「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

長さんを襲う、過去からの「裏切り」

2013-12-21 21:25:09 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編、2作目は、

第313話 53.07.28 真夏の悪夢 (長さん)

セミレギュラー:西朱実

ゲスト:早瀬久美子
 久富惟晴
 広瀬昌助
 檜よしえ 山本聰 江角英明 兼松隆
 井上三千男 野見山夏子 竹田光裕 石光豊 久本昇 永野明彦 荒瀬寛樹
 
脚本:桃井章 小川英
監督:木下亮

長さんは、北署・広報課の松沢の仲人をつとめることになった。
かつて北署の保安課にいた2人はヘロインの運び屋を追っていたが、ビル建設現場での鉄骨落下に巻き込まれ長さんを庇った松沢が負傷、足が不自由になって広報の仕事をしていた。長さんにとってはまさに「命の恩人」だった。
長さんは長年の「恩」にすこしでも報いることができるとほっとしていた。
ところが、松沢は交通事故に遭い死んでしまう・・・婚約者の節子は松沢の慎重な性格を考えると事故死するのは信じられないという。
長さんは加害者の上条から事情を訊たり記録を調べたものの、まったくの松沢のミスとしか結果は出ない。
そのこと節子に説明がてら、これからの彼女の生活に力になりたいと長さんは申し出たが、節子はそれを拒絶し、さらに彼女はもともと事故の件で長さんを良く思っておらず、松沢も口には出さないが長さんを恨んでいたのではないかと言い張る。
そんな折、上条が飛び降り自殺をはかる。
解剖の結果、かなりのヘロイン中毒にかかっていたことが判明、殴られた跡があったために他殺と断定される。
長さんはそもそも麻薬担当刑事だった松沢が麻薬中毒者の上条に「殺された」ことに疑問を抱き、ふたたび捜査を開始するのだった・・・。

これまでは「家族」がテーマだった長さん主演作、本作からしばらくは「苦渋」がテーマになっていきます・・・。
その皮切りになる本作は、命の恩人の死、その婚約者からの拒絶、そしてクライマックスには最大の「裏切り」が待っています。
太郎フェチとしては、ハッキリ言って観ていて辛い展開ですが、だからこその野崎太郎像というところもあり、見逃せない作品であります。
何れにしても、怒らせてはならない長さんが今回も最後の最後で爆発します。
覆面車クラウンは「79-41」に変わります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボスの『死闘』

2013-12-21 20:58:24 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編、まず一作目は、

第312話 53.07.21 凶器 (ボス)

ゲスト:矢吹二朗
 佐々木孝丸 稲葉義男
 桐原史雄 村上幹夫 丹羽たかね
 デビット・フリードマン 加藤恒喜 門脇三郎 那須のり子

脚本:長野洋
監督:竹林進

丸の内商事にてプラント輸出を巡り大掛かりな収賄事件が発生、七曲署も捜査に加わることになった。
その矢先、丸の内商事の経理部長・市木が何者かに全身を何かで強力に打ちのめされた形で惨殺された。
一係では目撃者と凶器の捜索を行ったものの空振り・・・。
その最中、喧嘩騒ぎに駆り出られたゴリさんたちは、ビルの屋上から人が落ちるのを目撃、落ちた男は既に既に死んでいた。
しかし、着地点に段ボールが高く積まれていた為に即死するのはおかしいと、ゴリさんはビル周辺を見回すと、一人の男がビルから出てきた。
ゴリさんと大崎巡査はその男・セールスマンの江島を署へ連行し取り調べを行うが、ゴリさんの追及に余裕すら見せる態度をとる。
ボスは江島に重大な疑惑を持ちながらも、全く確証がない為釈放するがボンを尾行につける。しかし、江島は忽然と姿を消す。
二人目の犠牲者はビル荒しの常習者で、市木殺害当日にその現場近くのビルが荒らされていたことから、犯行を目撃してしまったようだ。
さらに、本庁から役人側の重要証人が七曲署管内に潜伏しているとの情報が入った直後、大崎巡査と重要証人はこれまでと同じ手口で殺されてしまう。
ボスは、これまでの犯行から凶器はその犯人の身体、すなわち空手使いのプロの犯行だと判断、さらに山さんの調べで黒幕は政界の大物・中田だと判明、中田に直接あたるが、返答はあたりさわりのない回答、しかし空手に関して尋ねたときの中田の反応から、これまでの推理の正しさを確信したボスは、江島の過去を調べる為香港に飛ぶ。
その頃、江島が潜伏しそうな丸の内商事の関係施設を検索していた殿下は、ある施設から一台のバンが出てきて尾行していたが、そのバンは港に向かっていた。港に急行する一係であったが、やはり江島は現れた。
しかし江島は船に乗船するのを拒否して、同行していた男たちは倒し逃走、さらにゴリさんたちが江島を逮捕しようと参戦するものの、逃げられてしまう・・・・。

太陽7周年目に突入、さらに7年前と同じ7月21日の放送日ということで、ボスが奮起する記念作的な位置づけになっているほか、裕次郎さんご自身が太陽に参加して初の肉体をフルに駆使したアクションを披露、殴り合いはさることながらプールに飛び込んだり、怪我防止の措置を撮らずナマの肉弾戦を、千葉真一さんの実弟・千葉治郎さん=矢吹二朗さん相手に繰り広げるという、当時の裕次郎さんの出演スタンスからは考えられない挑戦が話題になった作品です。
なお、今回を以て、覆面車クラウン「20-08」は引退です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘘を真実に!?巨悪に挑むボスたち

2013-12-20 07:01:02 | ビバ!チバテレビ
本日のチバテレ・テキサス編は、

第135話 50.02.14 ある敗北 (ボス)

ゲスト:草薙幸二郎
 高森玄
 鹿沼エリ 桜田千枝子
 幸田宗丸 入江正徳 伊藤洋子 並木静夫 若尾義昭 加藤茂雄
 宇佐美淳

脚本:小川英 浅井信之 四十物光男
監督:山本迪夫

郊外の私鉄の踏切で証券会社の社員が電車にはねられ死んだ。
駆けつけたテキサスは、一見刑事のように臆せず調べて回る男に圧倒されるが、その男は東洋日報の北山というベテラン記者だった。
死んだ男とはどうやら顔見知りで、なにかの情報を得ていたらしい。
その情報とは・・・死んだ社員はなけなしの金をはたき、鉄道新線の引かれる予定の土地を買っていて、その土地のことでノイローゼ君だったというが、ボスはこの事件の裏に大きな力が働いていることをかぎとる。
一方、北山は知り合いのバー・ホステスから、問題の土地についての裏情報を提供すると持ちかけられ、そのマンションを訪ねる。しかし。いつの間にか睡眠薬を飲まされ、気付いた時にはホステスはネグリジェ姿でそばで死んでいた。明らかにスキャンダルを作って記者生命を絶とうとする罠であった。
事件の裏に居る何かがいよいよ動き出した様子だが、北山の殺人容疑は晴れず、ボスはやむを得ず彼を逮捕する。
一係の必死の捜査の結果、例の土地は政界の実力者をバックに持つ不動産屋がタダ同然に手に入れたものを、鉄道新線をうたい文句に高額で売り出したが、鉄道は一向に引かれず、結局とりやめになるらしいとのこと、死んだ社員はその証券会社の調査力でそれを突き止めたため「消された」らしいことが判る。
その全てのからくりの裏に居る政界の実力者とは、かつてボスが命がけで追いつめたが、権力の厚い壁に阻まれ逃した男、俗に「箱根の人」と呼ばれる老人だった・・・。

ボスの宿敵、「箱根の人(老人)」との2回目の対決、さらに草薙さんも#77の新聞記者と酷似したキャラクターで登場、大人な雰囲気を醸し出します。
前回の対決は天然痘の感染蔓延を防ぐため、ボスが箱根の人にジーパンを「売る」というショッキングな話でしたが、今回は政治的な力が働いている嘘の宣伝文句で売り出された土地をめぐり、古馴染みの北山記者とボスはその裏に起きた殺人、さらにその土地自体の「嘘」を「真実」にしようと、箱根の人に対決を挑みます。
全面解決とは言えませんが、マイホームを建てる為になけなしの金を出している人々を救うために奔走するボスと北山、そして一係の活躍が描かれる名編です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裕次郎さんの御顔・・・

2013-12-18 22:55:05 | その他の放送
『相棒』の時間帯に放送されていた『甦る!昭和の歌謡曲』(テレ朝)

白いスーツが鮮烈な裕次郎さんが「二人の世界」を歌う・・・・。

クレジットには『燃えろ!石原裕次郎 芸能生活25周年記念』とある。

これ、ちょっと前にCSで放送されていましたが・・・なんか違う・・・。

裕次郎さんが若い。髪形とお顔からすると、太陽でいう#150あたりな感じ。

そして太陽組が画面に映り込む(@_@)

フジタクさん、小野寺さん、痩せる前の辰平さん、テキやん(勝野さん)、ヨコワケの竜さん、後ろ姿のもじゃもじゃっぽい頭はまさか露口さん!?(25周年の時は未出演)・・・・。

と調べてみると、昭和50年6月24日に『石原裕次郎芸能生活20周年記念・太陽は今も輝く!』(NET)という番組が放送されたらしい。
見たことありません。。。

多分、そうでしょう。

しかし、裕次郎さんの御顔を拝見し、年代を当てられるというのも・・・・病気だぁ・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽放送予定 2013.12.19号

2013-12-18 22:34:16 | 放送予定

向う一週間の太陽放送です。

▼三重テレビ  マカロニ編

拳銃に弾を込めず、丸腰状態で拳銃を乱射する犯人を追いつめ逮捕したゴリさん、しかし流れ弾がゴリさんと面識のある若い女性に当たってしまう・・・そして一時は回復した彼女が突然死んだ・・・ゴリさんの信念、若き女性の暗い「ウラ」、ゴリさんの単独初主演作となる#14を放送。

▼日テレプラス
「ブルース登場編」が終了したため、初放送に付随した再放送は休止、しかし2週遅れの再放送は通常通りです。
本日、お変わりのないことに驚いた志穂美悦子さんの出演作放送が少なくとも向こう一週間は「怪盗107号」しかないようなので、是非(^_^;)

▼千葉テレビ テキサス編
自殺事件の裏に土地売買に絡む政治的からくりが・・・事件を追及するボスの旧知の新聞記者・北山が罠にかかる・・・ボスの宿敵「箱根の人」が再登場する未解決事件#135を放送。

▼ファミリー劇場
再放送は、通常通りです。
初放送「ボン&ロッキー編」は、汚職の証人が殺されるが凶器が判らない・・・次々殺される証人、ボスはその「殺し屋」の凶器はその卓越した身体であると見抜くが・・・・太陽7周年の日に送る、ボスの危機一髪編、ボスと千葉治郎氏演じる「殺し屋」が死闘を繰り広げる#312と、
もう一作は、長さんの北署時代の命の恩人が交通事故死、婚約者に恨まれながら、恩人の密かに追っていた事件とその恩人の死を結びつける糸口を捜し当てる、これから始まる「長さん苦渋シリーズ」の1作目、#313を放送。

▼とちぎテレビ ジーパン編
逃走する指名手配の凶悪犯の犯行と思われる殺人が。本庁からも刑事が来て、捜査網は張られるが・・・凶悪犯を追ううちに山さんはその男にも人の心があるかも・・・と思い出す、そして凶悪犯は今回の犯行も自白するが・・・どうしようもない境遇の男、同じように辛い境遇だった山さんが凶悪犯に人間らしさを見る#97を放送。

▼テレビ埼玉 ジーパン編
以前ゴリさんが勤務していた湊署がある街に5年ぶりに戻ったゴリさんの目的は、証言者を守ること・・・ヤクザを一掃した5年前に舞戻りそうな街に嫌気がさしてきた証言者・・・その舞戻りを阻止するためにゴリさんは捨て身で孤独な戦いに挑む#55を放送。


[12/19~12/26 太陽放送](※<初>当該CS局にて初放送 <再>当該CS局にて再放送)

12/19(木) 20:50~21:45 三重テレビ(地上波) 太陽にほえろ!「第14話:そして拳銃に弾をこめた」

12/20(金) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#301 銀河鉄道』

12/20(金) 20:00~21:00 チバテレビ(地上波) 太陽にほえろ! #135 ある敗北 (126/158)

12/21(土) 22:00~23:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#312 凶器』
12/21(土) 23:00~24:00 ファミリー劇場HD(CS) <初> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#313 真夏の悪夢』

12/22(日) 10:00~11:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#590 怪盗107号
12/22(日) 11:00~11:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#591 ボギーの妹?

12/22(日) 12:00~12:55 とちぎテレビ(地上波) 太陽にほえろ! ジーパン刑事編 第41話 #97 その子に罪はない!

12/23(月) 5:00~6:00 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#590 怪盗107号
12/23(月) 6:00~6:50 日テレプラス(CS) <再> 太陽にほえろ!【ブルース刑事登場編】#591 ボギーの妹?

12/25(水) 19:00~20:00 テレ玉(地上波) 太陽にほえろ! 第52話「#55 その灯を消すな」

12/26(木) 5:00~6:00 ファミリー劇場HD(CS) <再> 太陽にほえろ! HDリマスター版 『#302 殺意の証明』


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロケ地検索&メモ #310

2013-12-18 05:14:53 | ロケ地検索&メモ
志穂美悦子さんが地上波では本当に久しぶりにテレビ出演だそうで。(本日のTBS「はなまるマーケット」)
太陽中毒としては奇遇極まりないのですが・・・・(^_^;)


第310話 再会

*聖徳太子がいっぱい・・・
*しかし、女性に大金を運搬させちゃダメでしょう・・・あぶない。
*今回の犯人も妙に自信があるというか・・・。
*団地屋上での張り込み、ロッキーはお手の物でしょうが。
*木琴系流用曲多用。(新旧取り混ぜて)
*そう、#200はゴリさんがまだヨコワケの頃・・・ずいぶん時間が経った感じがしますが、二年前の事。
 知らぬはヒゲばかりなり・・・。
*道代を目撃して直ぐのゴリさんは、まだその事態を呑み込んでいなかった感じで、ジワジワと頑なになっていくわけですが。
 気持ちはわかるような。
*しかし、これほど過去のライブラリが使用される作品も少ないです。
*でもゴリさん、昔と比べると痩せたなぁ・・・。
*竜IN太陽で使用されている場面(スチール)が多いのもこの作品の特徴。
*ゴリさんの気持ちも痛いほど判り、道代の気持ちの沁みるほどわかる・・・ドア越しの再会、観ているこっちがぶるぶる震えます。
 というか、辛い。
*これだけ、ゴリさんの頭のなかで道代の事がリフレインするというのも、間違いなく未練は強く残っていた証しではあります。
 恋人をつくらなかったのもそのせいなんでしょうが、既にベテランの域に達していたゴリさんとしては、やはり数少ない「弱点」ではあったと思います。
*あぐらをかくゴリさん、体育座りの殿下、その後ろ姿が妙に好きです。
*「イニッシュアル」露口さん=山さんの独特な言い回しです。
*詰めの取り調べ、山さんは結構厳しい・・・フェミニストの山さんとしては許せんところでしょう。
*恋は盲目・・・殿下、意味深。
*個人的には「ゴリさん誓いのテーマ」は道代のテーマでもあり・・・この回の使用が強烈に印象に残っています。
 いや、最後の道代の話を聞いていると、男っていうのは女々しい生き物だなぁ・・・(決してゴリさんがそうだというわけではなく)と自分自身反省してしまう・・・いつも(^_^;)

=ロケ地=

冒頭は江東区亀戸7丁目?(#43もこの近辺だったような)
現場ビルはロケ常連の渋谷区千駄ヶ谷5丁目。いつもの正面エントランスではなく、その脇にある搬送通用口を使用。
銀座アスター新宿店(当時は歌舞伎町の東亜会館にあったらしい)
新宿駅 地下街含む
新宿御苑
新宿2丁目交差点付近~新宿3丁目西交差点
新宿副都心 太陽通り

大蔵団地
大蔵3丁目公園

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロケ地検索&メモ #591

2013-12-16 21:58:22 | ロケ地検索&メモ
第591話 空白0.5秒

*山さんのストレートヘア化開始。「北の蛍」出演の為ですが、あの映画・・・なかなか良いです。
*ずっとジャンパー姿であまり気にしていませんでしたが、この話を観て・・・徹さん、ネタじゃなくて結構いい腹しているなぁ・・・と思った自分がいたりして(^_^;)
*それに加えて、当時ビックリしたのがブルがライフルを構えていること・・・ゴリさんやトシさん以外が本編でライフルを構えること自体稀であり、かつ当時の新人刑事が発砲、射殺、査問委員会なんてあまりにも意外な展開に驚いたものです。
もしかすると、最初はブルじゃなかったんじゃないかと。
でも、確かにブルは射撃は上手い筈ですし(そうじゃなければ44マグナムなんて持てませんし)・・・でも、そういう設定は無かったなぁ。
*いつもは悪役の「15-27」後期230セドリックも今回は覆面車。
*氏家氏は太陽では殿下に射殺され、長さんに撃たれ、今回はブルースに射殺されるという、結構似た役どころが多いし、殿下の「殺人鬼」でも親へのコンプレックスを抱えた息子役を演じられていた。
*もしかすると元ネタは#523じゃないかというのは当時も思ってましたが・・・。
*ラガーの説得はベタですが、自身も同じ境遇だから許される部分はあるでしょうが、逆効果だったとは・・・。
*ボギーが本当にアタマにきている。
*母親をラガーが止める河原のシーン、妙に印象深い。
 まだあの頃「イサオ」のイメージが頭に残っていたころなのと、あの何とも言えない夕焼けがそうさせたのかもしれませんが。
*今回の査問委員会の委員長は加藤さんなので、何となく安心して見られたというのはあったかも。
*ラガーにとってはヘヴィー極まりない展開、本当は説得に失敗しているのに、ブルースやボギーと対立したり、仲間を窮地に陥れる証言をしたり、結果的にはうまく行っていなかった親子関係を証言してもらおうと泣きながら懇願したり・・・。
考えてみると、殿下亡き後の「不幸刑事」の称号を継承したのはラガーだった・・・人気者は辛いという部分だと思います。
*ラガーの抱き付き癖、ボスにまで発揮。。。「きもちわるいんだ!」・・・御意です、ボス(^_^;)


=ロケ地=

東亜金融の入るビルは西新宿1丁目。かなり印象が違うものの現存。
江口の長屋風住居は砧1丁目にあった都営の住宅。
新都心歩道橋


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロケ地検索&メモ #308,309

2013-12-16 21:23:16 | ロケ地検索&メモ
第308話 新しき家族

*写真にて高子=町田さんが登場、恐らく#290撮影時に撮られたものかと。(隆は別人)
*高知の「嫁」さん、高子に似てない?高子の妹でしょうか。
*加代子の父・一郎を演じるのは、大木史朗さんだと思われますがノンクレ。
*山さんとしては、加代子にお手伝いを頼んだのは何よりも人柄にほれ込んだものとしか思えない(^_^;)
 山さんであれば、今回みたいな事が起きるというのは予想が付いたはずなので、やはり山さんはこういう人を見る目の自分自身への信頼というのが強い現れかもしれません。何かあっても自分が全ての責任を負うという確固たる決意というか。
*事情聴取のみで名誉棄損とは(^_^;)
*アッコの隆が帰ってくるという喜びようは気持ちはよくわかる・・・高子看取ってますからね。
*木琴系流用曲初出、これから末期まで頻繁に使用。
*山さんも子供の事となると、この時は特に弱い・・・救急車がつかまらなかったら、タクシーって手もありますからね。
 でももし同じ立場だったら、同じことしたでしょうね。
*どうも今回の「隆」は小椋さん含めて3人いるようだ(^_^;)
*今回の阿藤さん、珍しく存在感が無い・・・。
*この時期は山さんの苛立ちとか怒りが結構出てくる機会が多い・・・今まで抑え過ぎていたというのもあるかもしれませんが。
*初回から息がぴったり合っている加代子と隆、ある意味名コンビです。
*今回も山さんの機転のテーマとして「希望のテーマ」のレコードバージョン。ある意味山さんのサブテーマです。
*ロッキーのキングベアっぷり、結構怖いかも(^_^;)
 でも隆はお気に入りなんですが。。。
*加代子との「家族」の会話、あれ普通の俳優さんじゃできない、露口さんだからこそ自然な感じがする、それがまぁ・・沁みますね。
*やっぱり乾杯のビールはサッポロ。黒ラベルは初登場じゃないでしょうか。

=ロケ地=

山村邸は砧3丁目、2009年現在現存。
新宿区百人町2丁目(大久保駅付近)
大崎観光はいつもの暴力団ロケ常連ビル、西新宿7丁目。
牧野のマンションは御馴染み砧Fマンション。
菊池外科病院/世田谷区桜1丁目。
バス停は世田谷区桜丘2丁目。
 ゴリさんが下りてくるらせん階段歩道橋はその先の桜丘5丁目。
 加代子と隆の買い物場所はその近くの千歳船橋商店街だと思われる。



第309話 危険な時期

*冒頭はボンファンへのサーヴィス?
*ボンはデリケート(メモメモ
*役付の刑事連が健康診断未受診。。。長さん増々痩せてきたなぁ。。。
*アッコの説教は珍しい(^_^;)
*まあ、この頃から気の多くなる(^_^;)ボン、だから実を結んだんですが、それがあの悲劇につながるとは・・・
*たき再び。二本線なので婦長ですね。
*大阪出身のボンが標準語で、自称・高倉健氏が関西弁(^_^;)
*でも岡部は素直なんでしょう・・・仁哉さんらしい役どころ。
*山さんの三つ揃いスーツも定番化なのですが、ぐんと高級感が増した感じで大人の男だなぁ・・・。
*たきが言っていた「人間の死なんて美しいものでも、名誉あるものでもないのよ」というのは、太陽の根底に流れているテーマの一つではある、だからこその殉職編というのが、太陽の大義名分であるとも思う・・・。
*警官になって5年のボン。
*白いスプリンターセダンGS、山さんによく似合っている・・・でもよくGSを借りてこられたよなぁ・・・最高峰はGTとしても、当時それほど数が出たとは思えないGSなので。
*大阪ナンバーの230セドリックも不思議な車両。スタンダードグリルにリヤガーニッシュ、そして太いフェンダーミラーにCピラーにマークなし。DXベース?、ボンが拾う個人タクシーもマスクだけ後期でフロントバンパーやリヤ全体は前期。
モデルチェンジから3年近く経っていたので、結構色々とカスタマイズされていたのかも知れません。
*今回は山さんがボンを気にしている感じが・・・。
*久々登場、電光ナンバーの黄色いコスモ。
*殉職ステージとしては相応しいものがあると思いますが・・・確かにヤクザ達を助けるよりは女性を助けての方が・・・(^_^;)
 ただ、緊張感からいけば殉職編よりこちらの方が勝っていると思います。
*ゴリさんのテーマが効きます。(これのおかげで「・550」のスプリンターが焼き付いてしまった。。。)
*久々のゴリさん早抜き両手撃ち披露。

=ロケ地=

岡部とボンが出会ったのは新宿2丁目の交差点?
新宿2丁目周辺を聞き込みにあたるゴリさんや殿下。
歌舞伎町2丁目。
新宿駅地下 コインロッカーなど
城南医科大付属病院は北里研究所病院/港区白金5丁目
岡部が走る高架下は渋谷区恵比寿2丁目、病院から近い。
 ボンがタクシーを捕まえる傍らのパン屋さんは現存(惣菜パンが充実)
新宿駅西口ロータリー付近
新宿副都心 中央公園北通り 太陽通り 
セメント工場は芝浦らしい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロケ地検索&メモ #590,591

2013-12-14 19:07:48 | ロケ地検索&メモ
第590話 怪盗107号

*志穂美悦子さんのゲスト・・・個人的にはもう手放しで喜んだりして。。。
それにしても、当時の志穂美さんは活躍の幅を拡げて、相当脂が乗っていた時期なので、何故このタイミングに太陽に?と思ったものです(^_^;)
恐らくは画面から見てもノリノリ感がある志穂美さんと、世良さんたちと知り合いだったこと、三菱の洗濯機CMに出ていた等の複合的な材料が功を奏したものと思います。
しかし・・・これは個人的な意見ですが、これだけ様々な方面に器用な女優さんも知りません。
カッケ~ですもの・・・(私の革フェチとは別です・・・マジで。でもそれはそれで・・・)
なんか、今回も松本圭子役はいろんな志穂美さんのエッセンスが凝縮されているようで、一回きりだったのが残念。
今回については志穂美さんが全てのアクションを担ったわけではないようですが、それでもも見応えはたっぷりあります。

*その他に田中氏、中氏、剣持氏となかなかの「強者」をそろえたゲスト陣・・・。
*ブルースの強者っぷりを先輩に向ける(^_^;)のはこの頃から。
*この撮影あたりから東京に雪・・・そりゃ、クラウンも滑る。
*トシさんが革ジャン着用・・・カッケ~です。(これを切っ掛けにトシさんのジャンパー着用が多くなる)
*「あ~ら、西條さ~ん!」・・・なかなかのノリの受付嬢、嫌いじゃないです。(徳永廣美氏で良いと思います)
*となりの「ゆうくん」も中々良い味。
*「トシさん編」とは別な、金子さんの脚本らしいセリフが随所にちりばめられている。これとドックがぴったり合っているのもこの作品の魅力だったりして。
*飛ぶクジラクラウン・・・着地が思いのほか早かったので、スタントの方が頭を天井に打っている様子・・・。
 ちなみに着地時撒き散ったのはクラウンマークのキャップ・・・。
*「・784」のプレジデントは常連車ですが、スタンダードな430グロリア?は借り物?

=ロケ地=

新宿ニューシティホテル
新宿副都心 十二社通り 中央公園南西通り

大王貿易のビルは、西新宿6丁目だと思われる。
景子のアパートは、世田谷区桜丘3丁目。
 現在はマンションが建っている。ちなみに横断歩道には信号が付いている。(ここは前にも使用された。)
不動産屋は砧3丁目、国際放映の前。
圭子が家族と以前住んでいたマンションは世田谷区千歳台4丁目。
ジョギングコースは世田谷区大蔵5丁目、大蔵団地のそばで仙川沿い。
新宿中央公園

大津歯科は降参・・・世田谷ではあるらしいのですが・・・。


第591話 ボギーの妹?

*デヴューして2年以上経過している川田さんなので、ある意味堂々とした好演でもあり、やっぱりあの裏返り声は川田さんらしいし、世良さんとの相性も良かったように思えます。洋子は寂しさに憎しみが勝ってしまったという感じでしょうか・・・あの反応の良さと兄弟「劇」を心底楽しんでいるところがなかなかいいですよね・・・。

*いい男ボギー、食生活はあまり変わらない(^_^;)ようですが、自炊も出来ることを披露するなど、やればできるところを見せるし、なにやらボギーには似つかわしくない「人間の・・なんやら・・・」という難しそうな本まで所有・・・前はマンガ本だけだったような(^_^;)
しかし、洋子のことを実の妹のようにしっかりと考えた記憶回復後の一連の行動は誰にでも出来るものではないとは思います。
それにしてもボギーが記憶喪失とは・・・ですよね。
ちなみに、ボギーが記憶喪失当初着ていたコートはロッキーのお古。
*「ボギーが七曲署に来て1年半・・・」トシさんのこのセリフで、もしかしたら殉職?と直感したら直ぐにその情報が流れて・・・凹みました。

*新ルパン・・・あの話がいつの回かすっかり忘れてます(^_^;)。絵からいくと、児玉監督で作画にテレコムが参加しているようですが。
*正子が「後輩」以来の登場、確かにここまで行方が分からないと・・・。
 でも、この人が上京しなかったら、事件解決も長引いたかもしれませんが。
*ドックの部屋・・・刑法演習なる本にカウンタックのポスター・・・ドックらしくない(^_^;)
*今回の「ボス愛のテーマ」は効き過ぎ・・・(^_^;)
 いい男だねぇ・・・ボギー。
*「ボスだよ」ボスが劇中で自らをボスと名乗る(^_^;)のは本当に珍しいことです。(確かこれぐらいだったと)


=ロケ地=

冒頭は新宿4丁目、国道20号線を渡り新宿3丁目へ。
小田急バス「吉14」に乗るボギー・・・布田か調布駅にでも降りるのか(^_^;)
ボギーが記憶を無くす現場は世田谷区瀬田1丁目。おなじみの場所です。
ボギーのアパートは世田谷4丁目らせん階段アパート、いわゆる「太陽寮」(^_^;)
竜神会はいつもの暴力団常連ビル、西新宿7丁目。
寺内タケシ氏の広告があったのは調布駅
新宿駅西口
新都心歩道橋、その付近
雪だるまのある新宿中央公園 噴水付近 淀橋給水所脇道
新宿区役所
ボギーには馴染み深い、希望丘公園/世田谷区船橋7丁目。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴリさんの衝撃的「再会」、殿下の衝撃的「運命」

2013-12-14 14:26:18 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、2作とも濃厚・・・。


第310話 53.07.07 再会 (ゴリさん)

セミレギュラー:武原英子

ゲスト:潮哲也
 小林かおり
 津野哲郎 星一 渡辺めい子 手塚敏夫

脚本:長野洋
監督:櫻井一孝

銀行帰りのOLが金を奪われ殺されてしまう。
ゴリさんは丁度犯行時間と思われる頃に、現場になったビルのサラ金に借金を返しにきたサラリーマンの安田という男がいたことを聞き込んでくる。
安田は年中会社で前借りをしていたり、競馬に凝っていたり、婚約者がいたり、一見甘い風貌で好印象ではあるものの金遣いは荒いようだ。
返済した借金の件も、万馬券を当てたといい、犯行当時は場外馬券場に居たという。
しかし、犯行現場に出入りした人間の内動機があるのは安田以外に見当たらず、犯人が安田ならば必ず未使用の大金を動かすと予想した一係では、安田に張り込みを付けることになり、安田が住む団地にはゴリさんとロッキーが赴いた。
向かいの団地を張り込み中のゴリさんは安田の隣の部屋の夫婦を見て衝撃を受ける。
かつての婚約者、道代がいたのだ・・・
どうにか平静を保とうとするが、ロッキーの問いかけにも上の空だったり、考え込んだり。
やがて安田は道代の部屋に現れ、電話を借りた。
ゴリさんは意を決して道代の部屋を訪ね、一方的に警察官という立場で道代に接し、安田の電話の相手を聞きだすが、その部屋には見覚えのある「熊のぬいぐるみ」が・・・・。

#200で自分のおじが犯罪に手を染めてしまったため、自ら身を引き広島へ行ってしまった道代、その時は刑事を辞めても結婚しようと思ったゴリさん、このまさに引き裂かれてしまった二人が七夕の放送に再会する、#300と6周年記念を含めた意味も出てきた「一環」の一作。
道代を見たとたんから、昔の事が嫌でも走馬灯のように頭の中を駆け巡るゴリさんは、やはりミスを犯してしまいます・・・。
一方的にビジネスライクにやり過ごそうとするゴリさんを見る道代の真摯な眼差しとやり取りは一種感動さえ覚えます。
そんな二人、そしてその頃はゴリさんたちと同じような境遇になってしまっていた殿下が何となく絡んでいきます。

太陽を観ていて良かったと思う話は色々とありますが、この話もその一つで、確かにゴリさんの気持ちの方が感情的には見ている側としては勝ってしまって気が気ではない状況になってしまいますが、それを解放するラストが、なんというかこうあるべきというか・・・。




第311話 53.07.14 ある運命 (殿下)

セミレギュラー:香野百合子

ゲスト:清水紘治
 磯村千花子 前沢迪雄
 木下ゆず子 伊海弘 白河澄子 根本好章 大矢兼臣 根岸加代子 岡本洋子 二又一成 小林潤史

脚本:畑嶺明 小川英
監督:竹林進

結果的に「前科」が付いてしまい、教師を辞めてしまった恵子との婚約を決意した殿下。
果たして刑事を続けられるかの瀬戸際、署長から許可が出て、晴れて婚約話を刑事として進めることが出来ることになった。
その報告の為に恵子の母が住む小田原に向かう途中、殿下が飲み物を買いに行ったちょっとした間に殿下の車が爆発、恵子は車の外に居たものの、吹き飛ばされた車のドアに背中を強打され、意識を失い病院に担ぎ込まれる。
捜査を開始した一係、殿下の車には時限爆弾がセットされていた痕跡が残っており、さらに殿下と恵子が待ち合わせしたレストランでは数人の子供が不審な男を目撃しており、ハッキリとした記憶から信憑性の高いモンタージュが作られた。
自分の為に恵子は・・・狼狽する殿下だったが、そのモンタージュを見て一気に奮起、その男は半年前に殿下が関わった事件の矢沢という男で、調べてみると会社はクビになり、婚約も破棄されて、警察を恨んでいた。
殿下は直接再就職先の矢沢に当たるが、レストランに行ったのは仕事であるセールスの為に駐車場を借りただけというが、殿下への敵意は見て取れ、殿下にしても矢沢を犯人であると確信している為、自分自身の矢沢への憎しみを抑えるのに精いっぱい。
さらに爆破現場から矢沢の行きつけの店のマッチが発見されたりと、増々矢沢の犯行という印象が大きくなるが、確証には至らない。
殿下は矢沢に張り付いた、しかし・・・。

殿下・恵子が婚約、しかし・・・殿下の為に恵子は下半身不随になってしまいます・・・。
これは初代婚約者である麻江の時代からある、「殿下を結婚させたくない」というファンの声が根強く、やはり殿下は不幸せな方向に向かっていきます・・・前回のゴリさんのこともあり、署長の結婚許可は結果的に大きな不幸中の幸いという事になった感じです。
それに加え、矢沢の狡猾な面、殿下を今度は刑事としても葬ろうとする執念は底冷えするような怖さを感じさせます。演じる清水さんの憎々しい熱演が生えます。
さらに泥だらけアクション、爆破や横転で車両3台が破壊されるなど、結構アクション面でも見どころがある作品です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする