コスモスの花芯をさらに拡大して撮影した超マクロ写真です。閉じた嚢の表面の構造が良く分かります。嚢表面には5本の筋が入っており,この部分から開いて五角形の星形の孔となり,その内部より雄しべが出てきます。その隙間からひょろひょろ伸びているのは雌しべなのでしょうか。
この写真はデジタル顕微鏡を用い表示倍率100倍で撮影しPCに取り込みました。対象物の大きさはスケール(例えば定規)を同倍率で撮影した画像と比較すると評価できます。今回の場合閉じた嚢の大きさは約1mmです(誤差は±0.1mm以下)。
撮影日:2012.10.10 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)