報道 されない沖縄』 琉大講演会 ~沖縄の歴史と役割を見つめなおす~

主催者メッセージ

沖縄では、「県内移設反対、オスプレイ反対が県民の総意である」という論調が支配的です。しかし、それを繰り返してきて、普天間問題は解決したでしょうか?また、オスプレイ反対という意見は、日本と東アジアの安全保障に留意しているでしょうか?

「辺野古区民の八割が移設を条件付きで容認している」、「移設の是非を問う名護市民投票では、本土の反対派が大勢入ってきて反対するよう働きかけをした」という事実がありますが、県内のマスコミは、これをほとんど報道しません。

このような「報道されない沖縄」を知れば、基地問題についてもっと柔軟な解決策が見出だせると思います。将来の沖縄を担うのは我々「沖縄の若者」なのです。

日時:4月17日(水)18:10開演

場所: 琉球大学 法新111
講師:宮本雅史氏(産経新聞那覇支局長)

主催:沖縄から日本を考える学生の会 代表:法文三年次 外間 完信

お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

              ★

普天間の固定化を認めない
「一日も早い辺野古移設を進める」
■市民大会■

 

政府は去った3月22日に普天間飛行場を名護市辺野古に移設するための、埋め立て申請書を提出しました。17 年間1ミリも動かなかった普天間飛行場の移設が実現しそうな状況となりました。この機会を失っては、もう固定化される他はないでしょう。理想論である県外移設を訴えても、受け入れ先を宜野湾市民のために苦渋の選択で表明しているのは名護市の辺野古だけであり、全国どの地区も未だに意思表示をしておりません。

そこで、私たちは、宜野湾市民のために断腸の思いで受け入れを表明した辺野古区民と、名護市漁業組合へ心より感謝申し上げると同時に、将来の子や孫に負担と禍根を残さないために、「普天間基地の一日も早い辺野古移設を求める市民大会」を開催致します。

宜野湾市を世界一安全で暮らしやすい街に変えて行くためにも、多くの市民の皆様方のご参加を心より御案内申し上げます。市民一人ひとりの「あなたの勇気ある行動」が今、普天間飛行場の固定化を防ぐことにつながります。

○日時: 4月18日(木)
    開場 午後6:30 開演 午後7:00

○場所 JAジュピランス(宜野湾市役所向かい)(電話098-862-0005)

○参加料:無料(カンパ歓迎)

プログラム司会 仲村 実子

■実行委員長挨拶 山城康弘

■宜野湾市民代表挨拶 元宜野湾市議・平安座唯

■宜野湾市民からの声 江崎 孝(ブログ・狼魔人日記)

■名護市民代表 「名護市民の真実の声」我那覇 真子


■基調講演
又吉 康隆(ヒジャイ出版)

「普天間飛行場の一日も早い移設は辺野古しかない!」

普天間の固定化を認めない宜野湾市民の会 連絡先:070-5485-9631

 

 

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メガブーメランの直撃!八重山教科書騒動の波紋

2013-04-16 07:24:46 | 八重山教科書採択問題

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■日本の教育の夜明は近い!

 八重山教科書問題を追及していた頃、極悪複合体と言う造語が生まれた.

沖教組、自治労、沖縄メディア、大学教授、県教育庁、各地域教育委、左翼弁護士、プロ市民等々がその構成員だ。

一見別々に活動しているように見えるが、その実新聞を媒介役にして地下茎ではしっかり結びついて、新聞が扇動するたび夫々助け合いながら沖縄を劣化させている反日サヨク複合体のことだ。

その中でも県教育長とは実に不可思議な存在で、沖教組の出世頭がたどり着く最終ゴールといわれるが、組織上は県教育委員長の下に位置し、県教委の事務方の長を自称するが、県知事でさえも教育庁を法的に処分する権限はない。 そのくせ実質上は教育行政の人事権、予算権を一手に掌握しており、当日記でも沖縄の教育行政を駄目にしているの本当の「沖縄のヒトラー」は大城浩教育長(当時)と何度も指摘した。

教育行政の権限は集中するが誰にも責任を問われない。

これが県教育長の実態である。

県教育庁はまるで治外法権の状況であり、県知事でさえも、教科書騒動にコメントを求められると、「教育に行政が介入するのはいかがなものか」などと逃げを打つ状況であった。

その県教育長を知事が任免できるというのだ。

極悪複合体の怨嗟の声が聞こえるようである。

それにしても慶田盛竹富町教育長は、良く頑張ってくれた。

あなたの頑張りのお陰で、

日本の教育の夜明は近い!

首長による教育長任命を提言

2013年4月15日 09時14分

教育委員会制度改革のイメージ

[画像を拡大]

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)は15日、自治体の首長が教育長を任命できるようにし、地方教育行政の権限と責任を集中して担わせることを柱とした教育委員会改革の提言を安倍晋三首相に提出した。合議制の教委が責任を持つ現行制度からの転換で、実現すれば人事権を通じて首長が教育行政に関与できるため、教育の政治的中立性をめぐって論議を呼びそうだ。

 安倍首相は「提言は地方教育行政の基本構造を大きく転換するもの。法改正に向けて具体的な制度設計に着手してほしい」と述べた。

 下村博文文部科学相は、具体的な制度改正の方向性について月内に中教審に諮問する考え。答申を得て来年の通常国会に関連法改正案を提出する方針だ。(共同通信)

                                      ☆
 
藪をつついたら蛇も蛇、大蛇が出てきた言おうなも。
 
元々教育改革には熱心な安倍内閣、南の島で巻き起こった違法な教科書騒動が、安倍政権の教育改革の熱意に点火した。
八重山教科書騒動が作り出した巨大ブーメランが極悪複合体を直撃し、「近隣諸国条項」も含む教科書制度の見直しが始まった、と書いた。
 
巨大ブーメランは、さらにメガブーメランと進化し今度は教育制度そのものを直撃し、沖縄を蝕む極悪複合体に亀裂が入ってきた。
 
極悪複合体の先導役を自認する沖縄タイムスが発狂するのも当然である。
 
今朝の沖縄タイムスは八重山教科書騒動が作り出しメガブーメランの大見出しが合計4麺のトップで踊っている。
 
主のものを拾うとこうだ。
 
■1面トップ
 
長が教育長任免
 
人事権通じ教育行政関与
 
■2面トップ
 
教育への政治介入に道
 
教科書採択にも影響力
 
大阪の動き「後追い」
 
中立性に懸念の声
 
大津市長賛同
 
■26面 トップ
 
教育長に権限集中
 
「暴走」危険どう歯止め
 
■27面 トップ
 
「教育の中立保たれぬ」
 
「政治に振り回される」
 
県内に懸念の声
 
 
一時は極悪複合体の援護射撃で覇を競った大学教授らの「識者」の面々の怒りのコメントが一つもないのが寂しい。
 
代わりに共同通信が「確信評論」として「教育への政治介入に道」「教科書採択にも影響力」などと「模範解答」で反論したのをそのまま掲載しているが、沖縄タイムス自身にはにはもはや反論する元気も能力もないのだろうか。
 
又吉嘉例記者、出番ですよ!
 
一連の教科書騒動の震源地となった竹富教委の言動は、今では思わぬ波紋の大きさに萎縮したかのようにベタ扱いになっているのは、慶田盛竹富町教育長の頑張りに対して失礼ではないか。
 
 
「違法の解釈は誤り」
 
竹富町教委、国への回答公表
 

「法律違反でない」と回答=教科書採択問題-沖縄・竹富町

 沖縄県竹富町が地区協議会の答申と異なる中学公民の教科書を採択し、2012年度から使用している問題で、同町教育委員会は15日までに、違法状態として是正を求める文部科学省に対し、「法律違反ではない」などと文書で回答した。
 文書は11日付で、「地区協議会の規約は、町の採択権を拘束していない」と主張、今後も引き続き県教委と協議を重ねていくとしている。
 竹富町教委は昨年度、協議会が答申した育鵬社版ではなく、東京書籍版を独自に採択した。これに対し、文科省の義家弘介政務官は3月、現地を訪れて協議会の答申に従うよう口頭で指導。さらに同省は今月3日付で、文書でも是正指導した。(2013/04/15-18:11

 沖縄タイムスによると、5日の衆院予算委第4分科会で下村文科相は、玉城デニー氏(生活)の質問に対し「(竹富町教育委員会について)無償措置法で違法常態、ルールはルールとして守っていく」と答弁している。
 
沖縄タイムスのベタ扱いの見出し。
 
文科相は「違法」
 
「指導」継続方針
 
衆院予算委答弁
 
復習のため「無償措置法」と「地教行法」の関係について百地章日大教授の講義をしつこく再掲する。
 

日本大学教授・百地章 教科書採択をめぐる誤謬を正す 
産経新聞 2011.9.27 02:27

 (省略)

 ≪無償措置法は地教行法に優先≫

 竹富町教委の暴走は明らかに無償措置法違反の行為であり、もしこれを認めてしまえば昭和40年以来続いてきた教科書の広域採択制度は崩壊する。また、八重山採択協が正式に育鵬社版公民教科書の採用を決定したにもかかわらず、沖縄県教委がこの「協議」を無効とし、新たに「再協議」の場を設定したことについては、そもそも「正当な理由」など存在しない。したがって、沖縄県教委が「再協議」の場を設定してしまったこと自体、違法である。

 さらに、同県教委による「再協議」の場の設定は、石垣市教委と与那国町教委の「同意」なしに行われたものであり、事前に意見聴取を行うよう定めた無償措置法12条2項の趣旨に違反しており、手続き的にも違法である。この点、「再協議」による育鵬社版教科書の不採択決定は両教委の同意なしに行われたもので、「無効」であるとした、文部科学省の判断は妥当である。

 混乱の第二の原因は、沖縄県教委が石垣・与那国・竹富の三教委による「再協議」を、地方教育行政法(地教行法)によって正当化しようとしたことにある。

 ≪文科相は混乱収束へ指導せよ≫

 確かに、同法23条6号は教科書の採択権を市町村教委に認めており、沖縄県教委の指導は正当のようにも思える。しかし、無償措置法は、採択地区内では同一の教科書を採択するよう定めており、各教委は八重山採択協の決定に基づき育鵬社版を採択しなければならない。このため、両法律は一見、「矛盾」するかのような印象を与え、それが今回の混乱の原因とする見解(9月16日付朝日新聞)もあるが、これは「一般法」たる地教行法と「特別法」に当たる無償措置法との関係を正しく理解していないがゆえの謬論(びゅうろん)である。「特別法は一般法に優先する」というのが法の基本原則であり、例えば、民法と商法は一般法と特別法の関係にあるから、事業者間の商取引では、民法に基づく一般の契約とは異なり、特別法たる商法が優先し、これに従うことになる。

 それゆえ教科書採択に当たっては、まず無償措置法に従って採択地区協議会が同一教科書の採用を決定し、この決定に基づいて、各市町村教委が教科書採択権を行使し教科書を採択するというのが、両法律の正しい解釈である。

 この点についても、文科省は「(市町村教委などの)採択権限は教科書無償措置法にのっとった条件付きのものだ」という正当な見解を示している。であれば、文科相は即刻、八重山採択協における混乱を収束させるべく、地方自治法(245条の4)や地教行法(48条)に基づいて、沖縄県と県教委に対し、断固たる「指導」「指示」を行うべきだろう。(ももち あきら)

             ☆

【おまけ】

 みすごせない沖縄反戦基地運動の実態 
政府の抜本的政策が急務 
 
「世界週報」(時事通信刊)1997(平成9)年 5/6-13(合併号)
 

ナイ・レポートに反発して代理署名拒否?

  米軍用地の使用権原消滅による法的空白状態を生じせしめる発端となった、大田沖縄県知事による米軍基地強制使用に関する代理署名拒否(1995年9月28日)は、その24日前に発生した米海兵隊員による沖縄女児暴行事件が主因とされてきた。しかし、真相は別のところにある。吉元沖縄県副知事は昨年11月、その真相について重大な発言をしているのだ。

  「大田知事が代理署名を拒否したのは米海兵隊員による少女暴行事件が主因ではなかった。95年2月に『ナイ・レポート』で発表された米軍アジア兵力10万人体制に対する反発であった」

  この発言は、中国福建省関係者を那覇に招待して行われた「沖縄福建サミット」の席上でなされた、仮にこの発言の真意がアジアにおける米軍の存在に否定的な中国へのリップサービスであったとしても、1億2000万国民の安全保障の根幹にかかわる問題を、こう安易に利用させていいものだろうか。

  一方、昨年4月、橋本首相は日米首脳会談の直前、モンデール日米大使(当時)との間で、普天間海兵隊航空基地の返還を県内移設を条件にとりつけた。この時、大田知事は、首相の努力に謝意を表明しながら、県内移設についても最大限すると語ったようである。ところが、実際は努力するどころか、沖縄の米軍兵力が削減されれば普天間基地の県内移設は必要なくなると発言し始め、昨年9月8日「米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の見直しの賛否を問う」県民投票を実施した。知事は圧倒的多数の県民が基地縮小を指示するものと過信していたようだ。

  日ごろ「基地全面撤去は県民の総意」とうそぶいていた沖縄県庁や地元マスコミは、「縮小」となればこそこれ県民の圧倒的多数が得られると思っていたに違いない。ところが、投票率自体も59.53%と予想の80%を大きく下回り、しかも基地縮小への賛成票さえ県内有権者の53%弱でしかないという結果が出てしまった。知事はこの開票結果を見て平静を装うのがやっとの状態であったという。

  当然この状況は米国のマスコミにも取り上げられた。そこで、知事は今年、米国へ直接基地縮小をアピールするグループを続々派遣し始めている。3月14日、第二陣の県内学識経験者グループを前に、知事は県庁でこう発言している。

  「『基地の整理・縮小を言っているのは知事だけではないか』と米国の新聞に書かれている。(そうでないことをアピールするためにも)前回は女性団を派遣した。今回は学者、そして次は私自身、次は労働団体や経済界を派遣したい。さらには大学生などを派遣することも考えている」

  こうした中で、知事は4月12日、基地縮小を訴えるため米国へ出発したが、25日に行われる日米首脳会談の前に米国で一石を投じる狙いがある。

  一方、昨年1月就任した橋本首相は、連立政権内部で沖縄米軍用地の強制使用と特別立法の問題が政権を分解させることを懸念し、そのカギを握る沖縄県庁への徹底した懐柔作戦に出た。その最たる材料が昨年8月に提示された沖縄振興策であり、そのための特別調整費50億円であった。とりわけ官邸は沖縄県庁との直接交渉を繰り返しつつ、大田知事の譲歩に期待した。

  ところが、官邸の読みが甘すぎた。昨年9月、大田知事の代理署名正式表明から一週間後に衆議院の解散総選挙を実施したものの、自民党は単独過半数に達せず、さらに今年4月になって「特措法の改正案」が閣外協力の社民党にあっさり反対され、沖縄県知事とは物別れに終わってしまった。

  ただ、沖縄県知事や社民党が一坪反戦地主3085人と連帯して反基地運動を推進したことは、今後国民の支持を失う結果になるであろう。

反基地運動の一部にチュチェ思想の影

  そこでこの一坪反戦地主について言及したい。

  沖縄で米軍に用地を提供している地主は、約3万2000人余人がいるものの、既に2万9000人の地主は再契約を終えている。残った3085人が契約を拒否しているが、そのうち2968人がいわゆる一坪反戦地主といわれる集団である。これらの地主の土地は合計してもわずか0.2ヘクタール。一人当たりの所有面積は30センチ四方から95センチ四方にすぎないのだ。しかも、その半数近くが本土に在住している。

  実は72年の沖縄復帰の際に約3000人いた在来の反戦地主は82年には百数十人に激減しており、沖縄における米軍用地契約拒否闘争は風前の灯となっていた。そこで生まれたのがこの一坪反戦地主である。

  昨年7月3日、大田知事は本土から視察にきた国会議員に「地主総数でごくわずかな一坪反戦地主に加担するのは民主主義のルールに反するのではないか」と質問された。そのとき知事は「平等原則に照らせば数の大小ではない」と反論している。

  また昨年8月28日、沖縄県は「代理署名職務執行命令訴訟」の敗訴を不服として最高裁に上告したものの全面敗訴した。この結果に対し、一坪反戦地主代表世話人の新崎盛暉沖縄大学教授は「裁判は権威があるとか中立なところに判断してもらうのではなく、闘いの場として選び取っていくべきだ」と明言している(昨年8月31日付『琉球新報』夕刊)。これらの発言は、現代の法秩序に対する彼らの考え方を端的に示している。

  ところで、軽視できないのが県民投票推進協議会議長など反基地運動の指導的役割を務め、一坪反戦地主でもある沖縄大学教授の佐久川政一氏の存在である。佐久川氏は「チュチェ思想研究会全国連絡会会長」という肩書きを持つ北朝鮮礼賛派の全国的主要メンバーの一人でもあるのだ。

  駐留軍用地特別措置法に基づく裁決申請に関する第一回公開審理(2月21日)で、反戦地主会会長の照屋秀伝氏が発言した内容と、この一年前に佐久川氏が千葉県教育会館で開かれた「チュチェ思想と日朝友好に関する全国セミナー」で発言した「在日米軍をはじめアジア太平洋地域に駐留している米軍の銃口は朝鮮に向けられています...」(『チュチェ思想』96年3月号)という内容に類似する。さらにこの公開審理のとき、会場には韓国民主主義民族統一全国連合米軍基地対策委員長ら、韓国で反米、反基地運動を推進する活動家43人が傍聴しており、また最近の北朝鮮中央放送は「沖縄住民が反対する特措法改正は橋本首相の対米屈従を示している」と批判している。

  このように、沖縄反基地運動は単なるローカルの運動では決してないのだ。

  つづく

 

上原正稔を支援する三善会からの御知らせです。

パンドラの箱掲載拒否訴訟控訴審

第1回口頭弁論のお知らせ

上原正稔氏の戦いをご支援下さる皆様、いよいよパンドラ訴訟の控訴審が開始されて参ります。

一審では途中から裁判長の交代という不運もあり、皆様のご期待にそう事が出来ませんでした事を衷心よりお詫び申し上げます。

二審に於いては、複雑に歪曲された沖縄戦史や戦後の県民救済の為に軍命を捏造した援護法について詳しく知り得ない判事にも容易に理解し易い準備書面の作成と琉球新報社の悪意のある違法行為を浮き彫りにする法廷戦略を準備して参りました。

高裁は短期決戦になるものと予想致しております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

第1回の口頭弁論並びに報告会を下記の如くに開催致しますので、ご出席賜りますようにご案内申し上げます。

■口頭弁論

 日時:4月18日(木) 午前10時開廷

 場所:福岡高等裁判所那覇支部(那覇地裁に同じ)

 

■報告会

 日時:4月18日(木) 午前10時半より(口頭弁論終了後)

 会場:奥武山護国神社二階会議室

 参加費:無料

 

 お問合せ: 090-9780-7272 ニシコリまで

   

琉球大学学生の主催による「沖縄紙批判」の講演会の御知らせです。

『報道 されない沖縄』 琉大講演会 ~沖縄の歴史と役割を見つめなおす~

主催者メッセージ

沖縄では、「県内移設反対、オスプレイ反対が県民の総意である」という論調が支配的です。しかし、それを繰り返してきて、普天間問題は解決したでしょうか?また、オスプレイ反対という意見は、日本と東アジアの安全保障に留意しているでしょうか?

「辺野古区民の八割が移設を条件付きで容認している」、「移設の是非を問う名護市民投票では、本土の反対派が大勢入ってきて反対するよう働きかけをした」という事実がありますが、県内のマスコミは、これをほとんど報道しません。

このような「報道されない沖縄」を知れば、基地問題についてもっと柔軟な解決策が見出だせると思います。将来の沖縄を担うのは我々「沖縄の若者」なのです。

日時:4月17日(水)18:10開演

場所: 琉球大学 法新111
講師:宮本雅史氏(産経新聞那覇支局長)

主催:沖縄から日本を考える学生の会 代表:法文三年次 外間 完信

お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

              ★

普天間の固定化を認めない
「一日も早い辺野古移設を進める」
■市民大会■

 

政府は去った3月22日に普天間飛行場を名護市辺野古に移設するための、埋め立て申請書を提出しました。17 年間1ミリも動かなかった普天間飛行場の移設が実現しそうな状況となりました。この機会を失っては、もう固定化される他はないでしょう。理想論である県外移設を訴えても、受け入れ先を宜野湾市民のために苦渋の選択で表明しているのは名護市の辺野古だけであり、全国どの地区も未だに意思表示をしておりません。

そこで、私たちは、宜野湾市民のために断腸の思いで受け入れを表明した辺野古区民と、名護市漁業組合へ心より感謝申し上げると同時に、将来の子や孫に負担と禍根を残さないために、「普天間基地の一日も早い辺野古移設を求める市民大会」を開催致します。

宜野湾市を世界一安全で暮らしやすい街に変えて行くためにも、多くの市民の皆様方のご参加を心より御案内申し上げます。市民一人ひとりの「あなたの勇気ある行動」が今、普天間飛行場の固定化を防ぐことにつながります。

○日時: 4月18日(木)
    開場 午後6:30 開演 午後7:00

○場所 JAジュピランス(宜野湾市役所向かい)(電話098-862-0005)

○参加料:無料(カンパ歓迎)

プログラム司会 仲村 実子

■実行委員長挨拶 山城康弘

■宜野湾市民代表挨拶 元宜野湾市議・平安座唯

■宜野湾市民からの声 江崎 孝(ブログ・狼魔人日記)

■名護市民代表 「名護市民の真実の声」我那覇 真子


■基調講演
又吉 康隆(ヒジャイ出版)

「普天間飛行場の一日も早い移設は辺野古しかない!」

普天間の固定化を認めない宜野湾市民の会 連絡先:070-5485-9631

 

 

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昭和天皇を糾弾!沖縄タイムスと孫崎氏が

2013-04-15 08:24:26 | 県知事選

 

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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【名  義】サンゼンカイ

 

発狂新聞を筆頭に極悪複合体の面々が声高に叫ぶ「4・28屈辱の日」(講和発効の日)を、当時10歳の美少年?だった筆者はリアルタイムで体験した。 

当時の筆者は、学校で壁新聞を作る係りだったため毎日の新聞には目を通していたおませな子どもだった。 講和発効の意味はおぼろげながら「祖国日本が一人前の独立国として世界の仲間入りできる日」でいどの理解はしていた。 学校の先生方は授業でも「沖縄を返せ」などの労働歌を教えたくらいで、「祖国復帰が沖縄の悲願」ということは胸に叩き込まれていた。 結果として「講和発効は祖国復帰の第一歩」といったような壁新聞を書いたような記憶がある。 当時の沖縄タイムス、琉球新報を見ても「講和発効を祝賀する」といった論調なので、おそらくその影響を受けたのだろう。

幼いながらも「4・28講和発効の日」を実体験し当時の沖縄紙の論調を知る筆者にとって、全沖縄で祝賀した「4・28講和発効の日」を突然降って湧いたように「屈辱の日」などと叫ぶのは理解できない。 ましてや県知事までもが、天皇皇后両陛下が参加される式典への招待を政治的理由で出席拒否するなどとんでもない話である。

沖縄2紙は例の通り一部の識者談話などを利用し、講和発効の日を「屈辱の日」と捉え、県民の総意などと騒ぎ立てているが、これも「一犬虚に吠え万犬これに和す」の類である。

虚に吠える犬を尻目に「不都合な真実」を伝える八重山日報のコラムはまさに寸鉄人を刺すのたとえ通りである。

■八重山日報 2013年4月14日

1952年4月28日は…

 1952年4月28日はサンフランシスコ講和条約が発効し、太平洋戦争敗戦国だった日本が独立を回復した「主権回復記念日」。一方、沖縄は本土から切り離され、米軍統治下のまま置かれたため、県民にとって「屈辱の日」とされた◆しかし復帰後40年を経て、今なおこの日を「屈辱の日」と呼び、政府の式典に反対する声があることに、多くの県民が戸惑いを感じている。なぜなら、ほかならぬ沖縄で「屈辱の日」という言葉そのものがすでに風化しているからだ◆日本が独立を回復した「4・28」は、まぎれもなく20年後に沖縄が日本に復帰した「5・15」へのスタートラインになった。復帰が達成された時点で、「屈辱の日」という言葉の風化は始まっている。現在、この言葉が持ち出されるときには、当時の県民の思いとは違った、別の意図がある。それは、4・28式典の反対運動と基地問題をリンクさせようとする政治的思惑だ◆「屈辱の日」の歴史的事実は当然語り継がなくてはならないし、県民の複雑な思いを訴えることも必要だ。だが現在、本土の人たちに向かって「屈辱の日」だと声高に訴えることが果たして妥当なのか。屈辱感は他人に強要するようなものではない。県民の1人として、もっと慎ましさを求めたいと思うのだが。

               ☆
 
一方、主権回復式典に抗議する虚犬の群れが、八重山教科書問題で騒動を起こした「ゾンビの会」の面々と重複するのは彼らの行動パターンがいかにも単純であることを示し、わかりやすい。 もはや自分の脳ミソで思考するには遅すぎるのだろうか。

              ☆

2013年4月13日

主権回復式典と自衛隊配備に抗議 平和憲法を守る協が声明発表 安倍首相へ送付

 
安倍晋三内閣総理大臣に宛ての抗議声明を発表した記者会見=12日
安倍晋三内閣総理大臣に宛ての抗議声明を発表した記者会見=12日

 八重山地区労働組合協議会や沖教祖支部、いしがき女性9条の会など8団体で組織する平和憲法を守る八重山連絡協議会(仲山忠享会長)が12日、記者会見を開き4・28主権回復の日式典と石垣島・宮古八重山地域への自衛隊配備に反対する声明を発表。11日付けで安倍晋三内閣総理大臣に宛てて、抗議書を発送したとしている。

                ☆

■沖縄タイムスが昭和天皇糾弾!

さて、「4・28屈辱の日」と関連し「天皇メッセージ」という文言がしばしば新聞に登場している事実に読者はお気づきだろうか。

新聞は、さすがに「天皇メッセージ」をサヨクブログが主張するように、「天皇が命乞いのため沖縄を米国に売る意渡した」などとは断定していないが、いかにも意味ありげに「天皇メッセ^ジ」を繰り返し報じ、お得意の印象操作に終始している。

ところが本日15日付の沖縄タイムスが社説で「天皇メッセージ」を取り上げ「昭和天皇糾弾」の第一歩を踏み込んできた。

彼らの究極の目的が、「22年テーゼ」による「天皇制の廃止」であることは言うまでもない。

検証4・28 政府式典と天皇 政治利用の疑いが強い」と題する社説の該当部分をこうだ。

昭和天皇は戦後、全国各地を巡幸し、戦後巡幸が一段落した後も、国体や全国植樹祭などの行事に出席するため各県を訪問した。 だが激しい地上戦の舞台となり米軍政下に置かれた沖縄には、戦後一度も足を運んでいない。 1975年初訪米の際、「米国より先に沖縄にいくことはできないか」との意向を周辺に漏らしたといわれるが、沖縄には反対論が根強く、実現しなかった。 87年に開かれた第42回国民体育大会(海邦国体)への出席も、病気のため急きょ取りやめになった。 戦争責任の問題も、米国による沖縄の長期占領のを進言した「天皇メッセージ」の問題も、ついに本人の口から語られることはなかった。 昭和天皇の晩年の歌が残っている
「思わざる病となりぬ 沖縄を訪ねて果たさむ つとめありきを」

>戦争責任の問題も、米国による沖縄の長期占領のを進言した「天皇メッセージ」の問題も、

この文言に沖縄タイムスの昭和天皇糾弾の本音が垣間見えるが、同紙の昭和天皇糾弾の意図は昨年11月の記事にも既に表れていた。

共同配信ながら屋良朝笛知事(故人)に日記の発掘を、得たいの知れぬ「識者」の意見として昭和天皇が「沖縄に犠牲を強いたという負い目」などと強引に決め付けているのが目立つ。

「訪米前に沖縄行けぬか」 昭和天皇、側近に問う 

 屋良朝苗氏の日記=沖縄県公文書館

 昭和天皇が1975年の初訪米を前に「米国より先に沖縄県に行くことはできないか」との意向を側近に示していたことが13日、分かった。沖縄県公文書館が今年9月に公開した当時の屋良朝苗知事(故人)の日記に、宇佐美毅宮内庁長官(当時)の話として記されていた。

 昭和天皇は47年9月、連合国軍総司令部(GHQ)に米軍の沖縄占領継続を求めた「天皇メッセージ」を伝え、その後の米軍の沖縄駐留に影響を与えたとされる。識者は「沖縄に犠牲を強いたという負い目が、訪問に強い意欲を持った背景にある」と分析。当時の昭和天皇の沖縄に対する思いを伝える貴重な記録として注目されそうだ。 2012/11/13 19:55 【共同通信】

            ☆

沖縄タイムスは「昭和天皇糾弾」の社説の5日前、沖縄の反日サヨク複合体の間では人気の高い元外交官・孫崎享氏を使って「昭和天皇糾弾」の露払い記事を掲載している。

■孫崎氏の「昭和天皇糾弾!」

識者と言われる方々のなかには「沖縄に現地取材し、沖縄県民の生の声を聞いてきた」などといいながら、実際は沖縄の新聞記者のレクチャーを受けたり、過去記事のコピーを取材の成果として大事なお土産に持ち帰る輩が多い。

その「沖縄現地取材」の内容が沖縄2紙を書き写したとしか思えない噴飯ものが多いので、すぐ化けの皮が剥げるからだ。

最近元外交官の孫崎享氏が頻繁に沖縄2紙に登場し、沖縄紙に媚を売るような駄文を書き連ねたり、講演会をしたりで沖縄訪問で多忙のようである。

4月10日付沖縄タイムスの連載特集「日米同盟再考(22)」に、孫崎氏の「活発化する沖縄独立論」と題する寄稿をしている。 そのタイトルが示すとおり沖縄紙に媚を売っているのが見え見えだ。 一体、沖縄の何処の誰が「沖縄論を活発化している」のか、沖縄県民としては、聞いてみたいものである。

沖縄独立論は10数年前、琉球大学の某中国人教授が「沖縄県民の四人に1人は独立希望」などというデタラメなアンケート結果を発表した時、新聞がそrを誇大報道したため「居酒屋沖縄独立論」が盛んな時期があった。

が、最近では居酒屋酔談でえも独立論は聞かなくなった。

この元外交官氏、沖縄2紙が松島某大学教授のイカれた「沖縄独立論」を針小棒大に報道した沖縄紙でも見て「活発化」などと錯覚したのだろうが、なんとも失笑モノの人物である。

その駄文の書き出しは次のように始まる。

私は最近沖縄を訪れることが多い。 気付いたことは、沖縄の政治家や言論界の相当の人々が独立論に傾いていたり、今真剣に検討しはじめていることである。

孫崎氏の言う「沖縄の政治家や言論界の相当の人々」が誰なのか聞いてみたいものだが、これを見ただけで孫崎氏の沖縄取材がいかにいい加減なものであるかがわかる。

さらに孫崎氏は「沖縄独立論は今後ますます活発化すると思う」と文を結んでいるが、その見当違いはまさに爆笑ものである。

孫崎氏が取ってつけたように「沖縄独立論」を述べるのは、「政府が1952年のサンフランシスコ講和条約発効から61年を迎える4月28日に主権回復を記念する式典を開くことについて沖縄では反発が出ている」として、沖縄が米国施政下に置かれ、主権を回復した本土と切り離された4月28日は「屈辱の日」と沖縄紙が騒いでいることに関連付けているからである。

孫崎氏は「歴史の事実を見れば沖縄が米国統治下に置かれたのには日本政府の関与もある」と述べている。

これまでの孫崎氏の沖縄紙に媚びる論調からいえば「歴史の事実を見れば沖縄が米国統治下に置かれたのには日本政府の責任である」などとと激しく政府を糾弾するはずなのだが、さすがに当時の日米両国の力関係を考慮に入れれば「関与」という曖昧な文言でお茶を濁すしか手立てはなかったのだろう。

だが、孫先氏は「天皇メッセージ」で「沖縄を米国に売り渡した」という沖縄サヨクが泣いて喜ぶように印象操作しようと思ったのか、あえて「天皇メッセージ」と題する小見出しを付けた次のような文を書いている。

天皇メッセージ

私は著書『戦後史の正体』で「マッカーサー元帥のための覚書1947年9月20日)を紹介した。 これは1979年、進藤栄一・筑波大学助教授(当時)が米国の公文書館から驚くべき文書を発掘し、雑誌『世界』で発表したものだ。 宮内府御用掛かり寺崎英成がGHQ政府顧問代理ウイリアム・シーボルトを訪れ、天皇からのメッセージを伝えている。 
「天皇の顧問、寺崎英成氏が、沖縄の将来に関する考えを私に伝える目的で、時日をあらかじめ約束したうえで訪ねてきた。 寺崎氏は、米国が沖縄その他の琉球諸島の軍事占領を継続するよう天皇が希望していると、言明した。(略)さらに天皇は、沖縄(および必要とされる他の諸島)に対する米国の軍事占領は、日本が主権を残したままの長期租借ー25年ないし50年、あるいはそれ以上ーの擬制(フィクション)にもとづいてなされるべきだと考えている」

孫崎氏は天皇メッセージに加えて、江戸時代の薩摩の琉球侵攻、さらに明治政府の琉球処分に言及し、沖縄と中国の関係強化による「経済自立」を説いて、今後沖縄独立論はますます盛んになると言うのだ。

ここで「沖縄独立」については、あまりにも荒唐無稽なので、付き合うのは勘弁して欲しいが、孫崎氏が主張する「天皇メッセージ」による「4・28屈辱の日」についてはひと言批判しておこう。

日本を占領したマッカーサーは絶対的権力を誇ったが、意外なことに6年余の日本統治期間に面会した日本政府の要人は少なく、マッカーサーが信頼できる日本側の代表として日本の将来について議論したのは吉田茂と昭和天皇の2人だったと言われている。

逆にいえば昭和天皇と吉田茂もマッカーサーを戦勝国アメリカの代表として全幅の信頼を置いていたことになる。

そんな状況で昭和天皇は、当時の日本の政治家の誰もが思いも及ばぬ国際情勢に対する洞察力と政治力を発揮し、マッカーサーを合計11回も訪問し日本の将来について議論をしているが、その内容はマッカーサーとの「男の約束」で現在もその全貌は明らかにされていない。 その間に「天皇メッセージ」がマッカーサーの政治顧問を通じてワシントンに伝えられたとされている。

■講和調印当時の日米の立場の差、

そして講和条約が調印される1951年9月8日を目前にした4月11日、マッカーサーは朝鮮戦争の作戦に関しトルーマン大統領との対立により突然更迭され、後任のマシュー・リッジウェイ中将が第二代最高司令官に就任する(就任後に大将へ昇進)。

当時日本国民にとって守護神のように慕われていたマッカーサーの突然の更迭劇に、マッカーサーを信頼していた昭和天皇と吉田茂首相にも動揺が走った。 「臣吉田」と自称するほど昭和天皇を敬愛していた吉田茂と昭和天皇がマッカーサーの更迭により動揺し、日本の政治に乱れが生じて講和調印が不首尾に至るのを恐れた米国務省は、後に日本の復興に大きな役割を果たすダレス政治顧問(後に国務長官)を日本に派遣し、司令官が代わってもGHQの政策に何ら変更もないと説得した。

その時、約5ヵ月後に迫った講和条約についてもダレスが吉田に「講和会議の開催地に意見はあるか」と問うと「、吉田は「それより誰が全権か、自分がなるかどうかわからない」などと投げやりな態度で対応した。

吉田はワンマンとあだ名され健康の秘訣は「人を食うこと」などと人を食った発言で有名な人物。 

全幅の信頼を置いていたマッカーサーの当然の更迭に対し不満があったのか、大統領の特使ともいえるダレスの問いに投げやりな態度を示したが、これに対しダレスが言った言葉が、当時の日本とアメリカの力関係を如実に示す史料になるので引用する。

ダレス米国務長官
講和条約に関する日本政府の立場を君(吉田)は誤解している。 この件は米国政府が義務からではなく、好意と善意をもって進めているので、日本政府は相談を受けるだけの資格しかないのだ」

このような戦勝国アメリカに対し圧倒的に弱い立場の日本が「天皇メッセージ」により、たとえ結果とし、米軍統治下になったとしても、「潜在主権」による期限付き租借(リース)という当時の日本の政治家の誰もが考えも付かない奇手で米国の「信託統治の提案」に牽制をかけたことはまぎれもない事実である。 「天皇メッセージ」こそが国際的に弱い立場の当時の日本が出来た精一杯かつ最善の意思表示だった、と言うことができるのではないか。

沖縄タイムスの歴史歪曲は常習犯なので珍しくないが、孫崎氏は元外交官という肩書きが信じられないほど、講和発効当時の敗戦国と戦勝国アメリカの圧倒的力の差についての認識が欠落している。

沖縄紙のご機嫌取りに汲々とすると、このような悪意に満ちた「天皇メッセージ」の解釈が出てくると言う典型的見本である。

沖縄タイムスと孫崎氏よ、恥を知りなさい!」

参考エントリー:

「52年・屈辱の日」の翌日の祝賀社説、沖縄タイムス

何が「屈辱の日」だ!

無知な沖縄の「識者」たち、

「屈辱の日」か「主権回復の日」か

新たなゆすりネタ、天皇出席は憲法違反?「4・28屈辱の日」、

 昭和天皇が沖縄を売った?馬鹿な!

天皇メッセージ、悪意ある推量

 

【おまけ】

4・28式典 知事出席は19都県

2013年4月14日 09時52分

4・28式典への都道府県出席状況(沖縄除く)

[画像を拡大]

 サンフランシスコ講和条約発効から61年となることし4月28日に政府主催で開かれる「主権回復の日」の記念式典について、沖縄県を除く46都道府県知事のうち、本人が出席するのは19人にとどまることが沖縄タイムスが実施した緊急アンケートで分かった。別公務を理由に「代理出席」と答えた知事も同数の19人で、その半数以上は出先の東京事務所長を充てるとしている。(粟国祥輔)

 知事の出席が過半数を割り込むなど、安倍晋三政権の式典への意気込みとは裏腹に、全国的には関心が低いことが明らかになった。

 アンケートは、都道府県知事に対する政府の出欠確認の期限翌日の11日にファクスで調査票を送付。12日までに神奈川県を除く45都道府県から回答を得た。新潟県は出席するが、誰が対応するかは未定。

 式典に「出席」と答えた知事にその理由を尋ねると、ほとんどが「政府主催の式典」(岩手県など)を挙げた。安倍首相の地元、山口県の山本繁太郎知事は「国を挙げて行われる式典であり、県民を代表して出席する」と回答した。

 「主権回復の日」の政府式典をめぐっては沖縄では逆に奄美群島、小笠原諸島と共に日本から切り離され米軍統治下に置かれた「屈辱の日」で、県議会野党・中立会派を中心に「4・28政府式典に抗議する沖縄大会」の開催を決めるなど県内で反発が広がっている。

 仲井真弘多知事は条約発効が米軍統治につながったことや、その後の27年間の異民族支配を経験した多くの県民感情に配慮し、高良倉吉副知事を代理出席させる。

 

沖縄タイムスはお得意のアンケート調査により、「4・28式典」に県知事が参加するのは、46都道府県中19人だと、全国的に関心が低いと誇らしげに報じている。

だが県知事が参加できる状況でありながら「政治的意図」のためあえて代理参加にしたのは沖縄と滋賀県だけだという。 

そのうち滋賀県知事は沖縄県に配慮しての欠席とのことだから、事実上「政治的意図」で県知事が欠席するのはやはり沖縄県一県だけと言うことになる。

上原正稔を支援する三善会からの御知らせです。

パンドラの箱掲載拒否訴訟控訴審

第1回口頭弁論のお知らせ

上原正稔氏の戦いをご支援下さる皆様、いよいよパンドラ訴訟の控訴審が開始されて参ります。

一審では途中から裁判長の交代という不運もあり、皆様のご期待にそう事が出来ませんでした事を衷心よりお詫び申し上げます。

二審に於いては、複雑に歪曲された沖縄戦史や戦後の県民救済の為に軍命を捏造した援護法について詳しく知り得ない判事にも容易に理解し易い準備書面の作成と琉球新報社の悪意のある違法行為を浮き彫りにする法廷戦略を準備して参りました。

高裁は短期決戦になるものと予想致しております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

第1回の口頭弁論並びに報告会を下記の如くに開催致しますので、ご出席賜りますようにご案内申し上げます。

■口頭弁論

 日時:4月18日(木) 午前10時開廷

 場所:福岡高等裁判所那覇支部(那覇地裁に同じ)

 

■報告会

 日時:4月18日(木) 午前10時半より(口頭弁論終了後)

 会場:奥武山護国神社二階会議室

 参加費:無料

 

 お問合せ: 090-9780-7272 ニシコリまで

   

琉球大学学生の主催による「沖縄紙批判」の講演会の御知らせです。

『報道 されない沖縄』 琉大講演会 ~沖縄の歴史と役割を見つめなおす~

主催者メッセージ

沖縄では、「県内移設反対、オスプレイ反対が県民の総意である」という論調が支配的です。しかし、それを繰り返してきて、普天間問題は解決したでしょうか?また、オスプレイ反対という意見は、日本と東アジアの安全保障に留意しているでしょうか?

「辺野古区民の八割が移設を条件付きで容認している」、「移設の是非を問う名護市民投票では、本土の反対派が大勢入ってきて反対するよう働きかけをした」という事実がありますが、県内のマスコミは、これをほとんど報道しません。

このような「報道されない沖縄」を知れば、基地問題についてもっと柔軟な解決策が見出だせると思います。将来の沖縄を担うのは我々「沖縄の若者」なのです。

日時:4月17日(水)18:10開演

場所: 琉球大学 法新111
講師:宮本雅史氏(産経新聞那覇支局長)

主催:沖縄から日本を考える学生の会 代表:法文三年次 外間 完信

お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

              ★

普天間の固定化を認めない
「一日も早い辺野古移設を進める」
■市民大会■

 

政府は去った3月22日に普天間飛行場を名護市辺野古に移設するための、埋め立て申請書を提出しました。17 年間1ミリも動かなかった普天間飛行場の移設が実現しそうな状況となりました。この機会を失っては、もう固定化される他はないでしょう。理想論である県外移設を訴えても、受け入れ先を宜野湾市民のために苦渋の選択で表明しているのは名護市の辺野古だけであり、全国どの地区も未だに意思表示をしておりません。

そこで、私たちは、宜野湾市民のために断腸の思いで受け入れを表明した辺野古区民と、名護市漁業組合へ心より感謝申し上げると同時に、将来の子や孫に負担と禍根を残さないために、「普天間基地の一日も早い辺野古移設を求める市民大会」を開催致します。

宜野湾市を世界一安全で暮らしやすい街に変えて行くためにも、多くの市民の皆様方のご参加を心より御案内申し上げます。市民一人ひとりの「あなたの勇気ある行動」が今、普天間飛行場の固定化を防ぐことにつながります。

○日時: 4月18日(木)
    開場 午後6:30 開演 午後7:00

○場所 JAジュピランス(宜野湾市役所向かい)(電話098-862-0005)

○参加料:無料(カンパ歓迎)

プログラム司会 仲村 実子

■実行委員長挨拶 山城康弘

■宜野湾市民代表挨拶 元宜野湾市議・平安座唯

■宜野湾市民からの声 江崎 孝(ブログ・狼魔人日記)

■名護市民代表 「名護市民の真実の声」我那覇 真子


■基調講演
又吉 康隆(ヒジャイ出版)

「普天間飛行場の一日も早い移設は辺野古しかない!」

普天間の固定化を認めない宜野湾市民の会 連絡先:070-5485-9631

 

 

「かみつくⅡ」

 

目下全県の主要書店で好評発売中です。

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お急ぎの方、沖縄県外の方は
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(1260円(税込み)+送料160円=1420円)

 


巨大ブーメランで教科書検定見直し!八重山教科書問題で…

2013-04-14 07:35:01 | 八重山教科書採択問題

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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琉球新報の言論封殺に戦いを挑んでいる上原正稔さんの訴訟へのカンパ協力は支援団体の三善会へお願いしております。
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【名  義】サンゼンカイ.
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【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ

 

■八重山教科書騒動・第2幕

すべては前代未聞の出来事である。

県教育庁と町教育委がタッグを組んで、文科省の指導を拒否することなど想定外の出来事だった。

では、この際、文科省がチラつかす「地方教育行政法に基づく是正要求」には、何ほどの効力があるのか。

はたまた、文科相はこれを拒否された場合を想定しているのか。

否である。

心優しき日本の法令・地方教育行政法には、よもや文科省の是正要求を拒否する無法者の存在など想定外であった。

ならば是正要求などと生ぬるいことは省略し、法廷に引き釣り出して決着つけるのが早道だと思うのだが。

地方教育行政法に基づく「是正要求」という手続きを経た後、それを拒否されてはじめて裁判沙汰に持ち込むのだろうか。

やれやれ、民衆主義とは手数のかかる厄介なものである。

教科書の独自選択「違法でない」 竹富町、国へ回答

2013.4.12 11:58

 沖縄県八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)の中学公民教科書採択問題で、竹富町教育委員会は12日までに、他の2市町と同一でない東京書籍版の教科書を独自に選んだのは教科書無償措置法違反だとする文部科学省に対し「違法状態ではない」と回答した。県教育庁を通じ11日付で書面を送付した。

 文科省は3月、義家弘介政務官を町に派遣し同一の育鵬社版教科書を使うよう指導。4月3日付で町教委にあらためて見解を求める文書を送った。義家氏は指導に従わない場合、地方教育行政法に基づく是正要求も検討するとしている。

 無償措置法は採択地区内で同一の教科書を使うよう定めている。だが竹富町は2011年、八重山採択地区協議会が答申した育鵬社版を拒否。採択権限が各教委にあるとする地方教育行政法を根拠に東京書籍版を選択した。文科省は無償給付の対象とせず、町教委は13年度も寄付金で購入した31冊を生徒に配った。

                             ☆

いくら文科相が「地方教育行政法に基づく是正要求」などと伝家の宝刀をチラつかせても、相手に遵法精神があってこそその威力も発揮できる。

慶田盛安三氏や大城浩氏の極悪複合体の構成員である無法者が相手では、是正要求などカエルの面に小便のようなもの。

だが、文科省も想定しなかった「八重山の反乱」で思わぬ収穫もあった。 教科書採択における日教組の独善的手法や、日教組に気に入られるため「近隣諸国条項」をことさら重要視した反日的教科書の横行とこれに対する文科省検定の弱腰があぶり出されてきたのだ。

尖閣諸島の領有権や自衛隊について、「近隣諸国条項」を無視し、中国が嫌がるような記述の育鵬社版公民教科書を「戦争賛美の教科書は生徒に触れさせない」などと公言する竹富町教育長や、逆に「近隣食条項」を重要視し韓国に配慮が行き過ぎてわが国の初代総理大臣伊藤博文を暗殺したテロリストを英雄視する入試問題などが出現する始末である。

 

これでいいのか自虐史観入試問題 フェリスや立教女学院 伊藤博文暗殺犯を“英雄扱い”

2013.04.12


西川議員はパネルを示して、自虐史観に満ちた入試問題を指摘した=10日、衆院予算委員会【拡大】

 歴史教科書の自虐史観・反日史観が取り沙汰されるなか、有名私立中学・高校の入試問題にも同様の傾向が見られることが、安倍晋三首相も出席した衆院予算委員会で取り上げられた。この問題を追及した自民党の西川京子衆院議員は「幼気な小学生が、自虐史観に満ちた過去問題を一生懸命勉強している。これは、教科書以上に大きな問題だ」と訴えている。

 衝撃の指摘は、教育をテーマに行われた10日の同委員会で、西川氏がパネルを使って指摘した。まず、横浜にあるフェリス女学院中学校・高校の2008年入試問題には、こう書かれていた。

 《安重根は、ある日本人を暗殺して処刑されました。韓国では、彼は国のために戦った人物として知られています。彼が暗殺した日本人は、朝鮮支配のために置かれた役所の最初の責任者でしたが、この日本人とは誰のことですか》

 答えは、初代内閣総理大臣で韓国統監だった伊藤博文だ。ただし、伊藤は1909年に韓国併合が閣議決定された後も早期併合に反対し、韓国に同情を寄せていた。その伊藤を暗殺した安重根は殺人犯・テロリストだが、西川氏は同委員会で「あたかも英雄のような、書き方をしている」と問題視した。

 同じパネルには、東京・杉並の立教女学院中学校・高校の11年入試も取り上げられ、次のような質問が記されていた。

 《1937年から本格的に日中戦争が始まりました。この年の12月に、日本は当時の中国の首都を占領し、多くの中国人を殺害しました…》

 南京大虐殺についての記述だが、最近では、これが中国側による戦時プロパガンダで、事実と異なるという見解も根強い。そもそも、中国政府が当初主張した被害者数は2万人だったが、現在では30万人まで膨張している。ちなみに、当時の南京市の人口は約20万人とされる。

 こうした入試問題の実態を指摘され、下村博文文科相は「憂慮すべきことがある。客観的な学問的成果に基づき、正しく学び、誇りを持った日本人としてのアイデンティティーが確立されることが重要だ」と答弁した。

 夕刊フジで両校に問い合わせたところ、フェリス女学院中学校・高校は「入試問題に関するお答えはできない」と返答。立教女学院中学校・高校は「検定教科書の内容から作問しており、指導要領から逸脱したものとは考えていない。特に意図したものではない」と回答した。

 もし、日本や日本人をおとしめる自虐史観・反日史観による教育が子供たちに行われるとすれば、わが国を内側からむしばみ、壊しかねない。

 西川氏は「こうした教育を受けた日本人は、中国や韓国から間違った歴史を押し付けられても、反論できなくなる。1日も早い教育の立て直しが必要だ」と警告した。 (安積明子

衆議院予算委員会インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42631&media_type=

大城前県教育長と慶田盛竹富町教育長ら2人の「沖縄のヒトラー」が引き起こした法令無視の八重山教科書騒動は、「近隣諸国条項」を含む不備だらけの教科書検定見直しに大きな一石を投じる結果になったのは、思わぬ収穫であり皮肉でもある。

これほど巨大かつ破壊力のあるブーメラン攻撃を見たことはない。

教科書検定見直しへ】自虐史観記述の源流「近隣諸国条項」撤廃も 

2013.4.11 09:50

衆院予算委員会で民主党の枝野幸男氏の質問に答える安倍晋三首相=10日午前、国会・衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
 安倍政権が、教科書検定制度の見直しを目指す。その背景には、現行制度では社会科を中心に多くの教科書にはびこる自虐史観の記述に歯止めをかけることができず、改正教育基本法に掲げた愛国心の育成を阻害しているとの考えがある。その源流ともいえるのが、近現代史の教科書記述で近隣アジア諸国への配慮を求めた「近隣諸国条項」だ。

 条項導入のきっかけは昭和57年の高校教科書検定で、当時の文部省が、中国華北への日本の「侵略」を「進出」に書き換えさせたと報道されたことだった。実際には誤報だったが、中国と韓国が強く反発して外交問題に発展したため、沈静化を図ろうと検定基準に付け加えた。

 これを機に、「慰安婦問題」や「南京事件」など主に歴史認識の問題について、自虐史観の記述が急増していく。

 当時、文部官僚として条項導入に携わった元愛媛県知事の加戸守行氏は「条項導入で、省内は中国と韓国に関する記述はアンタッチャブルですべて認めざるを得ないという雰囲気に陥った。一方の教科書会社側は『削れるものなら削ってみろ』という勢いで自虐史観の記述を強めていき、明らかに条項導入前より過激になった」と振り返る。

先月公表された高校教科書検定でも、慰安婦について「日本軍に連行」「強いられた」といった自虐史観を強めた表現がみられたほか、南京事件の犠牲者数については「誇大」とされる30万人説が当たり前のように掲載され、文部科学省の検定を合格している。

 領土に関する記述も、自国より中韓の主張を強調する教科書が目立ち、中韓への過度な配慮がみられる。

 文科省は「学説状況などを考慮して検定意見を付けている」と説明するが、ある元文科官僚は「外交問題に発展しかねない案件については、よほどのことがない限り検定意見は付けない。近隣諸国条項の呪縛だ」と打ち明けた。(河合龍一

             ★

沖縄戦に纏わる教科書記述には、「近隣諸国条項」に相当する「沖縄条項」が暗黙の了解があるといわれている。

沖縄が「唯一の地上戦だった」や、戦後「米国の信託統治により見捨てられた」などのデタラメ報道に贖罪意識を持つ本土側の弱みにつけ込んだものという。

一例を挙げれば集団自決の軍命論争がある。

2007年に文科省が高校歴史教科書の沖縄戦の「集団自決は軍命による」という記述を削除する検定意見を出した。

ところが沖縄2紙を筆頭に沖教祖、大学教授、県教育委員会、市民団体ら極悪複合体が一斉に反発し、「11万人集会」などで政府を恫喝し、結局、「軍の関与」という曖昧な表現を妥協により黙認した。

周知の通り慶良間島の集団自決では「軍命が有った」という証言もなけれっば、一片の証拠もないのが現在の歴史学上の厳然たる事実である。

にも関わらず、検定教科書の仲には「軍の関与」を盾にあたかも「軍の命令で集団自決をした」と言う印象の記述も検定を合格している。

歴史の事実を捻じ曲げてまで沖縄2紙の歴史観におもねる記述を認めるのが「沖縄条項」と言われるゆえんである。

その意味では、現在上原正稔さんが琉球新報の言論封殺に戦いを挑んでいるのは、琉球新報の「沖縄条項」の強要に対する戦いと言うこともできる。

この場合の「沖縄条項」とは「残虐非道な日本軍の命令により集団自決は起きた」などと教科書に記述することである。

 

【おまけ】

■八重山日報 2013年4月12日

八重山教科書問題で…

 八重山教科書問題でマスコミの激しいバッシングを浴びた玉津博克・石垣市教育長に、先月、沖縄市に住む60代の男性から手紙が届いた。2年前、報道を読んで憤り、玉津氏に「万死に値する」という抗議文を送ったというしかし教科書問題をきっかけに歴史を勉強し直し「戦後の『左翼自虐史観』に自分もどっぷり浸かっていた」と気づく。そのころ、本社記者が執筆した「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)で、自らが玉津氏に送った抗議文が紹介されているのを知り「玉津氏への失礼を思い出し、お詫びを兼ねて」手紙を送った◆「私は一方的にあなたを非難しました。申し訳ありませんでした」と謝罪。「改革ご苦労さまでした。お身体ご自愛下さい」と結んでいる。玉津氏は男性について「60歳近くになって考えを変えられるのは、大したこと」と驚く◆2年前には「県民の敵」扱いされた玉津氏だが、県内でさえ、こうした再評価の動きが始まっている。県外ではすでに「改革者」としての評価が定着しつつある◆人間の評価とは、一定の時間が経ったり、場所が異なったりすれば、こうも逆転してくるのである。八重山教科書問題が住民にとって、興味の尽きぬ絶好の「教材」になったことは間違いない

ならぬ身の人間は間違いをおかす生き物である。

孔子曰く

「過ちて改めざる、是(これ)を過ちと謂う。 」

 

【追記】

普天間基地野嵩ゲート界隈で、宜野湾市の条例違反を犯し、フェンスを汚したり、脱糞したりの暴挙をし近隣住民の顰蹙を買っているプロ市民団体に対し、宜野湾市議の呉屋等議員やボランティアの清掃対チームが連日クリーン作戦を、行っていることは近隣ではよく知られた古pとである。

ところが沖縄タイムスの今朝の記事を見ると「カマドゥー小たちの集い」と称するオバーグループが清掃した後のフェンスをガムテープなどで貼り付けたリボンで汚し「反戦平和」を訴えている様子を、写真つきで英雄的に報じている。

抗議の赤いひも

フェンスに結ぶ

普天間で市民団体

市議やボランティアによる清掃活動の取材を要請しても完全黙殺の沖縄2紙が、フェンスを汚すプロ市民の暴挙を英雄的に報道することは、「反戦平和は免罪符」を実行しているからだ。

フェンスクリーン隊が清掃する後からこの嫌がらせである。落書きはやめましょう!一般質問

ゲート前で連日嫌がらせの脱糞をする恥知らずな市民団体に手を焼いた清掃ボランティアの要請で設置した監視カメラに対してもこの有様である。

脱糞闘争は平和活動か?北のミサイルにも脱糞で抗議!

 

ゲート前で「危険な欠陥機オスプレイ反対と叫ぶオバーたちは、米軍基地を追い出したフィリピンで再度オスプレイの活動に期待しているニュースなど信用できないだろう。 ちなみに本日の沖縄タイムスは、この「不都合な事実」を2面最下部のベタ記事でアリバイを示しているが、ほとんどの読者は見落とすだろう。(爆)

米軍、比でオスプレイ公開
中国けん制、展開能力誇示
2013年04月13日(土)16時09分

 

フィリピン空軍のクラーク基地で公開された在沖縄米海兵隊所属のオスプレイ=13日、フィリピン・ルソン島(共同)

[画像を拡大]



 【クラーク共同】米軍は13日、フィリピン北部ルソン島にあるフィリピン空軍のクラーク基地で、在沖縄海兵隊所属の新型輸送機オスプレイ4機などをメディアや地元住民に公開した。

 オスプレイは、5日からルソン島各地で始まった米国とフィリピン両軍の定期合同演習「Exercise Balikatan バリカタン」に参加している。

 海兵隊の前方展開能力を誇示し、南シナ海でフィリピンなど周辺国と対立を深める中国をけん制する狙いもあるとみられる。

 米太平洋軍海兵隊のシムコック准将は、報道陣から朝鮮半島での不測の事態について問われ「この演習は個別具体的な有事は想定していないが、あらゆる危機に対応する備えは必要だ」と語った。

 今年の演習には自衛隊もオーストラリア軍、韓国軍と共に指揮所演習に初参加する。 タガログ語で、「肩を並べる」という意味の「バリカタン」は、28回目となる例年の二カ国演習で、両国が人道支援・災害救助活動に焦点を置いてから3度目となる。

http://www.japanupdate.com/2013/04/u-s-begins-annual-balikatan-exercise-in-philippines/
U.S. begins annual Balikatan exercise in Philippines

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■口頭弁論

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【緊急速報】ミサイル発射?奇人は奇人を呼ぶ

2013-04-13 05:56:26 | ★パンドラの箱訴訟

 

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 【緊急速報】

米軍が飛行制限 発射に備えた動きか

NHKニュース 4月13日 5時13分
 在日アメリカ軍は、迎撃ミサイル、PAC3を独自に配備している沖縄の嘉手納基地から半径30キロ以内について、小型機の飛行を制限する航空情報を出しました。
北朝鮮が去年12月にミサイルを発射した際も同じ情報が出ており、発射に備えた動きとみられます。

在日アメリカ軍は、国土交通省を通じて、12日午後11時49分、沖縄の嘉手納基地から半径30キロ以内について、小型機の飛行を制限する航空情報を出しました。情報は、小型機に対し、30キロ以内を飛行する場合、アメリカ軍に、事前に通報するよう求めていますが、飛行を制限する理由は明らかにしていません。
嘉手納基地には、アメリカ軍が独自に迎撃ミサイル、PAC3を配備していて、去年12月に北朝鮮が、事実上のミサイルを発射した際は発射予告に合わせて、同じような制限がかけられました。
このため、今回の航空情報も、北朝鮮が、ミサイルを発射した場合に備えた動きとみられます

仲井真県知事は、政府主催の「4・28主権回復の日」記念式典に欠席を表明し、沖縄2紙に平伏した・・・と書いた。

政治家や大学教授ら言論に携わる人達が沖縄で生き延びるためには、沖縄2紙の顔色見なければ生きてはいけない。

裏を返せば沖縄紙に媚を売るような論調なら頻繁に紙面に登場することが許され知名度が上がる。 その勢いで本でも書けば、そこそこ売れてベストセラーになることさえある。 最近では前泊沖国大教授のしょうもない沖縄本がベストセラーになった例がある。沖縄紙が無償で書評などで取り上げ、熱心に販売促進をしてくれるからだ。

功名心や金に目がくらんだ識者の面々が金太郎飴のように同じ論調で沖縄2紙に媚びる所以である。異論を許さぬ「全体主義の島」で生き延びるための生活の知恵なのだろう。

類は友を呼ぶと言う。 

金と名誉欲のためには真実をも歪曲して恥じない面々が沖縄の言論界に巣食うことになる。 マスコミ、出版業界に止まらずこれらに寄食する学会や教育界も真実を歪曲する魑魅魍魎の棲家と成り果てつつある。

■沖縄の奇人

今年3月、解散宣言した「1フィーと運動の会」が我欲と名誉欲の亡者たちの棲家だったことは、同会の創立者の上原正稔氏が自身のブログ[沖縄をダメにした百人 46]で実名を挙げ赤裸々に告発している。

西 郷 南 洲 翁はこう言い残している。

「命もいらず,名もいらず,官位も金もいらぬ人は始末に困るものなり、この始末に困る人ならでは,艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」

我欲と功名心の亡者が跋扈する沖縄にあって、命はともかく、名も官位も金さえ要らぬ奇人・変人がいる。

琉球新報に徒手空拳で戦いを挑んでいる上原正稔氏のことだ。

類は友を呼び、奇人は奇人を呼ぶ。

琉球新報には我欲と功名心の亡者が集う。

その一方、奇人上原氏には、奇人弁護士の徳永真一氏と美人弁護士の上原千可子さんが手弁当で支援のため遥々大阪から馳せ参じている。

この始末に困る人たちならでは、沖縄に跋扈する極悪複合体に引導を渡す大業は成し得られない。

上原正稔を支援する三善会からの御知らせです。

 パンドラの箱掲載拒否訴訟控訴審

第1回口頭弁論のお知らせ

上原正稔氏の戦いをご支援下さる皆様、いよいよパンドラ訴訟の控訴審が開始されて参ります。

一審では途中から裁判長の交代という不運もあり、皆様のご期待にそう事が出来ませんでした事を衷心よりお詫び申し上げます。

二審に於いては、複雑に歪曲された沖縄戦史や戦後の県民救済の為に軍命を捏造した援護法について詳しく知り得ない判事にも容易に理解し易い準備書面の作成と琉球新報社の悪意のある違法行為を浮き彫りにする法廷戦略を準備して参りました。

 高裁は短期決戦になるものと予想致しております。引き続きご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

 第1回の口頭弁論並びに報告会を下記の如くに開催致しますので、ご出席賜りますようにご案内申し上げます。

■口頭弁論

 日時:4月18日(木) 午前10時開廷

 場所:福岡高等裁判所那覇支部(那覇地裁に同じ)

 

■報告会

 日時:4月18日(木) 午前10時半より(口頭弁論終了後)

 会場:奥武山護国神社二階会議室

 参加費:無料

 

 お問合せ: 090-9780-7272 ニシコリまで

                 ★

■証人陳述書

筆者は、琉球新報掲載の「パンドラの箱が開く時」の読者として、同記事が琉球新報の言論封殺により削除される一部始終を同時進行で目撃した。

原告側証人として裁判所に提出した陳述書を全文掲載する。

           ★

陳述書 NO2   江崎 孝

第一審に続いて陳述書を提出させて頂きます。

■     私が「パンドラの箱が開くとき」に興味を持った最大の理由

⇒慶良間の集団自決の真相が知りたかったかた

2007年当時、私は琉球新報の購読者で同紙夕刊に連載中の沖縄戦記「パンドラの箱を開けとき」を愛読しておりました。

当時私と著者の上原正稔さんとは作家と一読者の関係に過ぎず、面識もなければ電話などで連絡を取り合ったことも有りませんでした。

私が「パンドラの箱」に興味を持った理由は、2005年から始まった「大江・岩波集団自決訴訟」に興味を持っていたからです。 当時係争中であった同裁判の最大の争点が、沖縄戦で起きた慶良間島集団自決における軍命の有無であったことが、私が「パンドラの箱を開くとき」に興味を持った最大の理由でした、私の友人たちも皆同じ理由で同連載を読んでいたと記憶しています。

折りしも同じ2007年の3月に、高校歴史教科書の「沖縄戦集団自決は軍命による」という記述を削除せよとの文科省検定意見が出て、琉球新報はこれに反発する大キャンペーンを張り「集団自決は軍命による」という検定意見とは逆の趣旨の記事が連日琉球新報の紙面を飾っていました。

学者でもなければ沖縄戦の研究家でもない一読者の私が沖縄戦「パンドラの箱をあけるとき」に興味を持った本当の理由は「慶良間島集団自決」に軍命が有ったか否かの一点に尽きました。それは若い頃読んだ沖縄タイムス刊の「鉄の暴風」の影響で、係争中の大江・岩波集団自決訴訟の「軍命論争」に個人的に興味を持っていたからです。

そして2007年6月15日の記事で、来週から「慶良間で何がおきたか」が始まるとの予告を見て、愈々地元の沖縄戦研究家が慶良間島で起きた集団自決に軍命が有ったか否かの真相に迫るものと期待に胸を弾ませたことを今でも鮮明に覚えています。

■小山裕士さんも注目していた。

私と同じように「慶良間で何がおきたか」に興味を持っている人物がいました。当時私が愛読していたブログの管理人で産経新聞の那覇支局長をしていた小山裕士さんです。小山さんは2007年6月17日のブログ「今夜も、さーふーふー」にはこう書いています。
<「パンドラの箱を開ける時」 2007/06/17 13:49
琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての連載です。
第1話「みんないなくなった 伊江島戦」が昨日で終了。
19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆すると話していました。注目しています。>

つまり当時琉球新報に連載中の「パンドラの箱を明けるとき」の読者のほとんどが、第2章「慶良間に何が起きたか」を、この連載企画の最大の目玉として息を呑んで待っていた事になります。 読者の興味は正に当時琉球新報が連日キャンペーンを張っていた慶良間島の集団自決の「軍命論争」に凝縮されていたのです。 この点は小山さんのブログのコメント欄に書き込んでいる多くの読者のコメントを見れば一目瞭然です。

ところが掲載予定日6月19日になって、読者に何の断りもなく同記事が休載していことを知り、琉球新報に問い合わせの電話を入れましたが、驚いたことに対応した記者自身が休載の事実を知りませんでした。 いつから再開されるかの問いにまともに答えることができないほど対応した社員が動揺していたことは前回の陳述書に記したとおりです。  「慶良間で何がおきたか」が予定日に掲載されなかったことを知り、私は産経新聞の小山さんが懸念した通り、上原正稔さんもまた琉球新報の圧力に負けたものと考え「上原正稔よ、お前も琉球新報の圧力に負けたのか」と胸中に怒りを覚えたことは前回の陳述書で述べたとおりです。

■休載後の小山さんの感想

「慶良間で何が起きたか」が休載した翌日6月20日の小山さんのブログには、「昨日から第2話「慶良間島で何が起こったか」が始まるはずでしたが、なぜか突然休止になってしまいました。想像すれば、沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためかと思います」と、私と全く同じ心境が記載されており、同ブログのコメント欄には同じ心境の数多くの読者がコメントを残しています。(添付資料参照)
 小山さんは翌21日のブログで「主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です」と書いて休載の異常さを訴えています。

「パンドラの箱が開くとき」は約3ヶ月の空白の後、10月になって突然突然再開されましたが、読者が最も期待して待っていた第2章「慶良間に何がおきたか」は、予告までしたにも拘らず、何の説明もないまま省略されておりました。

■     掲載再開後の小山さんの感想


10月になって突然連載が再開されたのを見た小山さんは、10月17日のブログで「新報の夕刊で連載されていた。・・・ただし、事前の予告では次は『慶良間で何が起こったか』を明らかにするとしており、集団自決の真実を白日の下にさらすとおっしゃられていたのですが、再開した第2話のタイトルは「軍政府チームは何をしたか」となっている」と記述し、予告とり書かれていないことに疑問を呈しています。(添付資料参照)

私も小山さんと同じく連載の目玉とも言える肝心の部分を欠落したままで終わるはずはないと考え、そのうち掲載されると期待しながら読み続けました。

しかし、結局、「パンドラの箱を開くとき」は、翌年の170回で、第2章「慶良間で何が起きたか」は欠落したまま最終回を迎えてしまいました。

 

■読者は知らなかった本当の最終回

後になって知ったのですが、この連載の最終回は実は171回であり、それが再度削除されていたと知り「やっぱり言論封殺だったのか」と考えました。 というのは、そこには前に削除された本連載の最重要部分の「慶良間で何が起きたか」が書かれており、これも削除の理由だと感じたからです。 つまり当初考えたとおり「集団自決の軍命の有無」が掲載削除の大きな理由だと考えたのです。

合計171回にも及ぶ長期連載記事の中で削除されたのは2回で、そのいずれもが「集団自決の真相」の記述されていることを知り、これは琉球新報の言論封殺だと確信したのです。

■まとめ

最後に私が「言論封殺」だと考えた理由を、整理しておきます。

1)最初の削除が行われた時期が、2007年3月の歴史教科書検定意見で「慶良間の集団自決は軍命による」という記述の削除が命じられたことに対し琉球新報が反発し、「軍命はあった」という大キャンペーンを行っている最中であり、軍命論争で世の中が騒然としていたこと。

2)約170回にも及ぶ長期連載であるにも関わらず、読者が一番興味を持っていた「慶良間で何がおきたか」(軍命の有無)の部分だけが狙い撃ちするように削除されたこと。

3)第2章「慶良間に何がおきたか」は掲載を予告しておきながら読者に説明のないまま削除され、しかも最終章までこの最重要部分は削除されたまま連載を終了したこと。

3)19月の再開時に、「慶良間で何が起きた」は欠落したままで、これに対する説明がなかったこと。

4)読者が知らないまま削除された最終回が有り、そこに「慶良間で何が起きたか」に相当する「軍命の有無が明確に書かれていたと知ったこと。

後で知ったことですが、削除された171回の最終章は、私が知りたかった慶良間島の軍命の有無について上原さんが独自の資料を駆使し「軍命はなかった」と結論を出しており、最後に引用された渡嘉敷島の戦隊長・赤松嘉次さんの手紙と共に読者が一番知りたかった事実が見事に論証されています。

この最重要部分の171回(最終章)を欠いた「パンドラの箱を開くとき」は、画竜点睛を欠いたまま最終回を迎えるという極めて不自然な終わり方で、読者の期待を裏切ったことになります。小山さんもブログのコメント欄で「主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です」と琉球新報の不自然な削除を残念がっていました。

これらの事実から私は琉球新報が言論封殺という卑劣な手段で読者の知る権利を奪ったと確信し証人になる覚悟をした次第です。

           (完)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

添付資料

小山裕士さんの関連ブログと読者のコメント

■パンドラの箱を開ける時」 2007/06/17 13:49
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/198809/#cmt

琉球新報の夕刊で火曜から土曜にかけての連載です。
第1話「みんないなくなった 伊江島戦」が昨日で終了。
19日付からは第2話「慶良間で何が起きたのか」が始まります。
「集団自決」をテーマにしたもので、作者の上原正稔氏は圧力に屈することなく執筆すると話していました。
注目しています。

(以下はコメント欄)

Commented bytaezaki160925 さん

「パンドラの箱」は掲載紙によって閉じられましたね。

このまま封印するつもりでしょうか。

そうだとしたら、沖縄のメディアは大政翼賛会か、言論談合を平気で行う恥知らずですね。

ジャーナリストの良識は沖縄では死語なのでしょうか。

2007/06/20 11:06

Commented by小山裕士 さん

今、出張から帰ってきました、「休載します」とのおことわりもありません。何があったのか?

2007/06/20 13:30 Commented bytaezaki160925 さん

出張でしたか。


新報に問い合わせたら「調整中」とのことでした。

まさか記事内容の「調整中」ではないでしょうね。

19日付け朝刊から林博史教授の「沖縄戦」が特集で連載を始めました。

上原さんの記事との差し替えでは?と思うのはゲスの勘ぐりでしょうか。

問い合わせの詳細は拙ブログに「狼魔人日記」
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925
に記しました。

2007/06/20 13:35 Commented by小山裕士 さん

想像通りのことが起こったようです

■「パンドラ」はこのまま封印されるのか? 2007/06/20 13:31
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/201455/#cmt

琉球新報の夕刊で連載されていた、上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」。
昨日から第2話「慶良間島で何が起こったか」が始まるはずでしたが、なぜか突然休止になってしまいました。
想像すれば、沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためかと思います。
上原さんと先ほどお話をしましたが、沖縄にとって苦い内容のことに口をつぐむことが長い目で見て、いいことなのか、疑問を感じます。
何より、読者に対して何の説明もないことはおかしいです。
物言えばくちびるさみし…。

(以下はコメント欄)

2007/06/20 14:25 Commented byyasuda さん

小山さんがブログで「パンドラの箱」の予告をしたのが遠因かもしれませんよ。

それにしても予告していた掲載を差し替える程の圧力とは相当なものですね。社内政治の実体を匿名でいいからネットに書き込む人がいたら良いのに。

2007/06/20 15:18 Commented bystarbeast さん

>物言えばくちびるさみし…。

これでは戦前の日本そのものではないのでしょうか?そのことを沖縄のメディアは自覚しているのでしょうか?
「都合の良いことであれ悪いことであれ、伝えるべき事は何を置いても伝えることこそ“メディアの存在理由”」だと思うのですけどね。

2007/06/20 17:06 Commented by小山裕士 さん

連載の第一回に全体の構成が予告されており、
第二話「慶良間で何か起きたのか」は、今、世間の注目を浴びている「集団自決」についてアメリカ兵の目撃者や事件の主人公たちの知られざる証言を基に事件の核心を突くものになるだろう-と記しています。
上原さんは「軍名がなかったことをはっきりと書く」と事前に話しており、突然の連載中止に「なぜ?」という思いです。

2007/06/20 17:10 Commented by小山裕士 さん

今日の夕刊にもありませんでした。
ふつうは「●日から再開します」といった「おことわり」があるものですが、事態の異例ぶりをしのばされます。

2007/06/20 17:13 Commented by小山裕士 さん

訂正「軍名」でなく「軍命」でした。

2007/06/20 17:3 Commented bytaezaki160925 さん

starbeast さん

>沖縄のメディアは自覚しているのでしょうか?

沖縄のメディアは自覚どころか確信犯でしょう。

自覚がないからこんな愚行をするのです。

こんな愚行をメディアに許しては県民の恥です。

もっとも二つの新聞がこのザマでは県民は知る権利を奪われて何も出来ないのでしょう。

せめて新聞社に読者として掲載中止の事情問い合わせの行動はしてみたいものです。

ちなみに私は昨日電話したら「調整中」とのことでした。

2007/06/20 18:14 Commented by小山裕士 さん

島ぐるみ運動を盛り上げるための配慮といわれても仕方がないでしょう。

「パンドラ」はこのまま封印されるのか? 2007/06/20 13:31
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/202540/#cmt

琉球新報の夕刊で連載されていた、上原正稔著「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」。
昨日から第2話「慶良間島で何が起こったか」が始まるはずでしたが、なぜか突然休止になってしまいました。
想像すれば、沖縄で現在展開されている運動に水をかけることになる内容になるためかと思います。
上原さんと先ほどお話をしましたが、沖縄にとって苦い内容のことに口をつぐむことが長い目で見て、いいことなのか、疑問を感じます。
何より、読者に対して何の説明もないことはおかしいです。
物言えばくちびるさみし…。

(以下はコメント欄)

Commented by涼月 さん

今日のNHK19時30分からのクローズアップ現代ではこの沖縄集団自決を取上げるようですね。

偏向NHKがどのように報じるか楽しみです。

2007/06/21 20:27 Commented bytaezaki160925 さん

沈黙を守る理由を一言も読者に説明しなのも異常ですね。

こうなったら再開するまで小山さんのブログで「第2話のすみやかな再開を期待しています」を毎日書いて欲しいです。

良識あるウチナンチュも沢山います。 

いや良識があれば全県民が「知る権利」を奪われることには反対でしょう。

2007/06/22 08:18 Commented by小山裕士 さん

主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です。

■沈黙する「パンドラの箱」 2007/06/21 17:43

理由不明のまま休載が続く琉球新報夕刊の長期連載「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」(上原正稔著)ですが、今日の夕刊でも再開されていません。
上原氏の話では担当編集者の態度に変化があり、今回の事態に至ったらしいです。
第1話の伊江島戦は、女性や子供も米軍に立ち向かったというすさまじいエピソードが紹介されており、資料的価値の高い連載になっていました。
第2話のすみやかな再開を期待しています。

2007/06/21 18:51 Commented by涼月 さん

今日のNHK19時30分からのクローズアップ現代ではこの沖縄集団自決を取上げるようですね。

偏向NHKがどのように報じるか楽しみです。

2007/06/21 20:27 Commented bytaezaki160925 さん

沈黙を守る理由を一言も読者に説明しなのも異常ですね。

こうなったら再開するまで小山さんのブログで「第2話のすみやかな再開を期待しています」を毎日書いて欲しいです。

良識あるウチナンチュも沢山います。 

いや良識があれば全県民が「知る権利」を奪われることには反対でしょう。

2007/06/22 08:18 Commented by小山裕士 さん

主張がどうあれ、紙価を高める質の高い連載だけに残念です。

■パンドラの件で取材? 2007/06/22 09:53

「パンドラの箱を開ける時」の連載中断の件で、あるマスコミから取材がありました。
といっても、私はただの読者なので、
「新報と上原さんに聞いてください」としか言うことはありません。
慰霊の日」直前というタイミングもあって注目を集めているみたいです。

■待望の? 2007/10/17 16:07

http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/352248/

新報の夕刊で連載されていた
上原正稔氏の「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」が昨日から再開されました。
約4カ月ぶりでしょうか?
ただし、事前の予告では次は「慶良間で何が起こったか」を明らかにするとしており、
集団自決の真実を白日の下にさらすとおっしゃられていたのですが、
再開した第2話のタイトルは「軍政府チームは何をしたか」となっています。



ご本人もそのあたりについて「ご了解をお願いしたい」としています。

期待しましょう。

琉球大学学生の主催による「沖縄紙批判」の講演会の御知らせです。

 『報道 されない沖縄』 琉大講演会 ~沖縄の歴史と役割を見つめなおす~

主催者メッセージ

沖縄では、「県内移設反対、オスプレイ反対が県民の総意である」という論調が支配的です。しかし、それを繰り返してきて、普天間問題は解決したでしょうか?また、オスプレイ反対という意見は、日本と東アジアの安全保障に留意しているでしょうか?

「辺野古区民の八割が移設を条件付きで容認している」、「移設の是非を問う名護市民投票では、本土の反対派が大勢入ってきて反対するよう働きかけをした」という事実がありますが、県内のマスコミは、これをほとんど報道しません。

このような「報道されない沖縄」を知れば、基地問題についてもっと柔軟な解決策が見出だせると思います。将来の沖縄を担うのは我々「沖縄の若者」なのです。

日時:4月17日(水)18:10開演

場所: 琉球大学 法新111
講師:宮本雅史氏(産経新聞那覇支局長)

主催:沖縄から日本を考える学生の会 代表:法文三年次 外間 完信

お問い合わせ:tj.from.okinawa@gmail.com

               ★

普天間の固定化を認めない
「一日も早い辺野古移設を進める」
■市民大会■

 

政府は去った3月22日に普天間飛行場を名護市辺野古に移設するための、埋め立て申請書を提出しました。17 年間1ミリも動かなかった普天間飛行場の移設が実現しそうな状況となりました。この機会を失っては、もう固定化される他はないでしょう。理想論である県外移設を訴えても、受け入れ先を宜野湾市民のために苦渋の選択で表明しているのは名護市の辺野古だけであり、全国どの地区も未だに意思表示をしておりません。

 そこで、私たちは、宜野湾市民のために断腸の思いで受け入れを表明した辺野古区民と、名護市漁業組合へ心より感謝申し上げると同時に、将来の子や孫に負担と禍根を残さないために、「普天間基地の一日も早い辺野古移設を求める市民大会」を開催致します。

宜野湾市を世界一安全で暮らしやすい街に変えて行くためにも、多くの市民の皆様方のご参加を心より御案内申し上げます。市民一人ひとりの「あなたの勇気ある行動」が今、普天間飛行場の固定化を防ぐことにつながります。

○日時: 4月18日(木)
    開場 午後6:30 開演 午後7:00

○場所 JAジュピランス(宜野湾市役所向かい)(電話098-862-0005)

○参加料:無料(カンパ歓迎)

プログラム司会 仲村 実子

■実行委員長挨拶 山城康弘

■宜野湾市民代表挨拶 元宜野湾市議・平安座唯

■宜野湾市民からの声 江崎 孝(ブログ・狼魔人日記)

■名護市民代表 「名護市民の真実の声」我那覇 真子


■基調講演
又吉 康隆(ヒジャイ出版)

「普天間飛行場の一日も早い移設は辺野古しかない!」

普天間の固定化を認めない宜野湾市民の会 連絡先:070-5485-9631

 

 

「かみつくⅡ」

 

目下全県の主要書店で好評発売中です。

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お急ぎの方、沖縄県外の方は
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沖縄のの出版界に衝撃!
沖縄の出版界が出版拒否した問題の書!

「沖縄に内なる民主主義はあるか」も沖縄教販での売り上げ順位が上昇してきています。

『沖縄に内なる民主主義はあるか』定価:1735円(税・送料込み)
著者:又吉康隆
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再論・「4・28式典」代理出席について

2013-04-12 06:43:59 | 八重山教科書採択問題

 

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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■カンパ協力のお願い■
琉球新報の言論封殺に戦いを挑んでいる上原正稔さんの訴訟へのカンパ協力は支援団体の三善会へお願いしております。
------------------------------------------
ゆうちょ銀行からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【口座番号】記号:17010 口座番号:10347971
【名  義】サンゼンカイ.
------------------------------------------
ゆうちょ銀行以外の金融機関からの振込の場合
【金融機関】ゆうちょ銀行
【店  名】七〇八(読み:ナナゼロハチ)
【店  番】708
【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ

 

 ■発狂新聞のいかがわしいアンケート調査

今朝の沖縄タイムスは一面トップを「辺野古移設」に関するアンケート調査の結果として久々の大発狂である。

「辺野古反対」75%

普天間移設反対増す

「全面撤去」が「縮小」抜く

沖縄2紙が発表するアンケート調査ほどいかがわしいものはない。 自分の偏った意見を散々キャンペーン報道した後、誘導尋問のようなアンケートを実施し、その仕組まれた結果を大見出しで報道し、これが「民意だ」とするのが、いつものやり口だ。

アンケート結果を見た県民は自分の周辺の大方の意見とアンケート結果が著しく異なるのを感じるのもアンケート報道の特徴だ。

あまりのバカバカしさに最近では行われなくなったが、10数年ほど前、琉球大学の中国人准教授(当時)により毎年行われていたアンケートで「県民の25%が沖縄独立を希望」というアンケート結果だ。

沖縄タイムスはこの結果を誇らしげに一面トップに掲げ「県民の四人に1人が独立希望」などと扇動したものだ。

県民の一部にこのデタラメな結果に扇動され「居酒屋独立論」をぶつ者も散見されたが、選挙のたびに「琉球独立」を公約に掲げる候補者の得票率は1%も獲得できず、今では「沖縄独立」などは一部の「独立マニア(偏執狂)」の研究テーマにしかなっていない。

ことほどさように沖縄紙が誇らしげに誇示するバイアスの掛かった「アンケート結果」などは眉に唾をつけて疑って掛かって見る必要がある。

アンケート結果に関し沖縄大学学長で行政学が専門という仲地博氏が「識者評論」としてなにやら新聞のご機嫌取りを書いているようだ。

とろがが、このお方、八重山教科書問題が加熱していた2年前は、他の識者の面々と覇を競そうように頻繁に沖縄2紙に「識者評論」を発表し、竹富町教委の熱烈支援をしていたはず。

義家政務官が自身が支援した竹富町教委を「違法状態」と糾弾したのなら、行政法の学者の面子にかけても、竹富町教委の適法性を論じ、支援すべきではなかったのか。

義家氏の違法状態の指導以来、あれほど威勢よく文科省を批判して識者の面々が寂として沈黙を守っているのは彼らの思考に恥と言う概念が欠落しているからなのだろうか。

義家文科省政務官が竹富町教委を訪問したのは、教科書採択の協議をするためではなく、竹富町の違法状態を是正・指導するため、と何度も書いた。

竹富町教委は10日、竹富町教委の教科書採択は違法ではないとして、文科省の指導を全面拒否することに決定した。

地方自体と監督官庁が法律解釈で真っ向から対立した場合、殴り合いで決着するわけにもいかない。 日本は法治国家のはず。(民主党政権下では放置こっかだった)

最終的には法廷で白黒決める以外に手立てはない。

竹富町教委は県教委をお仲間と認識している模様なので、重要証人として大城浩前教育庁を法廷に引き釣り出して欲しい。

当日記としては観客として八重山教科書騒動劇の第二幕の開幕を待つのみで特にコメントはない。

■八重山日報 2013年4月11日

東書版の使用継続確認 竹教委、国指導に従わず 教育長「違法ではない」

 
教科書問題への対応を協議した竹富町教育委員会の臨時会=10日午後、町役場
教科書問題への対応を協議した竹富町教育委員会の臨時会=10日午後、町役場

 八重山教科書問題で、文科省から育鵬社の公民教科書を採択するよう求められている竹富町教育委員会は10日、町役場で臨時会を開き、今後の対応を協議した。臨時会後、慶田盛安三教育長は「(文科省は)違法状態だというが、私たちは違法ではない。何ら瑕疵(かし)はない」と述べ、東京書籍版の使用を続ける方針に変わりはないことを強調。文科省の指導に従わない姿勢を明確にした。文科省から今後の対応について回答を求められているため、今後、回答のとりまとめを急ぐ。

 

  竹富町の回答を受け、文科省が地方教育行政法などに基づく是正要求や、是正要求に応じない場合の違法確認訴訟に踏み切るかどうかが焦点になる。


 文科省は3日付の文書で、町教委に対し、違法状態の解消に向けた方策を明らかにするよう文書で指導していた。臨時会は回答書の作成に向けた意見交換のため開催された。


 冒頭で非公開を決め、報道陣をシャットアウト。約3時間の審議後、取材に応じた慶田盛教育長は、町教委の基本姿勢について「文科省の指導もあったが、私たちは前年度からのもの(東書版)を今後も続けていく」と説明した。5人の委員は「みんな合意している」という。


 文科省への回答を今後取りまとめ、県教委を通じて提出する。
 文科省は県教委に対し、竹富町に育鵬社版を採択させるよう指導しているが、諸見里明教育長は「県は中立の立場」と表明し、明確な態度を示していない。


 慶田盛教育長は「新教育長とは全然調整していないが、中立の立場で、竹富町の意見を尊重すると聞いており、喜んでいる」と諸見里教育長の発言を歓迎した。

                ☆

■再論・副知事の「4・28主権の日」代理出席について

4・28式典 仲井真知事不参加

昨日のエントリーで仲井真県知事が、県民の意見にはそっぽを向いて、新聞の顔色のみ気にする態度に辟易し、さらに「副知事 県民の意見尊重」の見出しに、「副知事よお前もか」と腹を立ててしまった。

高良副知事には密かに期待していただけに怒りが増幅した形になった。

が、副知事談話を検証してみると、下記の表現は批判が過激すぎたと反省させられた。

 >沖縄に対する差別を根拠とする式典不参加を唯々諾々と認めているのを恥とは思わないのか。人間、地位や経済力が向上すると自己保身に走ると聞くが、かつての敵の靴を舐めるのも平気なのだろう。

>高良倉吉県副知事よ、あなたを見損なった!

新任の副知事としては代理参加でもして県知事の面子を保つのが精一杯だったのだろうと斟酌し、上記の過激な批判は撤回させて頂きたい。

沖縄タイムスによると、副知事は、知事の不参加について「県民感情、思いに配慮されたんだと思う」と説明。 副知事も出席しない「欠席」としなかった理由については「天皇皇后両陛下が出席され、全国の都道府県も参加する。そこに沖縄県の席が空いているのは日本の1県としてあり得ないと思う」としている。

ただ、「4・28式典」に代理人を派遣する都道府県がいくつあるか想像できないが、物理的に知事が参加できる状況でありながら、「政治的理由」で代理人を出席させるのは沖縄県を措いて他にはないと考える。

その意味で言えば、全国の都道府県も参加する式典で「政治的理由」で県知事が欠席するのは、「沖縄県の席が空いている」のと何らか変わるものではなくい。 副知事の代理出席にもかかわらず、沖縄の恥を全国に知らしめる結果となる。

高良副知事には、「福知事 県民の意見尊重」などと新聞に歪曲報道に利用された場合は、毅然として新聞に抗議する姿勢を保ってほしい。

何事も最初が肝心である。

「4・28」県市長会、県民統一行動提起 足並み乱れに危機感(2013.4.5) カメラ

               ★

【おまけ】

世界日報の沖縄タイムスが見出しで大嘘をつく常套手段への批判記事です。(太字・着色による強調は引用者)

■2013年4月 世界日報

大震災2年の特集記事でも「甲状腺がん」で風評を煽る沖縄タイムス

◆福島に風評被害続く

 評論家の木元教子氏が、福島第1原発事故をめぐって「『風評まがい』の話が活字・放送媒体で語られ、『真実』と読者・視聴者に受け取られるのは、実に歯がゆい。被害が伴うからだ」と、「煽り&仰天報道」を批判している(産経3月18日付「正論」)。

 例えば、「福島県浪江町で耳のないウサギが生まれた」のは放射能の影響とか、「放射能にやられる」と仙台から沖縄に自主避難した家族の話がそうだ。ウサギについては獣医放射線学の教授が否定しており、仙台ではほとんどの人々が従来通りに生活し、逆に沖縄移住組はPM2・5(微小粒子状物質)の大気汚染で頭を痛めているという。「真実を風評が駆逐して被害あり」と木元氏は憤る。

 このような「煽り&仰天報道」は新聞にも見受けられる。沖縄タイムスは東日本大震災2年の特集記事(3月6日付)で、福島県の全県民健康調査を取り上げ、「子の甲状腺がん3人 1次検査4割に小さなしこり」との見出しを躍らせた。「県、放射線影響は否定」との見出しもあるが、「甲状腺がん」「4割に小さなしこり」が強調されている。

 いかがわしい紙面作りだ。そもそも子供の甲状腺調査は全国的に前例がない。同じ規模の調査を他県でやれば比較が可能だが、それがないから福島県の3人(3万8000人のうち)が「異常」なのか、判断できない。

 同調査検討委員会座長で福島県立医大の山下俊一副学長(当時、4月に長崎大学に復帰)は「がんの大きさからみて、1~2年でがん化したものではなく、事故によるものではない」(同紙)としており、原発事故と無関係の可能性が高い。にもかかわらず、沖縄タイムスは東日本大震災の特集で「子の甲状腺がん3人」の見出しを躍らせた。まさに「煽り&仰天報道」である

◆驚くに値しない話題

 福島の子供への放射線の影響を知るため環境省は検査体制が整っている青森県弘前市、甲府市、長崎市の3市で子供の甲状腺調査を行い、3月末にその結果を公表した。それを本紙は「県外3市、年齢別も福島と同様」(3月30日付)との見出しで報じた。

 産経は「福島の子供と大差なし」(同)とし、しこりや嚢胞(液体がたまった袋)の検出率の一覧表も載せ、地域別、年齢別で比べても「福島とほぼ同等か福島の方が低い」と結論付けられたと伝えた。

 それによると、「小さなしこりや嚢胞」の検出率は、福島県で41・4%(調査数約13万3000人)だったのに対して、弘前市57・6%(同1630人)、甲府市69・4%(同1366人)、長崎市42・5%(同1369人)だった。

 沖縄タイムスにあったように福島の子供の「4割にしこり」があるが、他の3市に比べて低い割合だったのである。専門家によると、「小さなしこり」があるのは珍しくなく、ほとんどの場合、がんにならないのだという。つまり見出しに取り出して驚くような話ではないのだ。

 この調査は言うまでもなく、福島の子供に原発事故の影響が出ていないかを調べるためのものだ。当然、報道の主題は福島と3市との比較に置かねばならない。ところが、驚いたことに朝日は「子どもの甲状腺検査、結果に地域差/福島と比較の3市」(3月30日付)と、3市の違いに焦点を当てている。

 確かに3市の結果に地域差があり、なぜそうした差が出るのか、そのことに記者が関心を持つのは一向に構わない。しかし、肝心なのは原発事故の影響を調べる福島と3市の比較である。3市で差が生じたのはあくまでも付随的な話題である。

◆イデオロギーの弊害

 福島県民とりわけ親は子供への影響が現時点で出ていないので、ひとまず胸をなで下ろした。農産物への「風評」で苦しめられている農家は放射線の影響が出ていないという情報を正確に全国に発信してもらいたいと願っている。3市の差は二の次の話だ。

 それにもかかわらず朝日は福島に向き合わず、3市の比較に話をすり替えた。福島県民にとってはこれもれっきとした「煽り&仰天報道」だ。

 原発事故以降、朝日は何度も「煽り&仰天報道」をやってきた。それを性懲りもなく続けているのだ。反原発イデオロギーのなせる業と言うほかない。

(増 記代司

 

 

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新聞に平伏した仲井真県知事!「4・29主権回復の日」式典不参加

2013-04-11 07:59:50 | 八重山教科書採択問題

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八重山公民教科書:年度途中の変更困難 /沖縄

2013年04月10日

 【東京】文部科学省が竹富町教育委員会に対し、同一採択地区内の石垣市、与那国町と同じ保守色の強い育鵬社版公民教科書を採択するよう指導している件で、諸見里明県教育長は9日、同省初等中等教育局の永山裕二教科書課長を訪ね、八重山採択地区の教科書が一本化に至らなかったことを報告した。諸見里氏は「年度の途中で教科書を変更することは厳しい」と述べ、東京書籍版の教科書を配布した竹富町教育委の決定を尊重する考えを示した。

 同氏によると、永山課長は「引き続き指導を続けてほしい」と育鵬社の教科書への一本化をあらためて求め、両者の話し合いは平行線に終わった。

 諸見里教育長は同日午前9時40分ごろから約30分間、省内で永山教科書課長ら担当者と面談した。面談後、同省で本紙などの取材に対し、教科書採択について(1)県は中立的な立場で業務を遂行していく(2)竹富町の決定を尊重せざるを得ない(3)年度の途中で教科書を変更するのは厳しい−の3点を同省教科書課に伝えたことを明らかにした。

 東京書籍版の教科書の配布を決めた竹富町教育委員会の決定を事実上容認した県の方針に対し、永山教科書課長は「竹富町を指導し、教科書を一本化させてほしい」と述べ、文科省の方針に変更がないことをあらためて示した上で、町の回答内容を見て対応を検討する考えを示した。

 一方、下村博文文科相は同日の会見で、竹富町教育委員会が東京書籍版の教科書配布を決定したことについて「教科書無償措置法に反する違法状態であることは変わりない。まだ竹富町からペーパー(文書)による回答が来ていない。回答を見てから対応を検討したい」と述べ、引き続き県に指導するよう求めた。

 これまで、義家弘介文科省政務官が県や竹富町に対して教科書の一本化を指導したが、県は3日付の文書で一本化できなかったことを文科省に報告した。

 竹富町は採択権は町教委にあるとして保守色の強い育鵬社の教科書ではなく、東京書籍版の教科書を配布した。(琉球新報)

                              ☆

>諸見里教育長は9日、文科省訪問し教科書採択に関し次の3点を伝えた。

(1)県は中立的な立場で業務を遂行していく

(2)竹富町の決定を尊重せざるを得ない

(3)年度の途中で教科書を変更するのは厳しい

諸見里県教育長のコメントには大きな誤解が有る。

先ず県教庁と竹富教育委は教科書採択に関し、現在文科省と協議したり議論する立場に有るのではない。 監督官庁としての文科省に「違法状態」を指摘され指導を受ける立場にある。

したがって「(1)県は中立的な立場で業務を遂行していく」は大きな間違いであり、「法律に則って業務を遂行する」が正しい。

当然「(2)竹富町の決定を尊重せざるを得ない」も間違いであり、「竹富町の違法状態を指導する」が正しい。

「(3)年度の途中で教科書を変更するのは厳しい」というが、これまでタップリ時間があったのを怠慢で放置したのは県教委のはず。

遵法精神や民主主義を学ぶ公民教科書が違法状態のままで放置されることを考えれば、僅か32人の生徒の公民教科書を年度途中で変更しても、厳しいはずはない。 むしろこれが民主主義と順法精神を学ぶ生きた教育になるのではないが。

その際、違法なごり押しを2年にわたって続けた県教委と竹富町教委の面子が潰れるのは自業自得で仕方がない。

遵法精神に立ち返れば、先輩・大城浩前県教育長の違法行為を認めることになり、新聞の攻撃の矢面に立たされることになる。

一方、大城前教育長の方針を踏襲すれば自分が違法行為をすることになる。

現在の諸見里県教育長はまさに悩めるハムレットの心境なのだろう。

繰り返すが現在の竹富町の状況は議論する段階を終了し、違法状態を是正する段階にある。

八重山日報の仲新城記者の次の解説文を読めばその点がよくわかる。

■八重山日報 2013年4月10日

違法解消の責任は町」 町は東書版配布 両者の主張検証

衆院予算委員会で答弁する下村文科相(8日)=衆院ホームページより
衆院予算委員会で答弁する下村文科相(8日)=衆院ホームページより

 八重山教科書問題は、新学期が始まった8日、竹富町が東京書籍版の公民教科書を各中学校に配布し、育鵬社版を使用する石垣市、竹富町とは異なる教科書を使用することになった。教科書無償措置法に基づいて3市町(八重山採択地区)は同一の教科書を採択しなくてはならないが、現状のままだと同法の違法状態が2年連続で続く。文科省と竹富町の主張を改めて検証した。


 「文科省が答申に基づいて採択することを求める根拠はどこにあるのか」
 8日の衆院予算委員会で、赤嶺政賢氏(共産)は下村博文文科相に詰め寄った。答申とは、2011年8月、3市町の代表で組織する八重山採択地区協議会が、育鵬社版を選定したことを指す。竹富町は、その答申に従う必要はないと主張しているのだ。


 教科書無償措置法では、採択地区を構成する各市町村に対し「採択地区協議会の答申に従え」とは書いていないためだ。県教委も前教育長の時代には、竹富町を指導しない理由として、同様な論法を使っていた。


 しかし教科書無償措置法では、教科書採択は、各市町村の「協議の結果」に基づいて行うよう求めている。どの教科書を選ぶか協議するために、各市町村が設けた機関が協議会であり、育鵬社版を選んだ答申が「協議の結果」であることは疑う余地がない。県教委も国の指導を受けたあと、従来の論法は持ち出さなくなっている。


 下村文科相も「竹富町には、法にのっとり、協議の結果に基づいて教科書の採択を行ってもらえるよう指導してきた」と答弁した。


 しかし赤嶺氏は「協議会の答申はあくまで答申。各教育委員会を拘束するものではない」と反論した。


 「答申に拘束力はない」という言葉も、東京書籍版を独自に採択した竹富町を擁護する根拠として常に引用される。しかし「答申に拘束力はない」とは、協議会がAという教科書を選定する答申を出した場合でも、各市町村が合意すれば、Bという教科書を採択することは可能だ、という意味だ。


 そうした合意が存在しない以上、答申こそが「協議の結果」であり、石垣市、与那国町だけでなく、竹富町も当然、拘束されることになる。これが、国が竹富町に育鵬社版を採択するよう指導している法的根拠だ。


 赤嶺氏の批判はさらに続き「協議会のルールやメンバーが大幅に変更され、まともな議論もなく、調査員の報告書で最もマイナス点が多かった育鵬社版が無記名投票で選ばれた」と述べた。


 これも、竹富町を擁護する人たちが協議会の答申に従わない理由として何度も持ち出してくるせりふだ。しかし、協議会の規約やメンバーの変更はすべて総会で承認されており、違法性はない。当時の会長だった石垣市の玉津博克教育長が独断で決定したわけでもなかった。


 「調査員の報告書」うんぬんに関しては、教科書を選定するのは調査員でなく、協議会の委員であることを指摘すれば議論は事足りるだろう。


 下村文科相は「3日付で竹富町に対し、違法状態の解消に向けた方策を明らかにするよう文書で指導した」と述べ、違法状態を解消する責任は町にあるという見解を鮮明にした。県教委にも町を指導するよう要求している。


 ただ県教委は「町に動きがない以上は県も動けない」としており、町や県内マスコミの反発をにらみながら、かなり弱々しい指導に終始した。


 教科書の調達を法的根拠のない「寄贈」に頼り続ける事態の異常性が、町民に十分に認識されているとも言い難い現状だ。     (仲新城誠

              ☆

■新聞に平伏した仲井真県知事

今朝の沖縄タイムス一面トップはこれ。

4・28式典 知事不参加

副知事代理 県民の意見尊重

やはり予想通りだ。

常々新聞の顔色を窺い、それを行動指針にしていた県知事が沖縄2紙の前に平伏した、・・・ということだ。

「県民の意見尊重」などというが何時県民の意見を調査したというのだ。(怒)

新聞の見出しを県民の意見と見立てただけではないのか。

かつて「沖縄イニシアティブ論」で沖縄紙に真っ向から反旗を翻した高良倉吉副知事だが、数を頼んだサヨク学者の袋たたき遭い、新聞による村八分を経験した。 今回副知事抜擢され昔の意気を示してくれるのか、と期待したが、これは大きな誤算であった。

沖縄紙の顔色を窺う県知事の斥候の役目に成り下がってしまったようだ。 「明治期以来日本政府が沖縄に政策として差別を行った事実はない」と断言した昔の姿は今はない。

歴代政府が17年かけても実現できなかった普天間移設について、高良副知事は自己保身に汲々として「県外が現実的」と発言している。

沖縄に対する差別を根拠とする式典不参加を唯々諾々と認めているのを恥とは思わないのか。人間、地位や経済力が向上すると自己保身に走ると聞くが、かつての敵の靴を舐めるのも平気なのだろう。

高良倉吉県副知事よ、あなたを見損なった!

「嘘をつくのに耐えられない」と吐露し、新聞と反対意見を堂々と述べた西銘恒三郎氏のつめの垢でも飲んでほしい。

【追記】 13:57

仲井真県知事も「ワジワジー」と「ガティンナラン」を叫ぶし能がないくせに「沖縄独立」を目指す照屋寛徳氏に褒められるようではおしまいである。⇒仲井真知事「4・28政府式典」を欠席

沖縄タイムスや琉球新報が講和発行日前後の社説で「4・28」を祝賀の意を表しているが、60数年経過した現在は「差別」「屈辱」の文字で紙面を覆い尽くしている。

八重山教科書問題では沖縄2紙に追随し「発狂3紙」と揶揄された八重山毎日の講和発効当時の社説を志士が着在住の読者から提供していただいたので紹介する。

■以下引用

当時の「八重山毎日新聞」、創刊3年目の報道より。

1951年9月8日 対日平和条約・日米安全保障条約調印
→1952.4.28発効

当時の「八重山毎日新聞」報道、当日、翌日の紙面に直接閲覧に当たって
いませんが、平成12年8月15日発行、「八重山毎日新聞50年史」62P、
1953年(昭和28年)の1・5の「社説」が掲載されています。
ちなみに、1953年は「八重山毎日新聞」創刊3年であったようです。


・・・・・・・・・・【書き起こし引用】

八年ぶりに見た日の丸

「社説」街は八年ぶりに観る日の丸の波波波だった。中には白紙に食紅を
まあるく塗って、石垣にちょこんとさしてあったのを見たとき、この家の
人の心がしのばれ、目がしらの熱くなってくる思いがした。まぶたの底に
えがいていた母国の姿に、八年ぶりにめぐりあったようだとの声も元日の
話題であった。
 ・・・あわれ日の丸、やがて吾々琉球人の記憶からうすれかけるところ
だった。・・・
米国の限りなき国際愛と寛大な心によって、今年始めて母国のはたを立てる
ことが許される郡民と共に祝福し、乾盃を捧げようではないか。
 ・・・前途を思えば心もくもりがちであるが、一日も早く祖国へ帰る日を四万
住民と共に祈り続けよう。(53.1.5)

・・・・・・・・【引用終わり】

対日講和条約が1952.4.28に発効した翌年の正月5日の
「八重山毎日新聞」の社説。
当時の郡域住民の母国日本を思う心のシンボル、八年ぶりに観る「日の丸」の
波波波・・・。目がしらが熱くなる、まぶたの底にえがいていた母国の姿に
めぐりあったようだ・・・・

米国の限りなき国際愛と寛大な心によって、今年始めて母国のはたを立てる
ことが許される。郡民と共に祝福し、乾盃を捧げよう・・・

短文の社説ですが、「日の丸」に母国の姿を思い、喜びに満ちた内容であり、
「屈辱の日」などという表現はまったく述べられていないのです。


ところで、「八重山毎日新聞文化正賞」受賞者「大田静男」氏、月刊「やいま」
4月号「壷中天地」に「主権回復の日」?と題する歴史認識に無知な恥ずべき
書き物の文中、「過去の歴史を学ぶことは現在を理解するため」と述べています。

「大田」氏、この社説(歴史)を歪めて現在を理解してはならない、のです。

観光客、子供達も手にするであろう月刊誌「やいま」の「無知の恥」の恥さらし
の殴り書き。これまでの「八重山毎日新聞文化正賞」受賞者の名誉を汚し、郡域
住民の恥となりかねない劣悪な書き物です。


いい加減にしろ!、静かにしろ!、寺の鐘を聞いて念仏でも唱えてろ!(怒)

以上、ご参考まで


石垣島読者

 ■引用終了

60数年前の先輩記者より記者としての資質が著しく劣化した最近の同紙社説はこうだ。

八重山も抗議の意思示そ

2013年4月10日


「主権回復の日」式典に統一行動は取れないのか
■八重山も集会を計画
 28日の「主権回復の日」式典の県内の対応が割れている。県議会野党と中立系が抗議の県民大会を呼び掛けたのに対し、自民県連と県市長会が不参加を決め、公明も難色を示したためだ。野党中立系5会派は超党派の大会を断念、単独で当日、沖縄大会を開催することを決めた。
 県市長会が不参加を決めたのは、普天間県外移設やオスプレイ配備反対で統一行動をしてきた沖縄が、この問題で県議会与野党が一致を見ず、「沖縄が割れている印象を与えるのはよくない」として、県民大会以外の別の方法で県民統一行動を展開できないかを模索し提起するためという。ぜひ統一した行動で沖縄の意思を示したい。

 八重山も市議会野党6人が式典開催の撤回を求め、3日までに臨時議会の招集を市長に要求した。遅くとも23日までに開かれる予定だが、抗議決議採択を退席した県議会同様、与党自民党の対応が不透明で決議のめどはついていない。
 さらに市議会野党は抗議集会も計画しているが、県民大会同様、野党系単独の開催となりそうだ。ここは県市長会がどういう統一行動を提起するのかに注目したいが、どういう形であれ八重山も抗議の声を上げるべきだ。

■届かぬ「小指の痛み」
 政府の「主権回復の日」式典は、県紙のアンケートで多くの県内各市町村長が「沖縄切り捨ての屈辱の日を祝うなんて許せない」と反発している。
 確かに「基地負担軽減」で知事詣でを繰り返す一方で普天間の辺野古移設を強硬に推進、オスプレイも強行配備し、全く沖縄の訴えに耳を貸さない政府の対応にはやりきれない思いと不満がうっ積している。そういう中でのさらに沖縄県民の心情を無視しての主権回復式典は「到底許せない再度の沖縄切り捨て」というものだ。

 八重山3市町長のうち川満栄長竹富町長と外間守吉与那国町長は式典開催に反対の意思を示したが、中山義隆石垣市長は「どちらでもない」と賛否を明確にしなかったのはどういうことだろうか。ここは「屈辱の日」としてこれからでも反対を明確にしてほしい。
 政府が「主権回復の日」として祝う1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効以降、沖縄は日本から切り離され差別的扱いを受けていることについて、本土復帰運動を展開していた喜屋武真栄祖国復帰協議会長が1969年2月の衆院予算委員会の公聴会で、「沖縄同胞の心情を人ごとと思わず、小指の痛みは全身の痛みと感じ取ってください」と訴えた言葉は今に伝わる有名な言葉だ。

■危険な兆候
 しかしこの言葉は、1972年5月15日27年間の米軍支配から解放され、本土に復帰して41年になる今なお本土の人々には伝わらず、逆にオスプレイ反対の東京行動では「売国奴」とののしられ、「屈辱」の日々は変わらず続いている。それをなぜ沖縄の人々が祝うことができるというだろうか。
 そこにはこうした沖縄の苦難の歴史を知らない若い世代の政治家が、与野党ともに圧倒的多数になったということもある。そういう沖縄への無理解の弊害は今後さらに強くなるだろう。
 そういう状況下で沖縄はもっとまとまるべきが、逆に県外移設を疑問視し辺野古移設に同調する動きが出るなど自民党の国会議員や県議に足並みの乱れが出てきた。危険な兆候だ。それだけに沖縄としてできるだけ統一してしっかり抗議の声を上げる必要がある

 

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脱糞闘争は平和活動か?北のミサイルにも脱糞で抗議!

2013-04-10 08:37:00 | 県知事選

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さすがに最近の沖縄タイムスの紙面からは、「危険な欠陥機オスプレイ」などの文言は消え始めている。 「危険な欠陥機オスプレイ」は沖縄の活動家の間にのみ語られ、一般県民には既に死語になりつつあるからだ。

いくら情弱の読者でもいつ落ちるかわからない欠陥機を配備したら日米同盟が崩壊するのは自明であることはわかる。 そんなバカなことを当事者の日米両国が行うはずがない、と気がつき始めたからだ。

だが不思議なことに、ペットボトル落下のニュースが第一面トップを大きく飾る沖縄タイムスの一面トップは、本日発射を予測されている北朝鮮のミサイルではなく、「日台、漁業協定に合意」だ。

【北朝鮮ミサイル】「10日に発射の可能性高い」韓国国防省

ペットボトルの危険とは比較にならない程危険な北のミサイル発射について沖縄タイムスは9日の社会面トップを次のような見出しで飾り、北のミサイル発射に対応する日米両政府を批判的に報じている。

沖縄タイムスの見解によると米軍のペットボトル一本は我慢できないが、北朝鮮のミサイル乱射は何とか全員でき、静観するるとでも言うのだろうか。

PAC3常駐 県民生静観

北朝鮮脅威「国が利用」

米軍守るための配備

軍事評論家・前田哲雄さん

いつも不思議の思うのだが、情報弱者の読者が今回のような「PAC3常駐」を知るのは新聞報道を通じてであるはずだが、読者が報道で知った瞬間、既に「県民生静観」と報じられている事実である。

普通の県民のつもりである筆者は、北の暴挙に対し国がミサイル迎撃のPAC3を配備するのは歓迎すべきだと考えるし、筆者の知る限りほとんどの県民は同じ意見だ。

だが「静観」という見出しには、PAC3配備反対」と言いたいのを堪えて、冷ややかにも守るという沖縄タイムスの意図が見え隠れする。

記事を読むと何人かの「県民」に取材しているようだが、果たしてこれで「県民静観」などと大見出しで報じることが許されるのか。

沖縄タイムスが取材した「県民」の声を拾うとこうなっている。

「オスプレイ反対」「米軍基地反対」を叫び保革一致の「オール沖縄」の民意を掲げた翁長那覇市長なら「PAC3反対」と沖縄タイムスを代弁するコメントしてくれると期待したのだが、どうも「オール沖縄」の先導者にしては歯切れが悪い。

翁長那覇市長「国際情勢は地方自治体には見えにくい。北朝鮮が不穏な動きをしているという。 緊急的な対応を見守って行くしかない」

地方分権が叫ばれて久しいが、地方の責任でやる案件と国の責任で行う案件が厳しく峻別されるのは論を待たない。

中でも国の安全保障・国防に関する案件は国の専管事項であり、何事にも優先されると何度も書いた。

その伝で行けば翁長那覇市長の「国際情勢は地方自治体には見えにくい」というのは本音である。ならば「那覇市民の生命と財産を守るためにも、那覇市長としてはPAC3配備を歓迎する」と言うべきだが、「オール沖縄」の先頭に立って沖縄2紙の広告塔を演じた手前、振り上げた拳の下ろしどころをに困り「緊急的な対応を見守って行くしかない」などとお茶を濁したのだろう。

それにしても翁長市長は「国際情勢は地方自治体には見えにくい」と自覚していながら国の安全保障政策の一環である「オスプレイの沖縄配備」に反対したり、「米軍基地撤廃」を叫ぶ反日集団の先頭に立つことの矛盾を自覚できないのだろうか。

やはり、この男は本物のバカである。

他にも香ばしい「県民」の声はこうなっている。

沖縄平和運動センター・大城悟事務局長代行
「ミサイル迎撃体勢を整える「ことは、北朝鮮の挑発に乗ることになる。 政府は外交で解決すべきであり、軍備増強で対抗すると挑発がますますエスカレート」するとして、自衛隊によるPAC3の沖縄配備を批判している。

ちなみに大城氏は、今回のコメントはトーンダウン気味だが、2006年、米軍のPAC3配備に反対し座り込みをするほどの過激派である。

沖縄タイムスは、北朝鮮のミサイルによる威嚇に対しても、軍備を放棄し北の恫喝に従がえと言うのか。

それとも武器に対しては、非暴力に徹し「脱糞」(※注1)で抵抗せよとでも言うのか。

安倍首相は北のミサイル発射に対し、「国民の生命と安全を守るため万全を期す」と発言しているが、PAC3の沖縄配備もその一環であり、県民としては歓迎こそしても反対する理由はないはずだ。

ところが沖縄タイムスと並ぶ反日新聞の双璧である琉球新報も社説でPAC3の沖縄配備に批判的に論じている。

沖縄には既に米軍が嘉手納基地にPAC3を配備しているが、専門家からも命中精度が疑問視されるPAC3を、自衛隊まで急いで配備する必要があるのか。ミサイル防衛の「抑止力」をことさら演出する過剰反応のように見える。」(琉球新報 9日付社説)

※注1
「脱糞」について疑問の方は先に「おまけ」の【必見】脱糞する平和団体をお読み下さい。

【北朝鮮ミサイル】米太平洋軍司令官「同盟国標的なら撃墜」

 
2013.4.10 01:24

 

 【ワシントン=犬塚陽介】米太平洋軍のロックリア司令官は9日、上院軍事委員会で証言し、米軍には北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃する「信頼できる能力がある」と述べ、米国や同盟国が標的になっていれば撃墜する方針を明確にした。

 ただ、公海上への落下が予想されるなど、直接的な被害が生じる可能性が低い場合、司令官は迎撃を「推奨しない」と述べ、仮に日本の領空を通過しても対応を控える考えを示唆した。

 ロックリア司令官は証言で、北朝鮮が日本海側に移動したのは、中距離弾道ミサイル「ムスダン」と断定し、委員会に提出した準備書面では、北朝鮮について米国や域内の「明確で直接的な脅威だ」と指摘した。

 北朝鮮がミサイルを発射すれば、早期警戒レーダーやイージス艦などで軌道や着地点を特定できると自信を示したが、移動式の発射台などが使用されれば、発射地点の特定が以前よりも難しくなると指摘した。

 また、過去に金日成主席や金正日総書記が緊張を高めた際には、落としどころが予測できたが、金正恩第1書記の行動は予測が困難で、「出口(戦略)を見いだしているのかも明確でない」と懸念を示した。

このニュースの写真

2010年10月、平壌で行われた北朝鮮の軍事パレードに登場した、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル(共同)
 
 
 

             ☆

【おまけ】

沖縄紙が報じる靖国神社と言えば、「残虐非道な日本兵」や「特攻隊で犬死した日本兵」の象徴として、まるで悪鬼の棲む館としてしか報じられたことはない。

沖縄戦で戦死した軍人の遺族が靖国神社に合祀されていることが精神的に耐えられないとして「靖国合祀取り消し訴訟」などが行われても、沖縄2紙は常に原告側を支援し、靖国側を批判する記事を書いてきた。

そんな沖縄紙の中で、靖国神社を肯定的に捉える新聞が沖縄にも登場したと言う事実は大きい。

ちなみに祖国復帰前の米軍統治下の沖縄では高校の修学旅行は本土旅行であり、その際どの高校も「靖国神社の参拝」が定番として組み込まれていた。

ちなみに紅顔の美少年?だった筆者も参加し、引率の先生方が「これが靖国神社か」と感激で目を潤ませながら深く参拝していた光景を今でも鮮やかに記憶している。

いつの間にか先人の心を踏みにじるような「平和活動」に堕落して言ったのだろうか。

■八重山日報 2013年4月9

靖国神社を訪れた…

 靖国神社を訪れた。遊就館には第二次世界大戦で命を落とした英霊の遺影パネルが展示されており、石垣島出身の伊舎堂用久大尉の顔もあった。英霊たちの直筆の遺書を読むこともできる◆改めて胸を打たれたのは、当時の若者たちが「自らが身を捨てることで、次世代への礎となる」という明確な目的意識を持ち戦場に臨んだことだ。彼らの思いを胸に、戦後日本は復興と繁栄への道を歩んだ◆しかし現在の平和教育で、彼らの思いがどこまで引き継がれているか疑問である。悲惨な戦争体験を聞かせるのもよい、子どもたちを並ばせて「2度と戦争はしません」と誓わせるのもよいが、なぜ英霊たちの話が出てこないのか。むしろそうした話題は、タブー視されているのが現状ではないか◆先人や英霊たちの思いをしっかり受け止めることが、命の大切さを学ぶことにつながる。新たな平和教育のあり方が模索されるべき時期に来ている◆沖縄や八重山は靖国神社からあまりにも遠く、子どもたちが直接訪れることはできないが、学校や教員に意欲さえあれば、素材を集めることは可能だ。2カ月後には「慰霊の日」がめぐってくる。現状の一面的な平和教育を「打破」するには時間もかかるし勇気も必要だが、まずは第一歩を踏み出すことが大事だ。

【必見動画】

【外患誘致】オスプレイ反対運動活動家の正体と沖教組の闇[桜H25/4/8]

この動画でわかることは、野嵩ゲートで狼藉を働く「プロ市民」は宜野湾市民ではなく、外部から来た元沖教組、自治労の沖縄では恵まれた面々であり、彼らの暴挙を地域住民は迷惑がっているということ。

大城浩前教育長があいまいにしたまま退任した「ゼロ校時問題」で、1高校につき2000万円にも及ぶ違法な金銭授受が不問にされたが、その20年に及ぶ莫大な金額から「平和活動」に資金が流れている疑惑があるということ。

老活動家たちが野嵩ゲート界隈に脱糞するのは、自然現象のやむにやまれぬ行為ではない。彼らが汚したネット柵を清掃するため、「クリーン作戦」を立ち上げたボランティアの若者たちへの嫌がらせであること。

現場を知るものには一目瞭然だが、近隣にはスーパーやコンビニもあり、宜野湾市役所も徒歩の距離にはあるからトイレに不自由するはずはないからだ。

■「反戦平和は免罪符」は当日記のオリジナル

なお発言者の手登根さんは県内のFM21ラジオのパーソナリティをしている方で、その方が繰り返した「反戦平和は免罪符」という言葉を繰り返して頂いたのは嬉しい限りである。 この沖縄2紙を象徴する言葉は、昨年櫻井よし子さんが沖縄2紙を批判する記事を週刊新潮に書いた際、使って以来全国的に知られるようになった。

実を言うとこの言葉、4年前の石垣市の破廉恥ペンギン市長の婦女暴行疑惑を当日記が告発したとき、当日記で意識的に使用した筆者の造語である。(ドヤ顔)

被害者のサラさんを沖縄タイムスと琉球新報に取材してもらい新聞報道を期待したのだが、琉球新報は2度に及ぶ長時間の取材をしたにもかかわらず一行の記事にもしなかったのは誘致の通りだが、沖縄タイムスに至っては取材さえすることはなかった。

当時のペンギン市長は5期20年の極左翼政権の樹立を目前にし、「自衛隊は殺人組織」などと「反戦平和活動家」なら泣いて喜ぶ言動で知られた人物だった。

このときの沖縄2紙の破廉恥ペンギン市長に対する対応が「反戦平和は免罪符」だった。

ドヤ顔はこれくらいにして「反戦平和は免罪符」は沖縄紙の正体を象徴する言葉として全国拡散を期待する。

なお脱糞による老活動家たちのカニハンリた嫌がらせ等については光と影さんが詳しくレポートされているので以下にそのまま引用させて頂いた。なお太字と着色は強調のため引用者が施した。

 

2013年04月07日

【必見】脱糞する平和団体

 

普天間基地ゲート前フェンスに赤いリボンやテープが貼られていることは多くの方が知っていると思います。
これらの行為によって街の景観が見苦しくなっているため、一般市民が日曜日等に集まってフェンスをきれいにしていることは余り知られていません。
沖縄タイムスや琉球新報に何度か取材依頼の電話やFaxなどを送ったそうですが未だに取材に来たことがない様です。

フェンスに貼られているのはテープだけではなく、手拳大以上の大きさの石片、車のバンパーetcがあります。
また、驚くことにフェンス脇で道路からちょっと見えにくくなっている所には、なんとこんなものまで
自主規制したイメージ画像です
犬猫の糞でもあれですが
落とし物で他人に嫌がらせするというのもかなりキテいると思います。

街中で脱糞するのが平和団体の非暴力的な抗議活動なのでしょうか。
脱糞している姿をお孫さんや近所の子供たちに見られたら、、、

そんなパワースポットに防犯カメラが設置された様ですが、すでに抗議文が貼り出されていました。

おい、バカ役人、誰がこの防犯カメラの
設置許可したんだよ、アホ、マヌケ。
俺達の税金無駄遣いだろう、怒。
米軍のフェンス撮影して何が防犯なんだよ、
こんなのは米軍の仕事だろうが。
カメラの設置費いくら掛かったんだよ、
100万円か200万円か?
月々の維持管理費いくら掛かるんだよ、
年間ではいくら掛かるんだよ。
怒る!!!納税者より。


防犯カメラが設置されたとして違法行為を起こしている人以外は別に気にする必要はないわけで
特にこの場所は物陰になっている所でフェンスを汚すか脱糞等をする目的でなければそもそもカメラの視角に入らないと思います。
それなのにこんなに怒っていらっしゃるというのは脱糞しているということをカミングアウトされているのでしょうか?

>怒る!!!納税者より
と書かれていますが、街を汚されている宜野湾市民だとしたら、防犯カメラ設置に対して怒るのではなく
違法行為、不埒な行為に対して怒るべきことなのではないでしょうか。
この納税者の方は宜野湾市にお住まいではない方なのでしょうか。
なんのためにわざわざこんな所に張り紙をしにいらっしゃったのでしょうか。

宜野湾市民以外の方が宜野湾市に脱糞しにきていると考えると、案外こういった方々なのかもしれません。

違っていたらご免ね、笑


「ダッフんだ」ならぬ「脱糞だ」

 

2013年04月09日

ノロノロ運転と交通妨害

マスコミは「非暴力」の抗議を行う「平和団体」などととぼけた事を言っているが自分たちの行っている非常識な行動をこともあろうか「誇らしげに」ブログやFacebookなどで報告している。

普天間基地大山ゲート前の道をノロノロ運転している人物が居るが
私は、5年前に家族全員で沖縄に移住してきました。
と報告している。

助手席側の窓にも大きな紙を貼っている。明らかに道路交通法違反であろう。
ノロノロ運転しながらお得意のアラレちゃんとうんちをしてノロウイルスをバラまいているのかもしれない。
もしそうだとしたらバイオテロである。

マスコミの主張する「非暴力の抗議活動」がどんなものか見てほしい。
<iframe src="http://www.youtube.com/embed/RDvqdOrcxUU" frameborder="0" width="400" height="300"></iframe>
2012年11月1日撮影
普天間基地大山ゲート(Gate#1)では、月曜日から金曜日まで毎朝このような抗議­が行われている。ノロノロ運転で通勤車両を妨害するのは、京都から引っ越してきたチョ­イさん(本名:北上田 毅、『チョイさんの沖縄日記』というブログの主)。こいつはいくら警察が注意しても、­ガンとして車から出ない。この状態が数ヶ月続いている。
別の男は、歩道いっぱいに横断幕を掲げ、歩行者の通行妨害となっている。
白い帽子をかぶった老婆は、Yナンバーが通る度に、短い足でキックする。
最後に出てくるのはお馴染みの宮里洋子(この老婆の正体については『狼魔人日記』が一­番詳しい。)毎朝、拡声器で英語の歌を歌う。18番はImagineとWe Shall Overcome(それ以外歌えないのか?もっとレパートリー増やせ!)

彼らは夕方になると宜野湾市野嵩ゲート(Gate#3)で同様の抗議を行っている。
4月5日午前11時30分頃、県道へ合流する米兵車両の前に立ちはだかり、ガラス窓に­プラカードを押し付けて視界をふさぎ、追突事故を発生させている。
この抗議を行っている左翼団体のブログでは「休憩時間に起きた事故」と主張しているが­、
その真相については、ブログ『光と影』に連載されている。


この動画に写っている人: 
・京都・サマール友好協会代表 チョイさん(北上田 毅) 京都出身
・チョイさんの妻トッコ(北上田 登久子) すいーと雑記帳のブログ主
・命(ぬち)どぅ宝・さらばんじの会 宮平光一(66) 元高校教師
・命(ぬち)どぅ宝・さらばんじの会 伊波義安(71) 元高校教師
・米兵のアイドル コスプレ大好き 宮里 洋子(73)



など、沖縄の新聞ではヒーロー(ヒロイン)とされている左翼達。
これらのほぼ全員が「沖縄・生物多様性市民ネットワーク」という反日左翼団体。

車を運転した事があるならばこのような行為がどのくらい危険なのか想像がつくであろう。
このような連中をのさばらす事で先週の野嵩ゲート前で置きた追突事故が起こったのではないだろうか。
このような危険行動が出来るから

このような行為を何とも思わないのであろう。
基地反対を望む沖縄県民であっても良心がわずかでも残っていればこのような連中とつきあっていくのは無理ではないか?
左翼コメント黒塗り
宜野湾市民の参加が少ないというのは自分たちの行為が支持されていないという事だと気がつかないらしい。

また、この団体には「元教師」が多数参加している。
もちろん日当が出るらしい。
反面教師という言葉があるが、こういった人たちを見ると「モラル」の大切さがよくわかる。
小学校の道徳事業の一環としてピカピカの一年生に見せてほしい。

 

 

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面子丸潰れの文科省、竹富町の反乱

2013-04-09 07:29:10 | 八重山教科書採択問題

 

■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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琉球新報の言論封殺に戦いを挑んでいる上原正稔さんの訴訟へのカンパ協力は支援団体の三善会へお願いしております。
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【口座番号】普通:1034797
【名  義】サンゼンカイ

 繰り返すが当日記の読者はレベルが高いのが自慢。 八重山教科書問題は既に賞味期限切れと認識の模様である。

一昨年の夏以来約2年にわたって全国を騒がせた八重山教科書問題は、既に決着がついたものとして、続報を書いても反応は低く、ランキングも逓落の状況である。

そりゃそうだろう。

北朝鮮のミサイル発射予告に対し、防衛省が県内に迎撃ミサイルPAC3を常駐するというニュースが社会面トップを飾るこの時期に。

いまさら決着のついた教科書問題など興味を失うのもむべなるかな、ではある。(北の暴挙に対する抗議決議や抗議の県民大会が開かれないのは不可解だが)

が、2年前の7月、この問題に誰よりも早く火を点けた手前が当日記にはある。

騒動の責任者である大城浩前県教育長と慶田盛安三竹富町教育長の2人の「沖縄のヒトラー」が、断頭台の露と消え果てるのを見届けるまで、しつこいのを承知で、続報を書き続ける。 

             ☆

竹富町、東京書籍教科書を配布 国指導受け入れず

2013.4.8 12:00

沖縄県竹富町の大原中で配布された東京書籍版の公民教科書(左下)=8日午前

縄県竹富町の大原中で配布された東京書籍版の公民教科書(左下)=8日午前

 沖縄県八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)の中学公民教科書採択問題で竹富町教育委員会は8日、他の2市町と同一の育鵬社版を使うよう求めた文部科学省の指導を受け入れず、2013年度も東京書籍版を生徒に配布した。昨年に続き今年も町にゆかりのある篤志家の寄付金で31冊を準備した。このうち西表島にある大原中では、始業式後の午前10時ごろ、教室で新3年生の9人が新しい教科書を手にした。

 教科書無償措置法は採択地区内で同一の教科書を使うよう定めている。だが竹富町は11年、八重山採択地区協議会が答申した保守色の強い育鵬社版を拒否。採択権限が各教委にあるとする地方教育行政法を根拠に東京書籍版を選んだ。

 文科省が無償給付の対象としなかったため12年度は寄付金で購入した23冊を配った。文科省は今年3月、義家弘介政務官を町に派遣し同一教科書を使うよう指導したが、町教委は「違法行為はない」としている。

         ☆

慶田盛氏がとうとうやってくれた!

本年度も竹富町では、文科省から違法と言われる東京書籍版公民教科書を使用することを実行した。

文科省の指導を踏みにじってくれたのだ。

8日の衆院予算委員会で、下村博文文科相は、共産党の赤嶺政賢が竹富町の現状を質問したことに対し、「違法状態」と明言した。

下村大臣が「違法状態」と国会で明言した同じ日のほぼ同じ時刻。

問題の竹富町では下村大臣の答弁をまるであざ笑うように、違法といわれる東京書籍版教科書を生徒に配布した。

慶田盛氏はかつて、「戦争賛美の教科書(育鵬社版)は生徒の手に触れさせない」などと豪語していた。 慶田盛氏は己の信念を貫き通したわけだから、その意味ではゴリッパといわざるを得ない。

ただ文部大臣としては、これほど顔に泥を塗られながら前民主党政権のように拱手傍観していたらどうなるか。

文科大臣の矜持を保つことは出来ない。

法治国家の文部行政を扱う最高責任者として打つ手は一つ。

行政訴訟である。

下村大臣は、「県教育委員会と同町教育委員会を引き続き指導する方針」などと国会で、答弁しているが、生ぬるい。

県教委は責任転嫁に終始し、既に機能不全の状況にあることは、県民周知の事実。

文科省が地方自治体を指導し、それに反旗を翻したので行政訴訟に打って出るということは異例のことらしいが、担当大臣の指導に反旗を翻すこと自体が異例のこと。

異例の訴訟もやむを得ないのではないか。

被告台に立つのは、竹富町教委と県教委だが、騒動の一番の責任者である大城浩前教育長を法廷に引き釣り出さねば、真相の解明は不可能である。

八重山教科書問題は一応決着の様相だが、文科省が行政訴訟に踏み切ったら興味深い第二幕の開演となる。

慶田盛氏が抵抗すればするほど、大城前教育長の旧悪が白日の下に晒されることになる。

【追記】10;05

大城浩前県教育長は、3月30日、琉球新報の「退任の大城浩教育長に聞く」と題する囲み記事で、在任中の自分の「功績」を自慢しているが、世間を騒がした「ゼロ校時問題」「八重山教科書問題」について次のように答えている。

■ゼロ校時問題:「長年続いた課題を行政トップの責任として(戒告処分で)決着がついたと思っている。 沖縄の学力向上に大きな問題役割を持っているので、学校現場では安心して続けて頂きたい」

■八重山教科書問題:「竹富町に無償されるよう文部科学省へ要請してきたが、課題が残ってしまった。 国は、今回のような事態が起きないよう市町村の採択を含めた方策について「、配慮して頂きたい」

この男、自分が仕出かした不始末に何の責任も感じていないようで、29日の沖縄タイムスの同様の記事では、誇らしげにこう述べている。

だがこの男、1学校につき年間約2000万円にも及ぶ大金が20年近くも違法に教師に支給されていた事実については、完全にスルーである。

八重山の教科書問題については教科書無償措置法と地方教育行政法の整合性については国に問題提起をしたと考えている」(どや顔の写真付き)

玉津vs慶田盛、無償法は地教法に優先!

八重山教科書問題 竹富町教委の判断尊重を
琉球新報 社説 2013年4月8日

 きょうから新学期。児童・生徒は新しい教科書の匂いを感じながら、勉学への意欲を燃やすことだろう。竹富町の生徒たちもぜひ、そうあってほしいと願う。
 しかし、中学で使用する公民教科書について、竹富町教育委員会が八重山採択地区協議会の答申した育鵬社版ではなく東京書籍版を独自に採択し、国の無償配布対象から外されている問題は未決着のままだ。
 このため、竹富町の中学には町教委の判断に基づいて、公民は東京書籍版がいったんは配布されるようだ。昨年度同様に無償配布の対象とならずに寄付で賄うことになりそうだが、文部科学省がどう対応するかが注目される。
 文科省は無償配布されない状態は教科書無償措置法(1963年制定)に違反しているとして、育鵬社版の採択に向けて竹富町教委と県教育庁への指導を強めている。確かに解消すべき状態だが、しかし育鵬社版の押し付けが根本的な解決につながるとは思えない。
 教科書無償法は、広域の採択地区の同一教科書であることを無償の要件としている。ただ、広域採択にしている理由は、教科書配布の効率性などを確保するためでもあると理解されている。
 立法の趣旨はあくまで、憲法の精神にのっとって、教科書を無償配布することで子どもたちの教育を受ける権利を保障することであり、広域採択がこれを上回って尊重されては本末転倒である。
 そもそも市町村、あるいは学校単位で使用する教科書を決められるようにすべきだなど、広域採択の改善の必要性はかねて指摘されている。一方で、地方行政教育法が定める各教委の採択権も尊重されなければならない。
 文科省はこうした事情を総合的に勘案し、憲法の精神を尊重して独自採択であっても無償配布できる方法を模索すべきだ。無償配布できない異常事態を、広域採択を理由に育鵬社版を強要することで解決しようとすれば、学校現場の混乱を招く。
 文科省は拙速を避け、これを契機に法的矛盾の解消も含め、教科書採択の仕組みの見直しを本格検討すべきだ。そして、今回は竹富町教委の判断を尊重し、無償配布も検討しながら4年に1度の教科書採択の次のタイミングまでに環境整備を図り、次回こそ疑問や混乱を残さないようにする。これが問題解決の筋道ではないか。

                        ☆

沖縄タイムスが態度を一変、県教育庁の二枚舌発言を批判し始めたが、一方の琉球新報は未練たらしく、今度は「泣き落とし」で竹富町を援護しているつもりらしいが、「学校現場の混乱を招く」などと泣き言を言っても、既に手遅れである。

これまで時間がタップリ有ったにもかかわらず、イデオロギーのためごり押しで押し通した慶田氏の言動に対し、石垣市の読者よりメールが入っているので以下に紹介する。

くだぐた理由をつけて、宿題を提出しない生徒の指導の仕方、難しいですね。先生が口で言うてたので、忘れた。ませた子は、先生の口頭の通知は効果がなく、無効。・・・・・???

現役時代の「慶田盛」先生、優しかったか? の問いに、と、と、とんでもない! 世界全図を包んだ筒棒で思い切り引っ叩たかれた。
あの時の痛みは今も忘れない、と答える元教え子の生徒、50代半ば過ぎ男性。
たまたま聞いてみたのです。それで、提出期限、報告期限を守らぬ者は、親(県教育長)も呼び出し、同意のうえで、世界全図の筒棒で思いっきり引っ叩く。引っ叩く箇所は、・・・。えーと、どこにしようかな。


そういえば、4月6日「八重山日報」紙「記者席」、新入学1年生のランドセルに付ける黄色の交通安全カバーの贈呈式、場所は八重山警察署。慶田盛教育長は、自宅が近く徒歩数分の距離。玉津教育長、やや遅れて到着。それを見た慶田盛教育長、子どもや皆がいる前で「教育長が遅刻するとは!」と一喝したとのこと。

格好つけて、「日時の約束には相当厳しい」お方のようですね。ですから、日時を守らないと思いっきり引っ叩くべし。いじめ、虐待になる、と喚く?
身から出た錆。引っ叩かれること、覚悟のうえの確信的反抗、同じ目に合わせると自分のしたことがよく分かって反省する。子供じゃなし、これじゃダメか。


いずれにしても、文科省は、慶田盛教育長の竹富町教育委員会の報告書の内容、納得いかない場合、期限を厳守するよう付記して、その都度報告を求める。
報告書提出の期限に「遅れた場合は処分される」、とだけ書いておくことです。

竹富町教育委員会、県教育庁、新学期早々、報告書作成、提出、作成、提出に大忙しだろうな。「はじめに」から本一冊できる程のボリームある報告書の提出を求められるか。「身から出た錆」。最期まで頑張れ!! 衆議院「文部科学委員会」の 国会喚問も予定するように、慶田盛竹富町教育長、全国民に対し、「憲法の理念」とやらを説明する責任があります。時間を守って、頑張れ!!
新聞社の応援はもうない。毎日の「八重」も「教科書問題、歴史的、実証的な検証にさらされるだろう」の捨てせりふを書き、他人事のように逃げた。(笑

石垣市読者

八重山教科書 新学期前決着できず

球新報 2013年4月5日

 本年度から竹富町内の中学校で使用する公民教科書をめぐり、諸見里明県教育長は4日、県教育庁で会見を開き、竹富町が東京書籍版を使用する見込みを述べた上で「竹富町教委の決定を尊重せざるを得ない」として町内中学校の新学期が始まる8日までの一本化を、事実上断念したことを明らかにした。 一方、文部科学省は竹富町教委に対し、義家弘介文部科学省政務官の教科書一本化を求めた指導以降、どのような検討をしてきたか報告を求める文書を郵送した。県教委に対しても竹富町教委への指導を継続するよう求める文書を出しており、文科省から県、竹富町への一本化を求める圧力が強まった格好だ。文書はいずれも3日付。
 町教委への文書で(1)義家政務官の指導後に行った検討内容(2)教科書無償措置法違反の状態についての見解・違反解消の方策(3)八重山採択地区の需要数報告がないことへの見解・解消の方策-の報告を求めている。地方教育行政法上の「指導」として出した。
 慶田盛安三竹富町教育長は「2011年11月に、無償給付対象外の教科書使用は市町村が一義的責任を負うと閣議決定したのに、決定に反する指導をなぜ今やるのか」と不快感を示した。
 教科書問題に詳しい山口剛史琉球大准教授は「県教委が3市町の協議の場を設定し解決しようとしてきた流れを無視し、文科省は『竹富町が悪い』と言ってきている。指導というより政治的介入、どう喝だ」と指摘した

              ☆

 参考記事:
「政治介入に屈した」批判の声
<育鵬社を採択している与那国町の崎原用能教育長は「県が採択の違う両者に配慮したから問題が長引いている。今回も県のパフォーマンスの可能性もあり、注意深く見ていきたい」と述べた。>

 

 参考エントリー:
玉津vs慶田盛、無償法は地教法に優先!

八重山教科書問題 竹富町教委の判断尊重を

 

【おまけ】

仲新城誠(なかしんじょう・まこと)さん(39) 八重山教科書問題検証本を執筆 「法の上に世論。違法まかり通る」2013.4.6 01:09

八重山日報の仲新城誠(なかあらしろ・まこと)編集長 =3日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)

八重山日報の仲新城誠(なかあらしろ・まこと)編集長 =3日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)

 沖縄県・八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)で日刊紙を発行する「八重山日報」の編集長。といっても自身を含めて取材記者はわずか4人の小所帯。一人何役もこなしながら取材、編集に駆け回る。教科書採択をめぐって紛糾した「八重山教科書問題」の取材を通して“沖縄世論”の異常性を糾弾する「国境の島の『反日』教科書キャンペーン」(産経新聞出版)を上梓(じょうし)した。

 「沖縄ではメディアのほとんどが反日左翼的な報道姿勢のため、県民も記者も“洗脳”されている」。こう言い切るのは八重山日報もかつて、大手地元紙の「琉球新報」や「沖縄タイムス」同様、反戦平和、反米の論調で、自身も洗脳状態にあったと思うからだ。

 きっかけは平成21年の米海軍掃海艦の石垣港入港。日米地位協定で認められているが、当時の石垣市長は入港を拒否し、反対派約100人も港を封鎖した。「法律違反は明らかに座り込みをして入港妨害している人たち。さすがにおかしいと思って米軍の主張も記事化した」

 「沖縄では法の上に“沖縄世論”があり、違法で理不尽なことがまかり通る」。その最たるケースが、法に基づく採択結果が公然とひっくり返された八重山教科書問題だった。

 「騒いでいるのは一部の活動家たち。それを沖縄のメディアが大きく取り上げ、あたかも民意であるかのように作り上げていく。それが“沖縄世論”だ」

 中国公船による尖閣諸島周辺の領海侵犯が相次ぐ中、尖閣に一番近い新聞社として、“沖縄世論”に流されない真の報道を続けていきたいと思っている。(河合龍一)

 

 

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沖縄タイムスが県教委批判!空中分解の極悪複合体

2013-04-08 07:19:53 | 八重山教科書採択問題

 

 

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今朝の沖縄タイムス社会面に躍る大見出しを見て、思わずコーヒーを吹いた。

三段抜きの大見出しは、こうなっている。

県教委ちぐはぐ

教科書採択二重の方針

地元に「竹富町決定を尊重」

文科省には「指導を続ける」

やっと沖縄タイムスも目が覚めたのか、「方針転換」である。

ついにお仲間の県教委に批判の矛先を向けたのだ。

記事の署名はこの問題の火付け役・又吉嘉例記者ではなく、新垣晃視、与那覇里子、新崎哲史の3人の記者になっているのが目に付く。

■空中分解する極悪共同体

鉄の結束を誇った極悪複合体のタガが緩んで、お互いに責任の擦り合いになってきたと書いた。

これまで県教委・竹富町教委のコンビを応援してきた沖縄タイムスではあるが、このまま意味不明な記事を書いていたら責任の火の粉が自身にも降りかかって来るのを懸念し、曖昧な態度を続ける県教委を批判する決意をした。

責任転嫁が本日の記事ということか。

県教委の批判記事を応援団の又吉記者に書かせるわけにもいかない。 苦慮した結果、急遽「八重山教科書検証チーム」を結成したのが署名した3人の記者なのだろう。

県教委の「方針転換はない」と言いながら、「文科省の指導を重く見る」という態度は誰が考えてもおかしい。

諸見里県教育長は先輩の大城浩前教育庁の不始末を庇おうとすると「方針転換はない」と発言し、文科省に対する自己保身を考えれば「重く見る」という二重方針で県民を欺いてきた。

それに対し沖縄タイムスは、これまで県教委の態度の矛盾点に目をつぶったままなので、読者にとっては奇異な報道を続けてきた。

まるで自分は公平な報道をしているかのように読者を欺いてきたのだ。

ここに来て県教委に批判の矢を向け、自分は免責されたつもりだろうがそうは問屋がおろさない。

沖縄タイムスが批判する県教委を全社を挙げて支援してきたのはほかならぬ沖縄タイムス自身ではないのか。

天網恢恢疎にしてもらさず、

天知る地知る、

読者知る。

読者はオメデタイ名の記者が考えるほどオメデタくはない。

竹富町 育鵬社の使用断る 「八重山教科書」一本化できず

産経新聞 2013年04月05日08時05分
  沖縄県・八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)の中学公民教科書採択問題で、県教育委員会は4日、文部科学省の指導に基づき、石垣市や与那国町と同じ育鵬社版を使うよう竹富町に求めたが、同意が得られず、一本化できなかったことを明らかにした。

 文部科学省にも報告した。

 記者会見した諸見里明県教育長は、竹富町が平成25年度も独自に東京書籍版の使用を続けることについて「(町の)決定は尊重せざるをえない」としつつ、今後は石垣市や与那国町を交え、一本化に向けた協議を進める方針を示した。 教科書無償措置法は採択地区内で同一の教科書を使うよう定めており、文科省の義家弘介政務官が3月1日、八重山採択地区協議会が選んだ育鵬社版を使うよう竹富町を指導していた。しかし竹富町は既に、25年度も育鵬社版でなく、東京書籍版を使うことを決めていたため、指導を受け入れていない。

 文科省は現状を「違法状態」としており、4日、竹富町教育委員会にあらためて認識を問う文書を送ったことを明らかにした

 具体的な改善策や、義家政務官が指導してからの検討内容を報告するよう求めた

              ☆

>記者会見した諸見里明県教育長は、竹富町が平成25年度も独自に東京書籍版の使用を続けることについて「(町の)決定は尊重せざるをえない」としつつ、今後は石垣市や与那国町を交え、一本化に向けた協議を進める方針を示した。

文科省は竹富町教委の行為を「違法状態」と認識しているわけだから、県教委が指導すべきは竹富町教委のはず。 これは小学生でもわかる理屈だ。 それを今頃「石垣市、与那国町を交えて協議を進める」などと寝言を言うとは・・・。

諸見里県教育庁は、時を2年間逆回転させ、一昨年の8月の状態にせよ、とでも言っているのか。(怒)

>文科省は現状を「違法状態」としており、4日、竹富町教育委員会にあらためて認識を問う文書を送ったことを明らかにした

愈々極悪複合体の責任の擦りあいも大詰めに来て、県教育庁、大城浩前教育庁、竹富町教委、それに沖縄2紙が複雑に絡み合い見苦しい足の引っ張り合い劇を演じるのは、下手なテレビドラマを見るより、よっぽど興味をそそる見物である。

竹富町教委、東京書籍配布へ 八重山教科書問題

2013年4月6日

 【竹富】文部科学省が竹富町教育委員会に対し、同一採択地区内の石垣市、与那国町と同じ保守色の強い育鵬社版公民教科書を採択するよう指導している問題で、竹富町内の中学3年生には昨年度と同様、町教委が独自に採択した東京書籍版が配布される見通しとなった。教科書取扱店は5日までに各学校への教科書配布を開始し、8日までには配布を終える。始業式は8、9日に行われる予定だが、文科省への回答内容を決める町教委の会合は、早くても10日以降にしか開けないという。
 取扱店によると、教科書は学校現場の求めに応じて東京書籍版を用意した。今月から順次、八重山地区の各学校に送付を始めており、5日時点で既に教科書が届いた学校もある。教科書代金は町内篤志家の寄付で賄うが、まだ支払いはされていない。町教委によると、公民教科書を使用するのは町内9校の新3年生31人。公民分野の指導は例年、5月末から6月初旬に始まる。
 文科省は教科書無償措置法に違反している状況や、無償給付するための冊数報告がなされていないことへの見解と解決策を「早急に」明らかにするよう町教委に要求していた。町教委は8、9日に町内各島で入学式が行われることなどから、始業式前に会合を開き、文科省へ回答することは日程上不可能と判断した

               ☆

【付記】

本日の沖縄タイムスの県教委批判の記事に対し、これまで文科省の指導を真っ向から批判してきた数多くの「識者の見解」が影を潜めているのはいかにも奇異である。

だだ、高嶋伸欣琉球大学名誉教授がただ1人意味不明の寝言を吐いているのが目に付く程度。

「指導は、義家氏の法解釈のごり押しだ。 是正要求や訴訟の段階まで進むには厳しい。 県教委と、竹富町は冷静な対応が必要」(高嶋氏)

だってさ。(爆)

ダメだこりゃ!

 

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「52年・屈辱の日」の翌日の祝賀社説、沖縄タイムス

2013-04-07 09:11:37 | 県知事選

 

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沖縄2紙が異論を認めぬ全体主義の牙城であることは再三述べたが、時々新聞としての体面を保つアリバイのため、読者欄などに異論を掲載する場合がある。
 
今朝の沖縄タイムスオピニオン面に掲載の「式典参加し、主張を」と題する展開「論壇」がその典型だ。
 
投稿者の上原盛毅(74歳)さんは投稿が掲載されるための心得に手馴れたお方のようで、文中、「沖縄で猛烈な反発が起こっている」と報道されている「4・28主権の日」式典参加に異論を唱え、その根拠として「現在も直面する深刻な基地問題」などを明確に発表するチャンスだと言うのだ。 そして「県民の大反対にもかかわらず、オスプレイの強行配備」「普天間基地の辺野古移設を強引に押し進めようとする政府のやり方に怒り爆発寸前」などと沖縄タイムスの喜ぶような表現で、油断をさせ「それとこれ(式典参加拒否)とはべつである」と沖縄タイムスに詰め寄っている。
 
ここまで読んで、この投稿者も所詮掲載されたいがため「同じ穴の狢」と即断し、読むのを止めようと思った。 ところが何気なく結びの引用文に目が行って、先入観を捨てて一気に最後まで読み通した。
 
掲載されるためと思われる長い前置きは省略し、途中からではあるが、稿者の上原さんの言わんとする本論の部分を引用するとこうなる。
 
「(沖縄側と国民一般の共通認識の微妙なズレについて)今回でいえば、日本の悲願であった主権回復の講和条約締結を「屈辱の日」と言われたら多くの日本国民は驚愕するかもしれない。
さらに、日本の戦後の繁栄は沖縄を切り捨て、米国に差し出し築かれたものだと言われたら困惑を通り越して反発する恐れもある。 事実としては沖縄が米国の統治下に置かれたのは日本の意向と関係なく、米国が決定したものである。 沖縄戦において司令官を含めて死者1万3千人の犠牲者を出した米国は沖縄を占領統治下に置くことに譲歩の意図はなかった。 それを日本政府が沖縄を犠牲にして独立を達成したというのは言い過ぎであり、さらに「屈辱の日」と非難している限り、お互いに理解されず、不幸である。
52年4月29日の沖縄タイムス社説「歴史の峠に立ちて」は次の書き出しで始まる。
「講和条約が発効し国際社会へ復帰した祖国日本の慶事を我々琉球住民は無量の感慨をこめて祝したい。 それにしても取り残された嘆息が深く、あがいたところでどうにもならぬ諦めが胸を締め付ける。 しかし、感傷にばかり浸ってばかりもおれぬ厳しい境地におかれた我々琉球住民だ。 祖国日本の独立を契機として、我々も心機一転住民総立ち上がりの誓いを固めなくてはならぬ。」(那覇市、74歳
 
               ☆
もとより筆者は投稿者の上原さんがどのような立場の人物かは承知していない。 だが、連日「4・28屈辱の日」で読者を扇動している沖縄タイムスの1952年4月29日の社説が、講和条約発効を、「国際社会へ復帰した祖国に本の慶事を我々琉球住民は無量の感慨をこめて祝したい」とある文言を掲載させた同氏の投稿技術の力量には脱帽せざるを得ない。
 
52年当時のブーメラン社説が掲載されたのは、沖縄タイムス担当者のチェックミスなのか、それとも連日「屈辱の日」を扇動する自紙の発狂報道に嫌気がさした担当者の「内部告発」の意図なのか。
 
筆者には知る術はない。
 
実を言うとと講和発効日戦後の沖縄2紙の論調を検証するため当時の新聞コピーを入手したが、文字起こしが面倒なので保留し、機会を見て紹介しようと思ってい矢に、上原盛毅さんに先を越され残念、というのが本音である。
 
>事実としては沖縄が米国の統治下に置かれたのは日本の意向と関係なく、米国が決定したものである。 沖縄戦において司令官を含めて死者1万3千人の犠牲者を出した米国は沖縄を占領統治下に置くことに譲歩の意図はなかった
 
これが厳然たる歴史の事実である。
 
前にも書いたが、当時世界一の軍事力・経済力のもとに日本を占領統治していた戦勝国の米国に対し、戦火で焼け野原になった「無条件降伏」で敗戦国の日本が米国の沖縄統治に反論できる要素は無きに等しいものであった。 
 
日本は条約に明記されている「沖縄を信託統治するという提案」を、米国が出たらこれを拒否することは出来なかった。
 
歴史にイフはないというが、仮に米国が沖縄を信託統治に提案し、実際に信託統治にしていたら72年の祖国復帰が実現したかも疑わしいし、最悪の場合はグアムやプエルトリコのような米国の自治領になっていた可能性さえある。
 
米国が喉から手が出るほど欲しかった沖縄を信託統治にしなかった理由は、「潜在主権のまま長期リース」という当時としては誰も思いつかなかった秘策を考えた昭和天皇の「天皇メッセージ」を米国が重要視していたからと考える。
 
【おまけ】
 
最近、琉球新報は「明治26年創立の琉球新報」と同じ新聞社であるような宣伝をし「明治期に創立の歴史ある琉球新報」といった印象操作をし始めている。
 
だがこれは全くの大嘘であり現在の琉球新報と明治期に創立の琉球新報は全く別組織である。
 
ちなみに琉球新報による社の沿革はこうなっている。
 
明治26年 (1893) 9月15日 沖縄最初の新聞「琉球新報」が創刊。尚順(しょう・じゅん)が社長、太田朝敷(おおた・ちょうふ)が編集担当。紙面はタテ35.6cm、ヨコ28.5cmで4ページ建て、隔日刊。社屋は那覇西村123番地。
明治36年 (1903) 12月20日  琉球新報10年記念会と新築落成式(南陽館)。
明治39年 (1906) 4月1日 日刊となる。
明治末期     渡久地政瑚(とぐち・せいこ)が社長となる。
大正3年 (1914) 4月25日 紙齢5000号を数える。
大正6年 (1917) 9月 創刊25周年記念行事として、マラソン競争、自転車遠乗り競争などを行う。
大正7年 (1918) 11月 渡久地政瑚社長が死去。嵩原安佐(たけはら・あんさ)が社長に就任。
昭和4年 (1929) 5月 太田朝敷が社長に就任。
昭和12年 (1937) 7月 那覇市松山町1-3(西武門)の新社屋に移転。
昭和13年 (1938) 11月25日 太田朝敷社長が死去。平尾喜一(ひらお・きいち)が社長に就任。
昭和15年 (1940) 1月 又吉康和(またよし・こうわ)が社長に、平尾喜一が理事長に就任。株式会社としての組織を固める。
    12月20日 政府指導により「琉球新報」は沖縄朝日新聞、沖縄日報と統合、新たに「沖縄新報」を設立。沖縄戦中も発行を続ける。
昭和20年 (1945) 5月25日 首里城陥落とともに終刊。
    7月26日 「ウルマ新報」(のち「うるま新報」と社名変更)が発刊さる。社長に島清(しま・きよし)が就任。
昭和21年 (1946) 9月 社長に瀬長亀次郎(せなが・かめじろう)が就任。
昭和24年 (1949) 8月17日 社長に池宮城秀意(いけみやぐすく・しゅうい)が就任。
昭和26年 (1951) 8月24日 社長に又吉康和が就任。
    9月10日 サンフランシスコ平和条約締結を機に社名を「琉球新報」に改める。
昭和28年 (1953) 1月1日 共同通信社とニュース提供で契約。
    9月22日 又吉康和社長が死去。親泊政博(おやどまり・せいはく)が社長に就任(11月17日)。
昭和29年 (1954) 2月24日 那覇市美栄橋区御成橋通りに新社屋が落成、移転。
    3月1日 同日付から夕刊も2ページ発行。
昭和36年 (1961) 2月16日 日本新聞協会に入会。
昭和38年 (1963) 4月10日 親泊政博社長が死去。池宮城秀意が後任社長に(5月11日)。
昭和40年 (1965) 1月 那覇市下泉町2-8に地上4階、地下1階の新社屋が落成、移転。
昭和41年 (1966) 4月1日 琉球新報社の提唱で「ノグチゲラ」を県鳥に選定。
    12月20日 琉球政府と共催で県木選定運動を提唱「リュウキュウマツ」を県木に選定。
昭和44年 (1969) 5月 春闘がこじれ5月20日から6月3日まで新聞発行を停止。
昭和46年 (1971) 6月23日 社屋を6階建てに増築(総面積7,129,99平方メートル)。
昭和47年 (1972) 6月1日 共同通信社に会員社として正式に加盟。
昭和49年 (1974) 12月25日 池宮城秀意社長が会長に、長嶺彦昌(ながみね・ひこしょう)副社長が代表取締役社長に就任

         

>昭和26年 (1951) 8月24日 社長に又吉康和が就任。
    9月10日 サンフランシスコ平和条約締結を機に社名を「琉球新報」に改める。

戦後創立した「うるま新報」が51年の講和条約締結を機に現在の琉球新報に改名したことはよく知られているが、全く別組織である琉球新報への改名の経緯について知る者は少ない。

明治期創立の琉球新報の幹部や社員が現存し将来琉球新報再刊の意図を有しているのに伝統ある琉球新報の社名を勝手に使用するのは、「道義地に落ちたりと言え道義を無視することは出来ません」として「元琉球新報代表」が連名で当時の沖縄群島知事の平良辰雄に社名の使用を慎むように陳情書を出している。

それがこれだ。

 

04/28: 1951年9月8日 対日平和条約・日米安全保障条約調印→1952.4.28発効

Category: 03-所感
Posted by: ryubun02
『うるま新報』は講和会議の締結を機に9月10日『琉球新報』と改題した。


□1951年6月26日『うるま新報』國吉眞哲「声・新聞名改題について」□琉球日報社は6月23日付の同紙紙上に社移転の社告を掲載しその中に「琉球日報」を「琉球新報」に改めて新発足すると述べ6月25日付のうるま新報、沖縄タイムス、沖縄新聞に掲載し同様「琉球新報」として新しく発足する旨述べている。琉球日報が何故「琉球新報」に改題するかの理由については何も述べていないのでその企図は不明である。
(略)
又吉康和、平尾喜一の両氏を始め当時の社員が20数名健在で新聞または他の職場に活動しているが何れも元「琉球新報社員」ということが経歴の重要部をなしまた社会信用の中心にもなっている。又吉康和先生その他旧社員に関係のない琉球日報が「琉球新報」を称することは快いものではない。新聞人の信頼に訴えて琉球日報社長及び同人に再考をお願いしたいと思う。(那覇市三原三区)



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この陳情書の通りだとすれば、琉球新報は明治創立の琉球新報の名称を、現在の琉球新報が無断で盗み取ったことになるが・・・。

 

 

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何が「屈辱の日」だ!

2013-04-06 09:44:44 | 県知事選

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 ■崩れ去る「オール沖縄」

日米両政府が5日、嘉手納以南にあるアメリカ軍6施設の返還計画を発表した。 小学生が考えても沖縄の基地負担がこれで軽減されることは明らか。

だが日米政府がやることには何でも反対の沖縄タイムス。

今朝の朝刊でもあたかも「オール沖縄」で県民が反対しているかのような発狂記事で合計7面を埋め尽くしている。

目を覆うような発狂見出しを全て拾うのは疲れるので社会面の発狂見出しだけを拾うとこうだ。

辺野古前提に怒る

名護「絶対許さぬ」

市民集会 政府へ猛反発

嘉手納以北「掃きだめか」

「掃きだめ」という文言の意味を理解したうえで、この見出しを書いたかどうかの詮索は止めにする。 なぜなら発狂記者が書いた発狂記事なら、意味などどうでも良いことだから。

従来、稲嶺名護市長並んで反基地運動のシンボルに祭り上げられ新聞にもその発言が大きく取り扱われていた佐喜真宜野湾市長。

本日の沖縄タイムスでは10面と11面を大きく使った特集で、今回の返還表明に対し反対意見の首長を代表し稲嶺名護市長のコメントを掲載し、これに対抗するように評価する首長の代表として佐喜真市長のコメントを大きな見出しで掲載紙ているのが興味深い。

名護市長「非現実的だ」

辺野古前提を批判

「負担軽減 誰も思わぬ」

宜野湾市長「一定前進」

返還時期明記を評価

県内前提に「条件整備を」

これまで沖縄2紙の操り人形のような言動を繰り返してきた、佐喜真宜野湾市長が、ほとんどの首長が「反対」や「不満」を述べ新聞に媚を売っている中、「一定前進」と評価する発言をしたことは大いに評価に値する。 

「県内前提に『条件整備を』」ということは、「条件は有るが辺野古容認」と言うことだ。

どうやら佐喜真氏も沖縄紙の憑依から解放され本音で政治を語る勇気が出てきたようだ。 この辺で「本物のバカ」呼ばわりしたことをお詫びして撤回したい。

西銘衆院議員の「嘘をつき続けることに耐えられない」という発言に続いて、佐喜真宜野湾市長が沖縄2紙に媚びない発言をしたことの意義は大きい。彼らに続いて、本音で政治を語る誠実さのある政治家の登場を期待する、

 だが肝心の仲井真県知事の発言は「県、地元要望集約へ」と有るだけで知事発言は見出しにはなっていない。 ということは「不都合な発言」をしたのかと考え、知事発言を探したら、こうだった。

「沖縄の過重な基地負担の軽減につながるものであり、実施にあたっては十分に地元の意向を踏まえるべきだ」

ん?

いくらカニハンリ発言の知事でも小学生でもわかる「負担軽減」はちゃんと評価しているではないか。

事実を隠蔽する沖縄紙の報道では「沖縄の真実」は理解できない。

そこで、本土マスコミを見ると、偏向した本土マスコミでも沖縄タイムスよりまだまともなのがよくわかる。

返還は基地負担軽減につながる~仲井真知事(沖縄県)
 
■ 動画をみる

 日米両政府が沖縄県の嘉手納基地(嘉手納町など)より南にある普天間基地(宜野湾市)などアメリカ軍6施設の返還計画を発表したことを受け、沖縄県の仲井真弘多知事は5日、「返還は沖縄の過重な基地負担の軽減につながるものであり、実施にあたっては、十分に地元の意向を踏まえるべき」とのコメントを発表した。  5日夜には、政府が先月行った名護市辺野古沖の埋め立て申請に対する抗議集会が開かれた。普天間基地については「2022年度またはその後」に返還するとされているが、名護市の稲嶺進市長は、「(返還は)県内移設が前提となっている」「県民は誰一人として負担軽減になると思っていない」と述べた。
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沖縄タイムスの発狂報道の印象では佐喜真宜野湾市長以外の「オール沖縄」が反発しているかのような印象を受けるが・・・。

石破氏、普天間返還「実現へ総力」=民主・維新は評価、共社反発 

自民党の石茂幹事長は5日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)を含む施設・区域の返還計画で日米が合意したことを受け、国会内で記者団に「実現のために政府・与党の総力を結集する」と強調した。民主党と日本維新の会も一定の評価を示したが、共産、社民両党は反発した。
 石破氏は「具体的にスケジュールが明示されたのは大きな意味を持つ」と指摘。普天間の同県名護市辺野古への移設に根強い反発があることには「いかに県民の理解を得るか。逃げることなく正面から訴える」と語った。
 公明党の山男代表も「計画の実現こそ県民の期待を信頼に変えていく一歩になる」と記者団に述べ、自民党と歩調を合わせた。
 民主党は「返還時期日を明らかにすることは民主党政権が強く求めていた。一歩前進と評価できる」との談話を発表。ただ、合意文書の中で返還の年限に「またはその後」と先延ばしの余地が残されたことを取り上げ、「早期返還を担保したものとは言えない」と懸念も示した。 
 維新の橋下徹共同代表はBSフジの番組で「一歩進んだことは評価しなければならない。県外移設ができればいいが、辺野古移設しかない」と述べ、普天間の県内移設を含め、日米合意を容認する姿勢を示した。
 これに対し、共産党の市義書記局長は「新しい大型の基地を造るという合意だ。一層、県民の怒りに火を付ける」と反発。社民党の福党首はコメントで「移設を名目に新基地を建設する計画は、負担軽減ではなく新たな負担の押し付けだ」と強く批判した。(2013/04/05-22:06

            ☆

結局、沖縄タイムスが「オール沖縄」「県民の総意」などと喧伝するのは共産党や社民党等の反日サヨク複合体による「オール沖縄」であることがよく理解できるのが上記時事通信の報道である。

反日サヨク複合体の「総意」を「県民の総意」と歪曲報道する沖縄2紙は、「4・28屈辱の日県民大会」の開催に必死の様相だった。

琉球新報などは、自民党県連の分裂に、もはや恫喝では効果なしと見たのか、このような「煽てあげ」作戦に及んだのだが。

琉球新報が自民会派宛に、涙で書いたラブレターならぬ社説がこれ。

4・28県民大会 自民県連の気概を見たい

琉球新報社説 2013年4月4日 

 
 4月28日の対日講和条約発効の日を「主権回復の日」として祝う政府主催の記念式典に抗議する県民大会の開催に向け、県議会各会派による調整が続いている。
 3日に開かれた準備会合に公明県民会議は出席したが、自民は欠席した。何らかの形で大会を開くことで一致し、自民も含めた超党派の大会を目指し、努力を続けることを確認したという。
  県民の思いをしっかり示せるような大会を、ぜひ実現すべきだ。各会派は英知と使命感を持って大同団結してほしい。特に自民県連には、民意を確実に受け止め、参加に向けて前向きな論議を急ぐよう求めたい。
  先月の県議会の抗議決議の際にも、自民は退場して決議に加わらなかった。自民は、4・28の記念式典開催が昨年の衆院選で自民党全体の選挙公約だったことなどを理由に挙げている
  しかし、これは県民には分かりにくい理由だ。そのことを支持して自民候補に投票した県民が、どれだけいたと言うのだろうか。
  衆院選で自民候補が支持を得たのは、公約破りの民主党への失望もさることながら、自民県連が民意を体する形で変化し、米軍普天間飛行場の県外移設を県民に約束したからにほかならない。
  そして、4・28記念式典と普天間問題は関係ない、とは断じて言えない。講和条約発効とともに沖縄は日本から切り離されて、過重な基地負担を強いられてきた。その延長線上に普天間問題もあり、曲折を経ながらも「県外移設」で一丸となった県民世論もある。
  4・28に事実上の「主権回復」祝賀式典を開催することは沖縄の歴史と現状が許さない。それが県民の思いだ。その民意から離脱して、自民県連は自らの存在意義をどう位置付けようと言うのか。
  記念式典の次は普天間問題と、政府は沖縄世論の切り崩しを図ることだろう。後ろ向きな姿勢は政府の動きに手を貸すだけである。
  民主政権下で野党も経験し、民意から見放されることがいかに致命的かを自民は学んだはずである。政権復帰で気が緩み、もう民意を軽んじても構わないと思っているのなら、重大なしっぺ返しも覚悟すべきだ。
  党中央との“ねじれ”による重圧は民主党以上に厳しいだろう。苦労は分かるが、民意に背を向けるべきではない。今こそ、自民県連の度量と気概を見たい。

                          ☆

涙なしには読むことの出来ない琉球新報の血を吐くような呼びかけだ。

だが、「オール沖縄」の堤防に入った亀裂はいまや決壊が寸前である。

いくら猫なで声で煽てても、一旦亀裂の入ったダムの決壊を止めることは困難だ。

「オール沖縄」東京行動では翁長那覇市長と共同でリーダーを務めた県議会が、自民党会派の反対で「オール沖縄」が空中分解し手しまった。(爆)

県議会が分解したのに、いくら翁長那覇市長が豪腕を発揮しても無駄なこと。 

市長会もドミノ現象で空中分解した。

沖縄タイムスが涙目で書いた記事がこれ。

4・28大会:自民不参加 超党派困難に

政治  2013年4月5日 09時46分 

 県議会の野党・中立会派が、4・28政府式典に抗議する県民大会を同日に開催するよう呼び掛けていることを受け、自民会派の照屋守之会派長は4日、野党側に大会参加は困難との認識を伝えた。県民大会の呼び掛け人で、野党・中立代表者会議の座長を務める仲宗根悟氏(社民・護憲)と県議会内で会談し、意思表示した。

照屋氏、野党に伝達

 公明県民無所属の所属議員からも「伝家の宝刀である県民大会を軽々に開くべきではない」との意見があり、与野党が一致した超党派の開催は困難な情勢だ。

 照屋氏は取材に対し「政府は自民県連の要請を受け、県民の苦難の歴史への配慮と基地負担軽減に努める意味を式典に込めると説明している」とした上で「オスプレイの配備撤回を含め、県民大会は問題解決の手法だと認識している。しかし、今回の大会は政府式典と同時刻の開催であり、県民大会としてはなじまないのではないか」と述べた。

 自民を除く他会派は5日、大会のあり方を話し合う準備会を県議会で開く。呼び掛け人の仲宗根氏は「自民の考えを準備会で各会派に伝え、今後の対応を話し合いたい」と述べた。

市長会の参加 困難視
那覇市長 「まとまり難しい」

 県市長会会長の翁長雄志那覇市長は4日、政府が「主権回復の日」として4月28日に式典を開くことに対し、県議会の野党・中立会派が開催を主張する県民大会について、市長会として組織参加を困難視する見方を示した。一方で、翁長市長は同日開かれた市長会臨時総会で、28日当日に何らかの意思表示をする必要性を確認し合った。

 翁長市長は「28日は沖縄にとって残念、無念な日であり黙って見過ごすことはできない。いま一度、28日の意義を考える日にし、県民の意思統一を図りたい」と述べた。県民大会への組織参加に難色を示した理由として「今のように県議会が分裂している状態では、式典への抗議、撤回で県民がまとまることは難しく、県民大会にも行ける状況ではない」と説明した。

 また、那覇市独自で統一色のリボンや旗などを作り、28日にリボンを付けたり、街中に旗を置いたりすることで、アピールする考えがあることを述べた

                                   ☆

■「4・28主権回復の日」は「屈辱の日」か

果たして沖縄は「切り捨て」られたのか


 政府が四月二十八日を「主権回復の日」とし、式典を開催することとなったことは遅きに失したとはいえ、大いに評価したい。

 たしかにこの日は「主権回復の日」であると同時に、奄美、小笠原、沖縄が復帰から取り残された日でもあり、その事実を抜きにした「主権回復」の意義確認はあり得ない。当然のことながら、式典ではこの事実もまた痛みの思いをもって確認されるべきだろう。

 とはいえ、その一方、この「主権回復」を「沖縄を切りすて、その犠牲の上に本土の繁栄が築かれた日でもある」とか、「沖縄などを『質草』にしての主権回復だった」とか(いずれも朝日記事)、一方的に決めつけるのは、果たして公平な議論だろうか。歪曲が過ぎるとともに、質の悪い「ためにする議論」といわざるを得ない。

 まず「沖縄を切りすて」というが、一体その主体は誰なのだろうか。当然、政府といいたいのだろうが、実は意外なことに、当時政府はむしろ沖縄の「潜在主権」を日本に残すことに全力を傾けていたのである。それを示すのがこの講和条約を締結した際、吉田茂首相が講和会議で行った以下のような受諾演説の一節だ。首相はその演説冒頭、「敢えて数点につき全権各位の注意を喚起せざるを得ないのはわが国民に対する私の責務と存ずるからであります」とし、次のように述べている。

 「第一、領土の処分の問題であります。奄美大島・琉球諸島・小笠原群島……の(潜在的な)主権が日本に残されるというアメリカ合衆国全権及びイギリス全権の前言を、わたくしは国民の名において多大な喜びをもって諒承するのであります。わたくしは世界、特にアジアの平和と安定が速やかに確立され、これらの諸島が一日も早く日本の行政のもとに戻ることを期待するものであります」

 今日の時代感覚では戸惑う方もおられようが、吉田首相はこれらの島々の返還どころか、むしろこれらの島々に、日本の主権が残ったことを「多大な喜び」としているということだ。それをすら強く拒否する勢力が当時米英には存在したからだ。それゆえ首相はこの講和条約を高く評価し、その上でこれらの島々が「一日も早く日本の行政のもとに戻ることを期待するものであります」と、これらの島々の施政権返還を更に国際社会に求めているのである。これをどう評価するかは自由だが、これが当時の日本が置かれた国際環境の率直な現実だったのである。

 吉田首相はそれとともに、千島南部の択捉・国後、北海道の一部たる色丹島及び歯舞諸島が、過去一度たりともソ連領となったことがない事実を指摘し、今日いう北方四島の領土権主張につながる注意喚起もしている。また、未だに本国に帰還できていない未引揚者の早期帰還、日本の国連加盟等々も訴えている。これを読むだけでも、当時の敗戦日本の厳しい状況が想起され、「主権回復」の意義が再認識されるともいえる。

 これは最近知ったことだが、それゆえ沖縄でも、当時の県民の思いは、今日のようには型にはまった反対ではなかったという。

 「…平和会議もここに和解と信頼の精神を基調として歴史上類例を見ない寛大な条約が締結された。…我等の祖国日本が完全に独立性を回復して新しい国家理念、平和的文化国家として新発足せんとして居ります。我々は祖国のために満腔の祝意を表したいと思いますが、一面我々の淋しさは如何ともし難いのであります」(後の初代知事・屋良朝苗氏の言葉)

 「淋しさ」はむろん痛切だが、同時に独立を回復して新たに出発しようとしている祖国への「満腔の祝意」もまた語られているということだ。ただ「屈辱の日」とだけいうのとは微妙に異なる、沖縄県民の心がここにはあろう。(日本政策研究センター代表 伊藤哲夫)

〈『明日への選択』平成25年4月号

             ☆

>吉田首相はこれらの島々の返還どころか、むしろこれらの島々に、日本の主権が残ったことを「多大な喜び」としているということだ

吉田首相が拘った沖縄の「潜在主権」については、その裏で昭和天皇が発した「天皇メッセージ」の影響力が大きかったことは過去ブログで詳述してあるので参照されたし。

参考⇒「屈辱の日」か「主権回復の日」か

無知な沖縄の「識者」たち、

【おまけ】

沖縄2紙は1951年9月8日に調印、翌1952年4月28日に発効したサンフランシスコ講和条約を県民が「屈辱の日」と捉えていると喧伝するが、条約発効当時の沖縄2紙も同じように「屈辱」だと報道していたのか。

当時の両紙のコピーを取寄せ検証してみた。

驚いたことに紙面のほとんどは「祖国日本が独立し、世界の仲間入りした」という事実を祝す記事はあるが、これを「屈辱」と表現した記事は一行もない。

一例を挙げると、条約調印の翌日の琉球新報(1951年9月10日)は次のような大見出しで新生日本の門出を祝福しているではないか。

対日講和

慶びの新生日本の門出

瞼にしみる日の丸の旗

いやはや到底同じ新聞が書いた記事とは思えない。

思わず我が目を疑ってしまう大見出しだ。

何が「屈辱の日」だ!(怒)

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サムライだった西銘恒三郎!辺野古移設の攻防

2013-04-05 07:01:16 | 県知事選

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■「県民の総意」という大嘘

沖縄紙は「県民の総意」とか「オール沖縄」などの大嘘で、県民を欺いてきた。

「オスプレイの配備阻止」然り、「普天間移設は県外」然り、である。

沖縄タイムスは3日から「普天間返還の行方 日米同盟と沖縄」と題する連載特集を開始した。 

着々と進む安倍政権の辺野古移設推進に危機感を感じたのだろう。

沖縄紙の危機感がそのまま見出しに表れていて興味深い。

連載の第一回の見出しはこうだ。

移設案 自民の攻防

揺らぐ「県外」一枚岩

「揺らぐ『県外』一枚岩」とは、自民の攻防だけに止まらず「オール沖縄」の一枚岩に大きな亀裂が入っていることを象徴的に示している。

記事は、沖縄選出自民党国会議員でつくる「かけはしの会」5議員と、自民党幹部との会談の模様を報じている。 

会談は2月10日夜東京で行われた。

出席者は沖縄側が衆議院議員の西銘、宮崎、比嘉、国場ら4氏と島尻参議院議員の計5人。 

自民党本部側の出席者は、石破幹事長、中谷元副幹事長、浜田靖一幹事長代理の3氏でいずれも防衛相の経験者。

当然普天間問題に対する県選出議員の意見が問われることになった。

国場氏が「辺野古移設は厳しい反対運動が予想され、すごく時間がかかる。 現実的とは思えません」「早いのは県外です」と、沖縄紙に媚を売る発言をすると、宮崎、比嘉の両氏も県外移設に同調した。

石破氏が「県外も考えないとね」と3氏の意見に配慮を示すと、西銘氏がこれに異を唱えた。

お言葉ですが、幹事長。 できないことはおっしゃらないほうがいいですよ」

「県外に受け入れる場所はないですよ

だが、「かけはし」の議員が所属する自民県連は「県外」を掲げ、今回当選した4氏も「県外」で当選している。

にもかかわらず西銘氏1人が「実現できない県外に固執すると普天間の固定化を招く」と政治家としての本音を吐露した。

ここで国場、比嘉、宮崎の3氏の「県民の大半が反対する辺野古移設は実現が困難だ」という考えと、西銘氏の「県外に受け入れる場所はない」という考えは完全に対立することになる。

これに対し石破氏は「政府は県外移設を検討していない。 現状では固定化か辺野古かどちらかしかない」と述べたが「辺野古暫定移設安」にも言及している。

■「県外」と「辺野古」、どちらが現実的か

「普天間移設」は複雑だと喧伝する学者、政治家たちがいるが、筆者の認識でいえば、これほど単純で小学生でも理解できるくらい簡単な問題はない。 複雑にしているのは問題解決にイデオロギーが絡むからだ。

先ず自民党議員の国場、比嘉、宮崎3氏の主張である「県外」が果たして現実的か。

自民党政権が17年間も模索したが「県外」は困難と判断し、辺野古案に落ち着いた。

が、それを「県外」にひっくり返したのが鳩山政権であることは周知の事実。 しかもその鳩山氏自身が「県外」の困難さを身を持って体験し、結局「辺野古」に回帰したのも周知の事実。

つまり自民党から「最低でも県外」の民主党に政権交代しても実現できなかったのが「県外」ではなかったのか。

この辺の理屈を小学生でも判り易いように解説したのがこの本である。


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イデオロギーで侵された硬直思考のプロ市民勢力が「県外」を主張するのは想定内なので一応納得すろとしても、自民党国会議員の国場、比嘉、宮崎の3氏が「県外」を主張するのは不可解だ。

一体その理由は何か。

彼らが小学生以下の理解力しかないからなのか。

いや、そうではない。

彼らが沖縄紙の呪縛に取り付かれ沖縄紙の主張に平伏したからに他ならない。

まさに小池百合子元防衛相がいみじくも指摘するように、彼ら3人は沖縄紙との戦いに白旗を掲げたのである。

 前に、今回当選した自民党の県選出議員の沖縄紙による「被洗脳度ランキング」を次のように書いた。

1)国場幸之助

2)比嘉美津代

3)宮崎政久

4)西銘恒三郎

これまでの各氏のコメントから筆者が独断的に判断したが、ランキングが上の方が「売国度指数」が高い

■西銘恒三郎はサムライだった

この中で沖縄紙の「被洗脳」が一番低いと目される西銘氏は、上記の自民党幹部との会談で、次のような衝撃的発言をしている。

(「県外」を困難と主張する理由として)「うそをつきつき続けることは不誠実で耐えられない」

西銘氏はこう説明する。

新聞の顔色を窺って、実現が極めて困難な県外移設訴え続けることは、「県外移設が現実的に可能かのように(県民に)映る」、と。

これが発言の理由だ。

この瞬間西銘氏は「県外が現実的」と主張する沖縄2紙を敵に回したことになる。

と言うことは沖縄氏に媚を売る国場、比嘉、宮崎の3氏をも「嘘つき」と断罪したことになる。

嘘つきでなければ小学生でもわかる簡単な理屈を理解できない「本物バカ」になるからだ。

沖縄2紙が圧倒的占有率を誇る沖縄の言論界が異論を許さぬ「全体主義の島」と呼ばれて久しい。

そんな中、沖縄紙バッシングに恐れず、政治家としての基本である誠実さを護るため、あえて本心を吐露した西銘議員の勇気に拍手を送りたい。

県選出議員の顔色を窺うように「県外」の可能性についても言及した石破幹事長に真っ向から反論した西銘恒三郎氏に侍の勇気と潔さを見た。

西銘氏の言葉を再度記して拍手を送りたい。

お言葉ですが、幹事長。 できないことはおっしゃらないほうがいいですよ」

「県外に受け入れる場所はないですよ」

 ちなみに西銘氏は本音を隠して立候補した経緯を次のように語っている。

「衆院選では、沖縄県連の会長から『それ(辺野古推進)は言ってはくれるな』と指摘され、県外を求めるという発言にとどめた」。

 つまり西銘氏は翁長政俊県連会長の指摘を受け、本意でない表現をやむを得ず掲げたというのだ。

■「県外移設」は「針の穴にラクダ」

さらに西銘氏は政治家としての「本音」を吐き続ける。

「県外移設だけを主張し続け、事実上、普天間を固定化しておいていいのか。それは無責任だ」

「(県外移設の望みは)針の穴にラクダを通すようなもの」(沖縄タイムス 4月4日)

そう、この発言は、明らかに沖縄2紙に対する宣戦布告である。

ちなみに「針の穴にラクダ通す」とは実行困難なこことのたとえだが、聖書のマタイ福音書 の「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」から来ているらしい。

なおTVタックルの常連だった福岡政行氏も、菅第2次改造内閣が救国内閣を宣言したとき、菅内閣による救国の困難さの例えに用いている。(針の穴の駱駝内閣。

 

では西銘氏は有権者に訴えた公約のは、どうなるのか。

敵に回った沖縄紙は当然、西銘氏に「公約違反」で攻撃の刃を向けてくる。

これに対して、西銘氏はこう答えている。

普天間の固定化を避けるのも私たちの選挙公約なので、どこかの時点で危険性の除去と言う原点に立ち戻らないといけない」

そう。「県外」があたかも現実的であるかのような大嘘をつき続けるのが、政治家として誠実さなのか。

それとも「嘘をつき続けることをやめ」て、現実的な「辺野古移設」を主張し、「世界一危険な普天間基地」の移設という「県民の総意」を尊重するのが政治家としての誠意さなのか。

筆者は当然後者を政治家の誠実さと理解する。

「普天間の固定化」に反対するのは、保革を問わず、これこそが「県民の総意」であるからだ。

沖縄2紙に真っ向から立ち向かった西銘恒三郎氏は、

サムライだった!

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八重山教科書、泥仕合の幕開け!町と県“探り合い” 

2013-04-04 07:27:53 | 八重山教科書採択問題

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八重山教科書問題で法律無視のごり押しを続け世間を大混乱に陥れた「極悪複合体」の面面が、責任の擦り合いで見苦しい泥仕合を演じている、と書いた。

中でも大悪党である大城浩前県教育長と小悪党の慶田盛竹富町教育長は沈没前の泥舟から逃げ遅れたドブネズミ常態。 

責任逃れで二匹のドブネズミがお互いの胸の内の探りあいを演じているというから大爆笑である。

これを扇動した沖縄2紙の対応はどうなっているか。

デタラメ情報でプロ市民を扇動した沖縄タイムスの又吉嘉例記者も、意味不明の記事で責任逃れをしようと悪足掻きする様はいかにも哀れだ。

一方、デタラメ記事で又吉記者と覇を競った琉球新報の稲福政俊記者は、責任逃れに成功したかのように白々しくもこんな記事を書いているが・・・。

自分で散々炊きつけておいて「町と県”探りあい”とは、あまりにも無責任ではないか。 

噴飯物の社説を書くことにより慶田盛氏の「違法なごり押し」を応援した罪を逃れようとは例え閻魔様が見逃しても賢明な読者が見逃すことはない。

町と県“探り合い” 竹富公民教科書問題

2013年4月3日

教科書問題における県教委の姿勢(クリックで拡大)

 本年度から竹富町内の中学校で使用する公民教科書をめぐり、県教育庁と竹富町教育委員会それぞれの対応が正念場を迎えている。同庁は、3月に来県した義家弘介文部科学政務官の示唆した訴訟の提起を避けようと、町教委に石垣、与那国との教科書の一本化を求めており、町教委の結論を待っている一方、町教委は「(助言や指導など)県の具体的な対応を見てからしか動けない」との姿勢を示し、2日現在、両者の“探り合い”が続いている。ただ8日には新学期が始まる。それを前に結論を出せるか注目される。
 竹富町教委は、義家政務官から直接、教科書の一本化を求められたものの、慶田盛安三教育長は「県を飛び越えて国に何かしらの報告をすることは考えていない」と強調する。県が「指導」「助言」などの行政行為をしない限り「動けない」という立場を取る。慶田盛教育長は「県教育長が代わり、どういうふうに引き継がれているのか知りたい」と県教委の対応に困惑している。
 一方、県教育庁は2011年10月時点で「県教委が竹富町教委に対し(育鵬社版を使うとした)答申通りに採択するよう求めるのは無理がある」とし、一本化を図るための手段として「3市町教委に協議の場を求める必要がある」との見解を打ち出していた。
 だが、ことし3月1日の義家政務官の来県後、大城浩教育長(当時)は同4日、「文部科学省や竹富町と話し合っていきたい」とコメント。八重山採択地区を構成する石垣、与那国には触れず、竹富町と協議する姿勢に転じた。3月30日には同庁幹部が町教育委員と面会し、協議の中で教科書の一本化を求めた。
 同庁義務教育課は、琉球新報の取材に対し「義家政務官の指導を重く受け止めている。どうにか事態を解決しなければならない」として一本化を求めた背景に義家氏の指導の影響があったことを認めた。
 ただ「一本化」を行政行為の「指導」として求めることには慎重な姿勢だ。「指導」によって同庁に一定の責任が生じることを回避したい思惑が働いているとみられる。
 文科省の内部事情に詳しい高嶋伸欣(のぶよし)琉球大学名誉教授は「文科省の役人は是正要求も訴訟もハードルが高いと考えている」と分析。義家政務官が「強権発動」をちらつかせながら竹富町教委に迫ったことは「義家氏のスタンドプレーだろう。県教委も竹富町教委も冷静な対応が必要だ」と話した。(稲福政俊、当銘寿夫)

 

>県教育庁と竹富町教育委員会それぞれの対応が正念場を迎えている

他人事のように言っているが、それぞれにエールを送って問題を大きくした責任者の1人が稲福記者ではないのか。(怒)

 >3月に来県した義家弘介文部科学政務官の示唆した訴訟の提起を避けようと、町教委に石垣、与那国との教科書の一本化を求めており、町教委の結論を待っている

訴訟になると県教育庁の「不適切な指導」があぶりだされるこになる。 当然大城前教育庁も責任者として法廷に引きづり出されることになる。

ここまで来たのなら慶田盛氏には最後まで「教科書採択は町教委の権限だ」と繰り返し、訴訟まで頑張って欲しい。

>ことし3月1日の義家政務官の来県後、大城浩教育長(当時)は同4日、「文部科学省や竹富町と話し合っていきたい」とコメント。八重山採択地区を構成する石垣、与那国には触れず、竹富町と協議する姿勢に転じた。3月30日には同庁幹部が町教育委員と面会し、協議の中で教科書の一本化を求めた。

大城氏が方針転換したこの時点で慶田盛氏は大城氏のこれまでの無責任な指導を厳しく追及すべきであった。 つまり読者の「宜野湾よりさん」が言う「足首掴まえ」泥舟からの逃亡を阻止すべきだった。 このままでは慶田盛氏1人だけが悪者にされかねない。(涙)

>ただ「一本化」を行政行為の「指導」として求めることには慎重な姿勢だ。「指導」によって同庁に一定の責任が生じることを回避したい思惑が働いているとみられる。

県教育庁の責任を回避させてはいけない!

>文科省の内部事情に詳しい高嶋伸欣(のぶよし)琉球大学名誉教授は「文科省の役人は是正要求も訴訟もハードルが高いと考えている」と分析。義家政務官が「強権発動」をちらつかせながら竹富町教委に迫ったことは「義家氏のスタンドプレーだろう。県教委も竹富町教委も冷静な対応が必要だ」と話した

これまで慶田盛氏のごり押しを支援していた数多くの大学教授が、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいる中、ただ1人高嶋伸欣琉球大学名誉教授だけが、勇敢というか無恥というか、応援のコメントを出している。

大学教授というより反日サヨク活動家と言うほうが相応しいこの男のコメントに一々反応するのは疲れるので、この男の無恥に触れた過去記事をリンクしておく。

 ⇒高嶋教授の寝言、無知丸出し

            ★

今朝の沖縄タイムスの見出しに、「極悪複合体」の責任のなすりあいを垣間見ることができて興味深い。

■1面中段

一本化指導 国へ報告

教科書で県教委
竹富住民が抗議

■28面トップ

「国指導は不当圧力」

竹富町民ら 県教委にも疑問

注目すべきは「県教委にも疑問」の文言。

これまで「9・8協議」の強引な取り仕切りなどで頼もしい味方と信じてきた県教委の予期せぬ「方針転換」に、プロ市民が批判の矛先を向け始めたと言うことだ。

プロ市民らの県教委に対する怨嗟のコメントを記事から拾うとこうなる。

「竹富町の子どもに真理を教える教科書採択を求める会」の加勢本曙事務局長
「県はこれまで1市2町の全教育委員で協議した東京書籍を有効としていた。 いつ方針をかえたのか」

沖縄平和ネットワーク(大城将保代表世話人)の横田真理子事務局長
「(県教育委員会の諸見里明教育庁に対し)国の不当な、介入に屈することなく公正で適正な指導・助言を求める」という要請書を提出。 要請書で、県教委が方針転換した経緯や事実関係の説明を求めている

さー、大変なことになってきた。

魑魅魍魎の責任のなすり合いにプロ市民団体も参戦してきた!

醜い責任擦り合いの「八重山教科書騒動」第二幕の幕開けである。(拍手)

県庁の前に集結したプロ市民たちの

「県教育庁の無責任な方針転換を糾弾する!」

「大城前教育長の逃げ得を「許すな!」

などのシュプレヒコールを期待したい。

               ★

【おまけ】

沖縄の“言論空間”に違和感… 自らが信じる正義叫ぶ新聞社の記録

★仲新城誠さん『国境の島の「反日」教科書キャンペーン沖縄と八重山の無法イデオロギー』(産経新聞出版・1365円)

2013.03.31

 2011年夏、国境の島・沖縄県の八重山諸島(石垣市・与那国町・竹富町)で、教科書の採択をめぐって民主主義を根幹から揺るがす大騒動が起きた。マスコミ、住民団体、県教委が“世論”を作り上げ、一つの言論を封殺しようとしたうねりの中で、地元で小さな新聞社だけが正義を叫び続けた。彼らを突き動かした原動力は何だったのか。(文・福田哲士)

 ──沖縄の“言論空間”はどんな状況ですか

 「沖縄には『沖縄タイムス』と『琉球新報』という地元紙がありますが、この2紙を本土の人が読んだらイデオロギー色の強さに驚いてしまうでしょう。ウチナーンチュ(沖縄人)を脅かす米軍基地を沖縄から追い出すために日米両政府と闘うという『沖縄民族主義』に凝り固まっているのです。例えば米軍のオスプレイが配備されたとき、両紙とも激烈なキャンペーンを展開しました。県民による反対集会は2紙ともが1面と最終面の見開きで写真を掲載し、どのページでも反対の大合唱です。それ以外の意見は沖縄では認めない、いや存在しないといった感じです」

 ──教科書問題でも2紙が中心となって、大キャンペーンが展開された

 「自衛隊や領土問題がしっかりと記述された育鵬社版の教科書が採択される可能性が高くなると、両紙ともに1面や社会面で連日批判の嵐です。そこに住民団体の反対運動が重なって、『育鵬社の教科書は子どもを戦争に導く』『それを支持する人は悪い人だ』というような印象操作が行われたのです」

 ──なぜ八重山日報は中立な報道を続けることができたのですか

 「私も沖縄県石垣市生まれで、いわゆる“平和教育”を受けてきましたが、平和の名の下にトラウマだけを植え付ける教育には疑問を感じていました。それだけに、何の問題もない教科書がいわれもない批判を浴び、歪められることに違和感を覚えたのです。教科書採択では正当な手続きが貫かれるべきだとの思いで、自分たちなりに公正公平な報道を貫いているつもりでした」

 ──沖縄“世論”に反した報道では批判も強かったのでは

 「激しい反発は当然覚悟していました。役場で『八重山日報の取材は受けない』と面と向かって取材拒否されました。反対派からは『八重山日報はおかしい』という風評を流されました。他のマスコミからは『権力べったりのメディア』などと書かれたこともあります。6000部あった部数も減ってしまいました。ところが意外にも賛同する声も多かったのです。現在の沖縄の言論空間を『おかしい』と感じている人のほうが、実はサイレント・マジョリティ(声なき多数派)になりつつあるかもと考えさせられました」

 ──これからも闘い続けていく

 「八重山は教科書問題だけでなく、尖閣諸島問題、自衛隊配備問題なども抱えており、沖縄や日本の将来にとって重要な役割を担っています。地元に密着したマスコミとして、今後とも自分たちが信じる正しい報道に徹していきたいと考えています」

 ■あらすじ 2011年8月、沖縄県の八重山諸島で、いったんは採択された育鵬社版の中学公民教科書が反対派のごり押しで逆転不採択となった「八重山教科書問題」。その一部始終を、地元新聞社「八重山日報」の記者がまとめた1冊。沖縄タイムスや琉球新報による連日のバッシング報道や、県教委まで加担して不採択に導いていく過程を詳細に伝える一方、その背景にひそむ、尖閣諸島や米軍基地など日本が抱える多くの問題もあぶりだしている。

 ■なかしんじょう・まこと 1973年、沖縄県石垣市生まれ。八重山日報編集長。琉球大学卒業後、99年、同社に入社。以来、八重山地区の政治、経済、社会問題を中心に取材。2010年より現職。

 ■やえやまにっぽう 1977年、創刊された八重山のローカル日刊紙。八重山諸島(石垣市、与那国町、竹富町)をエリアとし、販売部数は約6000部。「沖縄タイムス」「琉球新報」などの地元紙とは一線を画した公正中立な報道を続けている

 

 

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ガンバレ「沖縄の小ヒトラー」!大城前教育長の断罪のために、

2013-04-03 08:24:25 | 八重山教科書採択問題
 ■那覇市立中央図書館の言論封殺に、断乎抗議する (抗議文例はこちらで)

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鉄の結束を誇った戦闘集団がが、奮戦むなしく完敗を受け入れざるを得ない状況に陥った。 同時に結束は空中分解し、各々自己保身に躍起となる。

八重山教科書問題の結末に動揺する極悪複合体のことである。

極悪複合体の構成員は数多くいるが、ここでは県教育庁と竹富町教委そして広報と旗振りを務めた沖縄2大紙を取り上げ、「結末」に対するそれぞれの対応を検証してみる。

とりあえず極悪複合体のメンバーの中でも敵(玉津、崎原連合軍)攻撃の急先鋒だった沖縄タイムス(又吉嘉例?)の「結末」(断末魔?)の報道を引用する。

新教育長、竹富町に育鵬社版一本化要求へ

 沖縄タイムス 社会  2013年4月2日 09時51分

 1日就任した県の諸見里明教育長は八重山教科書問題について「これまでの教育庁の流れを踏襲する。変更はない」と述べ、竹富町教育委員会に対し、中学公民教科書を「東京書籍」版から、保守色の強い「育鵬社」版に一本化するよう地元に働きかける方針を示した。県は2日以降、竹富町教委と協議の場を設け、議論する考え。

 諸見里教育長は「2日の町教委で竹富の最終結論が出ると聞いている。東京書籍の結果になっても竹富側の意見を尊重せざるを得ない。ただその場合、一本化が図れなかったとみて、与那国や石垣と話し合っていきたい。新たに国の指導があれば、それを出発点に町教委と協議を重ねていく」と説明した。

 県教育庁は、使用教科書の選択を竹富町の判断に委ねる考えを示していたが、3月1日に義家弘介文科政務官らが来県、県教委に町教委への採択替えの指導と、一本化できずに見送られてきた八重山地区の教科書冊数の報告を求めたことで一転、「育鵬社」版を使うよう指導する方向へ方針を転換している

 県教育庁と町教委との協議の中では、「東京書籍」版を副読本として採用する案も挙がっているという。

             ☆

県教育庁は言うことと為すことがまるで反対ではないか。

この記事はメディアリテラシーの教材として最適の教材である。

見出しだけを読むと、新任の諸見里教育長が前任の大城浩氏の間違った法解釈を是正し、竹富町教委の違法状態を是正すると誰でも思う。

だが違法状態をあたかも適法であるかのように喧伝してきたのは他ならぬ沖縄タイムスだ。

大城前教育長の間違った法解釈を認めてしまったら、同時に自分(沖縄タイムス)の間違いをも認めたことになる。

そこでこの不思議な文言だ。

>諸見里明教育長は八重山教科書問題について「これまでの教育庁の流れを踏襲する。変更はない」と述べ、

諸身里氏の発言が正しいとしたら、当然前任の大城氏の発言とは矛盾する点を激しく問いただすのが記者としての本分のはず。

ところが記者は、何の矛盾も感じないように、次の文言をサラッと書く恥知らずである。

>竹富町教育委員会に対し、中学公民教科書を「東京書籍」版から、保守色の強い「育鵬社」版に一本化するよう地元に働きかける方針を示した。県は2日以降、竹富町教委と協議の場を設け、議論する考え。

ネットが普及した昨今の新聞読者は、この矛盾に満ちた記事を鵜呑みにするほどバカではない。

少なくとも当日記の読者は、これを読んで沖縄タイムス記者の往生際の悪さに軽蔑の視線を浴びせるだろう。

さすがに新教育長の豹変を全く無視するわけにもいかず、次のような曖昧な表現で新教育長の路線変更を伝えてはいるが。

>県教育庁は、使用教科書の選択を竹富町の判断に委ねる考えを示していたが、3月1日に義家弘介文科政務官らが来県、県教委に町教委への採択替えの指導と、一本化できずに見送られてきた八重山地区の教科書冊数の報告を求めたことで一転、「育鵬社」版を使うよう指導する方向へ方針を転換している

新教育長が前任教育長の「間違い」を批判する形にすると、結局は沖縄タイムスも大城前教育長と一蓮托生になるのが怖いにのだろう。

では、一方の琉球新報は新任教育長の翻意をどのように伝えているか。

結論から言うと、一応大城前教育庁と諸見里新教育長の発言の齟齬を当時の発言を引用し明確にしているが、何故かウェブ記事にはない。面倒では有るが、文字起こしをしておく。

■琉球新報 2013年4月2日

「方針転換ない」

県教育長が明言

本年度から竹富町内の中学校で使用される公民教科書をめぐり、県教育長庁幹部が30日の同町教育委員会との協議で教科書の一本化を求めたことに対し、1日に就任した諸見里明県教育長は、琉球新報社などの取材に「(県教育庁は)方針転換していない。 竹富町と協議を続けていく」と述べた。 同町は2011年10月作成の資料で、一本化の遅れている原因を「(石垣市と与那国町、竹富町の)3市町教育委員会が協議を行わないこと」と指摘していた。 その上で「県教委が竹富町教委に対して、答申通り採択を求めることには無理がある」と見解を示していた。 
一方、3月に義家弘介文部科学省政務官が来県した後に出した大城浩県教育長(当時)コメントでは「課題解決については、今後、文部科学省や竹富町と話し合っていく」として、11年10月時の見解とは異なる見解を示していた。 協議で教科書の一本化を求められた竹富町の慶田盛安三教育長は1日、「県の見解を見てからしか動けない」との姿勢を示した

             ☆

>1日に就任した諸見里明県教育長は、琉球新報社などの取材に「(県教育庁は)方針転換していない。 竹富町と協議を続けていく」と述べた。

どうやら新任の諸見里教育長が「「(県教育庁は)方針転換していない」と述べたのは事実のようだが、大方の読者は「大きな変換だろう!」と突っ込みを入れたくもなるのも当然だ。

だが新教育長の言う「(県教育庁は)方針転換」とは、3月に義家弘介文部科学省政務官が来県した後に出した大城浩県教育長(当時)の次のコメントのことらしい。

「課題解決については、今後、文部科学省や竹富町と話し合っていく」

なるほどこの時点で大城氏は変わり身早く、既に見解を修正している。

従前は一本化を求めるのは石垣市、与那国の2教委であり、竹富町教委ではなかったはずだ。

だが、筆者も含め大方の読者は、新聞報道が目立たなかったため特に気にも留めなかっただけのこと。

本来なら大城氏が従来方針を変換した時点で、新聞は「裏切り者、大城教育長、国の圧力に屈す」などの大見出しで、大発狂してもおかしくはなかったはず。

それは沖縄2大紙があえてしなかったのは、沈みかかった泥船からそろそろ脱出すべき時期と卑怯な打算が働いたからに他ならない。

竹富町教委の暴走を煽り、違法な「9・8協議」まで策謀し、強引に「東京書籍への一本化」を企んだ張本人は、誰あろう大城浩前教育長その人ではなかったのか。

それがたったひと言の「修正コメント」で全てが免罪されて良いものか。

大城浩前教育町の責任を問える人物は大城氏の吹く笛に踊ってここまでの大騒動をやらかした慶田盛竹富町教育長をおいて他に適当な人はいない。

諸見里新教育長が前任者を庇って「方針変更はない」などといくら明言しても大城前教育長の犯した大失態の罪が消え去るものではない。

その意味で慶田盛氏には、唯々諾々と新教育長の見解に従がうことなく、最後まで違法な「ごり押し」を続行してほしい。

「私は大城浩県教育長の法解釈に従って正しいと信じたことを実行したまでだ」

「私だけが悪者になって指導者の大城氏が円満退任なのは納得できない!」などと叫ぶのをお忘れのないように。

がんばれ!慶田盛安さん!

「沖縄のヒトラー(大城前教育長)」の断罪のために。

          ☆

新任教育長が前任者の犯した「罪」を庇いつつ、コンプライアンスを遵守しようとすると、こんな不可解な記事が出来上がると言う見本が上記2紙の涙ぐましい記事。

沖縄2紙は大城前教育長と同罪になるのを極度に恐れ、自分らが熱烈支援した県教育庁の「方針は変わらない」を印象操作しているのが読者の失笑を誘う。

その点次に紹介する八重山日報の記事は県民が知りたがっている事実を淡々と報道し記者の心に一点の打算もないのが読み取れる。

■八重山日報 2013年4月2日

育鵬社版の採択要請 教科書問題で県教委

 

 石垣市、竹富町、与那国町の中学公民教科書採択問題で、県教育委員会が東京書籍版の配布準備を進める竹富町に、事実上、石垣市、与那国町と同じ育鵬社版を使うよう求めていたことが1日、分かった。竹富町教育委員会は応じる姿勢を見せていない。


 県教委義務教育課は「育鵬社にしてくれとは言えないが、同一の教科書にしてほしいということで協議を進めている」と説明。竹富町の反応がないため「今後の動きがない限り、県も動ける状況にない」としている。


 県教委などによると、3月30日に県教委幹部が町教育委員と協議。育鵬社版への一本化と併せ、東京書籍版を副読本にする案も示した。しかし町は拒否したと見られ、県教委は「選択肢の一つだったが、現在はなくなっている」としている。
 竹富町教委によると、1日には教科書問題に関する教育委員の話し合いはなかった。今後も話し合いの具体的な日程は決まっていないという。


 教科書無償措置法は採択地区内では同一の教科書を使うよう定めており、文部科学省の義家弘介政務官は3月1日、八重山採択地区協議会が選んだ育鵬社版を使うよう竹富町を指導していた。県教委幹部は共同通信の取材に「政務官の指導は重い。事態が悪化するのは避けたい」と話した。


 ただ慶田盛安三竹富町教育長は「30日の協議では、県から具体的な指導はなかった」と述べ、2013年度も寄付金で東京書籍版を購入し生徒に配る方針は変えないと強調。県教委幹部は「一義的には竹富町の判断だが、協議を続けていく」としている。県教委は3月31日付で大城浩前教育長が退任。前県立総合教育センターの諸見里明氏が新教育長に就任し、教科書問題への今後の対応が注目されている。

            ☆

>県教委などによると、3月30日に県教委幹部が町教育委員と協議。育鵬社版への一本化と併せ、東京書籍版を副読本にする案も示した。しかし町は拒否したと見られ県教委は「選択肢の一つだったが、現在はなくなっている」としている。

        ☆

 >しかし町は拒否したと見られ

竹富町は徹底的に拒否してほしい。

がんばれ、「沖縄のリトル・ヒトラー」!」

>県教委は「選択肢の一つだったが、現在はなくなっている」としている。

これこそが「方針転換」ではないか。

>ただ慶田盛安三竹富町教育長は「30日の協議では、県から具体的な指導はなかった」と述べ、2013年度も寄付金で東京書籍版を購入し生徒に配る方針は変えないと強調。県教委幹部は「一義的には竹富町の判断だが、協議を続けていく」としている。県教委は3月31日付で大城浩前教育長が退任。前県立総合教育センターの諸見里明氏が新教育長に就任し、教科書問題への今後の対応が注目されている。

確かに一昨年の夏以来全国の注目の的になった「八重山教科書騒動」は収束を迎えているが、県教育庁と竹富町教委それに騒動を扇動した「極悪複合体」の主要メンバーが教科書採択の本質論は傍において、責任のなすり合いをして見苦しい泥仕合が続くのだろう。

そろそろ、いい加減にしてほしいね。

【おまけ】

今朝の沖縄タイムス社会面中断の見出し。

きょう石垣で抗議集会

竹富教科書「国指導は不当」

懲りない面々のエネルギーには改めて感心するが、従前は「八重山教科書」と記述していた見出しが、「竹富教科書」と「竹富町の問題」に摩り替わったことと、社会面のトップは「興南高校 校内に予備校」の下に配置するなど沖縄タイムスのこの問題に対する引いた態度が垣間見れて興味深い。

参考資料

竹富町に育鵬社使用要請 県教委が方針転換 八重山教科書問題

産経新聞2013.4.2 00:13
 沖縄県・八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)の中学公民教科書採択問題で、県教育委員会が東京書籍版の配布準備を進める竹富町に、石垣、与那国両市町と同じ育鵬社版を使うよう求めていたことが1日、分かった。県教委はこれまで事実上、東京書籍版での一本化を求めており、方針を転換させた形。

 県教委によると、3月30日に県教委幹部が同町を訪れ、町教育委員と協議。育鵬社版への一本化と併せ、東京書籍版を副読本にする案も示したという。

 教科書無償措置法は採択地区内で同一の教科書を使うよう定めており、文部科学省は八重山採択地区協議会が選んだ育鵬社版での一本化を要求。3月1日には義家弘介政務官が同町と県教委を訪れ、違法状態を解消するよう指導していた。


一方、県教委はこれまで竹富町とともに、文科省の指導に応じてこなかった。同協議会が育鵬社版を選んだ後、育鵬社版を逆転「不採択」とした法的根拠のない協議を「有効」と主張し、事実上、東京書籍版での一本化を求めてきた。

 県教委幹部は方針転換について「政務官の指導は重い。事態が悪化するのは避けたい」と話した。

 ただ、竹富町の慶田盛(けだもり)安三(あんぞう)教育長は「30日の協議では、県から具体的な指導はなかった」と述べ、25年度も寄付金で東京書籍版を購入し、生徒に配る方針は変えないと強調。県教委幹部は「一義的には竹富町の判断だが、協議を続けていく」としている

 

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著者:又吉康隆
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