ヤナギハナガサの小花を根元から撮った低倍率のデジタル顕微鏡写真(×30)です。小花は数本づつまとまって咲くのですが,1本だけ残っている様子を撮りました。ロート状の小花はそれぞれ筒状の花床より伸びてきています。前回および前々回の写真は花床から引き抜いた状態です。ロート状の花の下部の薄緑色の部分が花床に埋まってたか所です。
撮影日:2012.10.20 ミクロラボΠ(パイ)-SABAE ポリ亭
ヤナギハナガサの小花を根元から撮った低倍率のデジタル顕微鏡写真(×30)です。小花は数本づつまとまって咲くのですが,1本だけ残っている様子を撮りました。ロート状の小花はそれぞれ筒状の花床より伸びてきています。前回および前々回の写真は花床から引き抜いた状態です。ロート状の花の下部の薄緑色の部分が花床に埋まってたか所です。
撮影日:2012.10.20 ミクロラボΠ(パイ)-SABAE ポリ亭
ヤナギハナガサのデジタル顕微鏡写真(×100)を載せます。前回撮影したヤナギハナガサを三分して撮影しました。花弁以外の部分は毛状体で覆われています。上の写真に写っている毛状体の長さは0.2-0.4mm程度です。花弁の外部にも毛状体がたくさん生えているのは”か弱い花”が水でべったり濡れるのを防いでいるかも知れません。毛が生えていると水は水滴となり落下し易くなると想定されます。
撮影日:2013.10.20 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
ヤナギハナガサの小花は容易に抜け落ちてしまいます。熟してくると少し触れただけでも落ちてしまいます。引き抜いた花を横から撮影したデジタル顕微鏡写真(×30)を載せます。花の形が全体としてロート状であることが分かります。最下部の草色の部分は花床に埋まっていた部分です。
撮影日:2013.10.20 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭(T. TAKAHASHI)
◆ ヤナギハナガサの花芯部のデジタル顕微鏡写真(×100)です。花の形は全体としてロート型です。ロートの広がりに相当する花弁は薄紫色で直径は約5mm,すぐ下の細長い7mmくらいの筒状部分より上方に広がっています。ヤナギハナガサの花芯の中心部(筒状部分)には壁より生えた毛状体が見えています。この写真には雄しべも雌しべも見えていません。
◆ 今回のシリーズはデジタル顕微鏡を用いて撮影しました。撮影倍率は顕微鏡に表示されますが,PC画面に表示される大きさは圧縮率にもよります。そこで実際のサイズは同条件で撮影した目盛を基準に決めることにします。以下同様です。記載されている倍率は顕微鏡に表示された数値である点に注意してください。これまで「超マクロ写真」と称していた表現も「顕微鏡写真」ということにしました。以下このシリーズは同様です。
撮影日::2013.10.20 ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭