生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#1751] コスモス(8)-花芯の超マクロ写真

2013-10-16 14:21:01 | Weblog

 コスモスの花芯をさらに拡大して撮影した超マクロ写真です。閉じた嚢の表面の構造が良く分かります。嚢表面には5本の筋が入っており,この部分から開いて五角形の星形の孔となり,その内部より雄しべが出てきます。その隙間からひょろひょろ伸びているのは雌しべなのでしょうか。

 この写真はデジタル顕微鏡を用い表示倍率100倍で撮影しPCに取り込みました。対象物の大きさはスケール(例えば定規)を同倍率で撮影した画像と比較すると評価できます。今回の場合閉じた嚢の大きさは約1mmです(誤差は±0.1mm以下)。

撮影日:2012.10.10                                                                                       ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)

 

 


[#1750] コスモス(7)-花芯の超マクロ写真

2013-10-16 13:49:40 | Weblog

  コスモスの花芯の超マクロ写真です。中央の上の方でやはり星形の縁を持つ孔から雄しべが出てきています。多くの雄しべは5個の尖った縁を持つ五角形の孔の中から出てくるのですが,この雄しべは6個の尖った縁を持つ六角形の孔のなから出てきています。他の写真でも同様の構造が見られました。星形の孔の縁はもともと不均一で,長く伸びる縁もあれば短めの縁もあります。長い方の縁が一つ折れ曲がって写真のようになったのかも知れません。

撮影日:2013.10.10                                                                                                                                     ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)

 


[#1749] コスモス(6)-花芯の超マクロ写真

2013-10-16 13:10:22 | Weblog

 今回もコスモスの花芯の超マクロ写真を載せます。2個の星形の縁を持つ孔の中より雄しべが出てきています。この顕微鏡写真と同じ条件で撮ったスケールと比較すると葯の”大きさ”は約1mmです。ここで”大きさ”は5角形の頂点を含む円の直径として定義しました。

撮影日:2013.10.10                                                                                              ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭